
let A know B は「AにBを知らせる・教える」という、会話で非常によく使われる形です。
とくに重要なのが次の2つです。
- Let me know.:分かったら教えて・知らせてください
- I’ll let you know.:分かったら知らせます・また連絡します
tell のように今すぐ情報を伝えるだけでなく、何かが決まったとき、変わったとき、必要になったときに知らせる場面でよく使われます。
この記事では、let A know Bの語順、if / when / what / how の続け方、丁寧な言い方、tell・inform・contact との違いまで例文付きで解説します。
- let + A(人)+ know + B(内容):AにBを知らせる
- Let me know.:分かったら教えて
- I’ll let you know.:分かったら知らせるね
- Please let us know.:お知らせください・ご連絡ください
- letの後ろは to knowではなくknow
Contents
let A know Bの意味と語順
基本の形は次のとおりです。
- Let me know your decision.
あなたの決定を教えてください。 - I’ll let you know the result.
結果をお知らせします。 - Please let everyone know the new schedule.
新しい予定を全員に知らせてください。
Aには me・you・us・him・her・everyone など「情報を受け取る人」が入り、Bには名詞や文が入ります。
日本語とは語順が違うため、まず「誰に」をletの直後へ置くのがポイントです。
なぜletで「知らせる」になる?
letの中心には「相手の行動を止めず、そのままさせる」という感覚があります。
let me know を形どおりに捉えると、「私が知ることを可能にして」。「情報を私のところまで通して」という感覚から、自然な日本語では「教えて・知らせて」になります。
letのコアイメージをさらに詳しく知りたい方は、姉妹サイトbe-rize.comのletの意味とコアイメージも参考になります。
しゅみすけ(大山俊輔)
Let me know.の意味|「分かったら教えて」
Let me know. は、相手があとで判断する、確認する、状況が変わるといった場面で使います。
A: I need to check my schedule first.
まず予定を確認しないと。
B: Sure. Let me know.
分かった。決まったら教えて。
日本語では状況に応じて、次のように訳せます。
- 教えてください
- 知らせてください
- 分かったら連絡してください
- 決まったら教えてください
Let me know. だけでも通じますが、何を・いつ知らせてほしいのかを後ろへ足すと、より具体的になります。
if・when・what・howの使い分け

Let me know if …|もし〜なら教えて
if は、起こるかどうかまだ分からない条件を表します。
- Let me know if you need any help.
助けが必要なら言ってください。 - Please let me know if anything changes.
何か変更があればお知らせください。 - Let us know if you have any questions.
ご質問があればお知らせください。
Let me know if you need anything. は、お店・職場・家庭などで「必要なものがあれば言ってね」と申し出る定番表現です。
Let me know when …|〜したら教えて
when は、その出来事が起こることを前提に「そのとき」を示します。
- Let me know when you’re ready.
準備ができたら教えてください。 - Let me know when you get home.
家に着いたら知らせてね。 - Please let me know when the package arrives.
荷物が届いたら知らせてください。
到着時の連絡方法による違いは、「着いたら連絡して」は英語で?Text me・Let me know・Call meの違いでも解説しています。
Let me know what …|何を〜したか教えて
what は、選択・内容・結果など「何か」を知りたいときに使います。
- Let me know what you decide.
何に決めたか教えてください。 - Let me know what the doctor says.
医師が何と言ったか教えてください。 - Please let me know what time works for you.
何時が都合よいか教えてください。
Let me know how …|どうだったか・どうするか教えて
how は、方法・状態・感想などを尋ねます。
- Let me know how it goes.
どうなったか教えてね。 - Let me know how I can help.
私に何ができるか教えてください。 - Please let me know how you’d like to proceed.
どのように進めたいかお知らせください。
I’ll let you know.の意味とニュアンス
I’ll let you know. は「分かったら知らせます」「あとで連絡します」という約束です。
A: Can you join us for dinner on Friday?
金曜日の夕食に参加できる?
B: I need to check with my family. I’ll let you know.
家族に確認しないといけないんだ。分かったら知らせるね。
すぐ答えられないときに便利ですが、期限を示さず繰り返すと、返事を保留している・やんわり断っているように聞こえることもあります。
仕事では、いつ知らせるかを添えると信頼感が増します。
- I’ll let you know by Friday.
金曜日までにお知らせします。 - I’ll let you know as soon as I hear back.
返事があり次第お知らせします。 - I’ll check and let you know this afternoon.
確認して、今日の午後にお知らせします。
Please let me know.は丁寧?
Please let me know. は、仕事のメールでも会話でも使える丁寧な表現です。ただし、内容や相手との関係によっては少し直接的に感じられることもあります。
さらに柔らかく尋ねるなら、次の形が使えます。
- Could you let me know by tomorrow?
明日までにお知らせいただけますか。 - Would you let me know what you think?
ご意見をお聞かせいただけますか。 - I’d appreciate it if you could let me know.
