
think of A as B は、「AをBと考える」「AをBとして捉える」という意味です。
たとえば Think of this as a fresh start. は「これを新しい出発だと考えてください」。単にAについて考えるのではなく、Aに「Bという位置づけ」を与えるのがポイントです。
Contents
think of A as Bの意味
基本の形は次の通りです。
主語 + think of + A + as + B
A=考える対象
B=Aをどのようなもの・人として捉えるか
I think of her as a mentor.
私は彼女をメンターだと思っています。
We think of this café as our second home.
私たちはこのカフェを第二の家のように考えています。
この think of は「思いつく」ではなく、頭の中でAにBというラベルや役割を与える感覚です。as は「~として」を表します。
しゅみすけ(大山俊輔)
think of A as Bの語順
人称代名詞を使う場合も位置は同じです。
- think of me as ~:私を~だと考える
- think of him as ~:彼を~だと考える
- think of it as ~:それを~だと考える
Think of me as your guide.
私をあなたの案内役だと考えてください。
Don’t think of it as a failure.
それを失敗だと考えないでください。
She thinks of the project as a chance to grow.
彼女はそのプロジェクトを成長の機会だと捉えています。

よく使われる3つの形
1.I think of A as B:自分の認識を伝える
I think of my coworkers as a team, not just a group of individuals.
私は同僚を、単なる個人の集まりではなく一つのチームだと考えています。
人との関係、物事の役割、自分なりの見方を説明するときに自然です。
2.Think of A as B:見方を提案する
Think of this app as a personal assistant.
このアプリを個人アシスタントのようなものだと考えてください。
Think of the interview as a conversation.
面接を会話だと考えてみてください。
難しいものを身近なものにたとえたり、相手の緊張を和らげたりするときによく使われます。
3.be thought of as B:Bだと考えられている
She is thought of as one of the most reliable people in the office.
彼女は職場で最も信頼できる人の一人だと思われています。
受動態では A is thought of as B の形になります。ただし、一般的な評価を簡潔に伝えるなら be seen as のほうが自然な場面もあります。
think of A as Bと似た表現の違い
see A as B:見方・認識を表す一般的な表現
I see the change as an opportunity.
私はその変化を機会だと捉えています。
see A as B は現在の認識や評価を直接伝える、非常に一般的な表現です。think of A as B は、頭の中でAをどのような存在として扱っているか、という「考え方・イメージ」に少し焦点があります。
regard A as B:やや硬く客観的
The company regards customer trust as its greatest asset.
その会社は顧客の信頼を最大の資産とみなしています。
regard A as B は書き言葉やビジネス文書でも使われる、やや改まった表現です。
take A as B:AをBという意味で受け取る
I took her silence as a no.
私は彼女の沈黙を「ノー」という意味に受け取りました。
take A as B は、言葉・表情・出来事などをどう解釈したかに焦点があります。詳しくはtake A as Bの意味と使い方をご覧ください。
look on A as B:AをBとみなす
They look on him as a member of the family.
彼らは彼を家族の一員とみなしています。
意味は近いですが、現代の日常会話では think of A as B や see A as B のほうが使いやすいことが多いです。詳しい比較はlook on A as Bの解説にもまとめています。
think ofとthink of A as Bを混同しない
What do you think of this idea?
このアイデアをどう思いますか。
この think of A はAへの意見・評価を尋ねています。
What do you think of this idea as a long-term solution?
このアイデアを長期的な解決策としてどう思いますか。
一方、think of A as B では、Bまで含めてAの位置づけを示します。
日本人が間違えやすいポイント
asを省かない
× I think of her my mentor.
○ I think of her as my mentor.
「Bとして」をつなぐ as が必要です。
think A as Bとはしない
× I think this as a problem.
○ I think of this as a problem.
この構文では think の後ろに of を置きます。
Bは名詞だけとは限らない
I think of the room as mine.
私はその部屋を自分のものだと考えています。
Bには名詞句のほか、mineのような代名詞や、役割・状態を示す表現も置けます。
しゅみすけ(大山俊輔)
すぐ出てこないときの簡単な言い換え
- To me, she is like a mentor.(私にとって彼女はメンターのような存在です)
- I see this as a good chance.(私はこれをよい機会だと捉えています)
- This is like a fresh start.(これは新しい出発のようなものです)
- You can call it practice.(それを練習と呼んでもよいでしょう)
think of A as B が出てこなくても、A is like B や To me, A is B と言えば基本的な意味は伝わります。
まとめ
think of A as B は「AをBと考える・みなす」という意味です。Aが考える対象、BがAに与える位置づけになります。
自分の認識なら I think of A as B、相手に見方を提案するなら Think of A as B が便利です。似た表現では、see は見方、regard は硬めの評価、take は解釈に焦点があります。
ほかの完成した表現も、英熟語・定型表現の一覧から確認できます。









