
on edgeは、「緊張して」「神経が張りつめて」「落ち着かなくて」という意味の定型表現です。大事な連絡を待っているときや、職場の空気が険悪なときなど、心が休まらず小さな刺激にも反応しやすい状態を表します。
単に緊張するというだけでなく、警戒・不安・いら立ちが混ざり、ぴりぴりしているのがポイントです。この記事では、be on edge・feel on edge・keep someone on edgeの使い方と、nervous・anxious・tenseとの違いを自然な例文で解説します。
Contents
on edgeの基本的な意味
on edgeの中心的な意味は、次の2つです。
- 緊張や不安で落ち着かない
- 神経が張りつめ、いら立ちやすい
I’ve been on edge all day.
今日は一日中、気が張って落ち着きません。
Everyone was on edge before the announcement.
発表を前に、みんなぴりぴりしていました。
その人が怒っていると断定する表現ではありません。ただし、神経が過敏になっているため、普段より短気に見えることはあります。
しゅみすけ(大山俊輔)
なぜedgeで「神経が張りつめる」になる?
edgeは「端」「縁」という意味です。狭い崖の端に立っているところを想像すると、体の力を抜いてくつろぐことはできません。落ちないように注意を張り、少しの動きにも敏感になります。
そこからon edgeは、比喩的に心が安定した場所ではなく、ぎりぎりの端にあるような状態を表すようになりました。日本語の「気が張っている」「神経がとがっている」に近い感覚です。
on edgeの語順とよく使う形
be on edge:緊張した状態にある
最も基本的な形は、主語+be動詞+on edgeです。
She is on edge about tomorrow’s meeting.
彼女は明日の会議のことで神経を張りつめています。
We were all on edge during the turbulence.
飛行機が揺れている間、私たちは皆ひやひやしていました。
feel on edge:本人が「落ち着かない」と感じる
自分の感覚を伝えるならfeel on edgeが自然です。
I feel a little on edge today.
今日は少し落ち着かない気分です。
He felt on edge walking back to the hotel at night.
彼は夜にホテルへ歩いて戻るとき、緊張していました。
put / keep someone on edge:人を緊張させる
原因を主語にする場合は、put someone on edge「人をぴりぴりさせる」、keep someone on edge「人を緊張したままにする」が使えます。
The constant notifications put me on edge.
通知が絶えず鳴るので、私は落ち着かなくなりました。
Waiting for the test results kept us on edge.
検査結果を待つ間、私たちはずっと気が休まりませんでした。
日常会話・仕事で使えるon edgeの例文
You seem on edge. Is everything okay?
なんだかぴりぴりしているね。大丈夫?
I’m on edge because my boss asked to speak with me.
上司に話があると言われて、落ち着きません。
The argument next door has everyone on edge.
隣の部屋の口論で、みんな神経をとがらせています。
Sorry I snapped at you. I’ve been on edge lately.
きつく当たってごめん。最近ずっと気が張っていたんです。
The delayed flight put the whole family on edge.
飛行機の遅延で、家族全員がいらいらして落ち着きませんでした。
Try not to sound so on edge during the call.
電話では、そんなにぴりぴりした話し方をしないようにしてみて。
on edge・nervous・anxious・tenseの違い

- on edge:神経が張りつめ、落ち着かず反応しやすい
- nervous:面接や発表など、特定の出来事を前に緊張している
- anxious:先の結果や悪い可能性を心配している
- tense:心や体がこわばっている。または場の空気が張りつめている
I’m nervous about the interview.
面接が緊張します。
I’m anxious about the test results.
検査結果が心配です。
The room became tense.
部屋の空気が張りつめました。
I’ve been on edge since I got that message.
あのメッセージを受け取ってから、ずっと落ち着きません。
「何について緊張しているか」をaboutで明確に言いたい場合は、be nervous aboutの使い方も参考になります。日本語の「やきもきする」を場面別に言い分けたい方は、anxious・on edge・can’t stop worryingの違いもあわせて確認してください。
しゅみすけ(大山俊輔)
日本人が間違えやすいポイント
in edgeではなくon edge
この意味では前置詞はonです。端の上にいるイメージなので、in edgeとは言いません。
edgeを形容詞のように単独で置かない
「私は緊張している」をI’m edge.とは言いません。定型表現としてI’m on edge.と覚えましょう。
楽しい興奮には基本的に使わない
on edgeには不安・警戒・いら立ちを伴うため、旅行が楽しみでわくわくしている場面にはexcitedのほうが自然です。
いつも怒っているという意味ではない
on edgeの中心は「張りつめている状態」です。怒りそのものを表すならangryやirritatedを使います。
on edgeが出てこないときの簡単な言い換え
会話中にon edgeを思い出せなくても、次の基本表現で十分伝わります。
- I feel nervous.(緊張しています)
- I can’t relax.(落ち着けません)
- I’m worried.(心配しています)
- This makes me uncomfortable.(これで落ち着かない気分になります)
特にI can’t relax.は、原因を細かく説明しなくてもon edgeに近い状態を簡単に表せます。
まとめ
on edgeは「緊張して」「神経が張りつめて」「落ち着かなくて」という意味です。edge「端」にいるように、気を抜けず小さな刺激にも反応しやすい状態をイメージすると理解しやすくなります。
- be on edge:緊張・警戒した状態にある
- feel on edge:落ち着かないと感じる
- put / keep someone on edge:人を緊張させる/緊張したままにする
まずはI feel a little on edge today.のような短い一文から使ってみましょう。ほかの定型表現も学びたい方は、英熟語・定型表現の一覧をご覧ください。