お知らせいただけますと幸いです。
一方、会社や店舗から相手に案内する文章では Please let us know. がよく使われます。
Please let us know if you have any dietary restrictions.
食事制限がございましたらお知らせください。
Just let me know.の意味
just を加えた Just let me know. は、「遠慮せず言って」「とにかく知らせて」という気軽さを出します。
If you want to leave early, just let me know.
早く帰りたければ、気軽に言ってください。
命令を強めるというより、「複雑な手続きは要らないから、ひと言知らせて」というハードルの低さを伝えることが多い表現です。
let A know Bとtell A Bの違い
どちらも「AにBを教える」と訳せますが、焦点が違います。
| 表現 | 中心的な感覚 | よく使う場面 |
|---|---|---|
| let A know B | 情報が分かった時点でAにも共有する | 予定・結果・変更・必要事項 |
| tell A B | 情報や言葉をAへ直接伝える | 事実・話・指示・今の返答 |
Tell me the truth.
本当のことを話して。
Let me know when you find out the truth.
真相が分かったら教えて。
tell の情報を相手の認識へ届ける感覚は、be-rize.comのtellのコアイメージで詳しく確認できます。
inform・notify・contactとの違い
- inform:必要な情報を伝える。let A knowより硬い
- notify:結果・変更・手続きなどを正式に通知する
- contact:電話・メールなどで連絡を取る。情報内容より接触に焦点
- let A know:日常・社内会話で自然に知らせる
We will notify you of the result by email.
結果はメールで正式に通知します。
I’ll let you know when I get the result.
結果が分かったら知らせます。
詳しい比較は、既存記事の「通知する」は英語で?notify・inform・let someone know・alertの違いも参考になります。
なぜlet me to knowではない?
letは、let + 人 + 動詞の原形 の形を取ります。toは入れません。
× Let me to know.
○ Let me know.
同じ形の例です。
- Let me check. 確認させてください。
- Let him speak. 彼に話させてください。
- Let us help. 私たちに手伝わせてください。
このtoのない動詞は原形不定詞と呼ばれます。仕組みから理解したい方は、be-rize.comの原形不定詞と使役動詞の解説もご覧ください。
よくある間違い
人をknowの後ろへ置く
× Let know me the result.
○ Let me know the result.
知らせる相手は、letの直後です。
未来なのにwillを入れない
× I let you know tomorrow.
○ I’ll let you know tomorrow.
習慣として「いつも知らせる」なら現在形も使えますが、これから知らせる約束なら I’ll が自然です。
Let me know it.と言う
Let me know it. は通常不自然です。「それについて知らせて」なら Let me know about it.、「それを教えて」なら Tell me. が自然です。
ifとwhenを同じように使う
- Let me know if the date changes.
日程が変わったら教えて。→ 変わるかは不明 - Let me know when the date is confirmed.
日程が確定したら教えて。→ 確定することを想定
場面別の自然な例文
仕事
Please let me know which option you prefer.
どちらの案がよいかお知らせください。
I’ll discuss it with the team and let you know by noon.
チームと相談して、正午までにお知らせします。
恋愛・友人
Let me know if you’re free this weekend.
今週末、空いていたら教えて。
I’m not sure what time I can leave work. I’ll let you know.
何時に仕事を出られるか分からないんだ。分かったら連絡するね。
旅行
Let me know when you get to the hotel.
ホテルに着いたら知らせてね。
Please let us know if your flight is delayed.
飛行機が遅れた場合はお知らせください。
家庭・暮らし
Let me know what you want for dinner.
夕食に何が食べたいか教えて。
Just let me know if the noise bothers you.
音が気になったら遠慮なく言ってね。
返事はどうする?
Let me know. と言われたら、短く約束すれば十分です。
- Sure, I will. はい、そうします。
- Of course. もちろんです。
- I’ll keep you posted. 進展があれば随時知らせます。
- I’ll get back to you by Friday. 金曜日までにお返事します。
相手が知らせてくれた後には、「教えてくれてありがとう」の英語表現も使えます。
中学英語での簡単な言い換え
let A know Bが出てこなくても、tell や send で伝えられます。
- Tell me when you’re ready.
準備ができたら教えて。 - Tell me your answer tomorrow.
明日、答えを教えて。 - Send me a message.
メッセージを送って。 - I’ll tell you tomorrow.
明日お伝えします。
まずは簡単な形で伝え、慣れてきたら Let me know. と I’ll let you know. を会話のセットとして使いましょう。
まとめ
- let A know B は「AにBを知らせる・教える」
- 語順は let + 人 + know + 内容
- Let me know. は「分かったら教えて」
- I’ll let you know. は「分かったら知らせます」
- if は未確定の条件、when は起こることを想定した時点
- letの後ろは to know ではなく動詞の原形 know
まずは Let me know when you’re ready. と I’ll let you know by Friday. の2つを覚えると、日常会話でも仕事でもすぐに使えます。









