up to one’s earsの意味は?「〜で手いっぱい」の使い方・語順と類似表現

up to one's ears(〜で手いっぱい)のイメージ

up to one’s ears は、「仕事や問題などで手いっぱい」「〜にどっぷりつかっている」という意味の英語表現です。やることが耳の高さまで積み上がり、身動きが取りにくいイメージを持つと覚えやすいでしょう。

この記事では、be up to one’s ears in の語順、one’s の変え方、自然な例文、busybe swamped withhave a lot on one’s plate との違いまで、初めての方にも分かりやすく解説します。

up to one’s earsの意味とイメージ

up to one’s ears の直訳は「耳の高さまで」です。水や雪などが耳まで達する様子から、比喩的に「仕事・借金・問題などに深く入り込んでいる」「抱えすぎて手いっぱい」という意味で使われます。

  • be up to one’s ears in work:仕事で手いっぱいである
  • be up to one’s ears in debt:借金まみれである
  • be up to one’s ears in paperwork:書類仕事に埋もれている

単に忙しいだけでなく、量が多く、抜け出しにくいほど深くかかわっているニュアンスがあります。

しゅみすけ

耳まで仕事につかっている、と想像すると分かりやすいですね。実際に耳が隠れている必要はなく、「抱えすぎ」の比喩です。

基本の語順はbe up to one’s ears in+名詞

よく使う形は次のとおりです。

主語+be動詞+up to one’s ears in+名詞

in の後ろには、仕事・借金・問題など「深く入り込んでいるもの」を置きます。

  • I’m up to my ears in work.
    仕事で手いっぱいです。
  • She’s up to her ears in paperwork.
    彼女は書類仕事に追われています。
  • We’re up to our ears in preparations.
    私たちは準備で手いっぱいです。
  • They’re up to their ears in debt.
    彼らは多額の借金を抱えています。

one’sは主語に合わせて変える

辞書で使われる one’s は、実際の文では主語に合わせて変えます。

  • I → my ears
  • you → your ears
  • he → his ears
  • she → her ears
  • we → our ears
  • they → their ears

たとえば「私は仕事で手いっぱい」は I’m up to my ears in work. です。会話では one’s をそのまま使いません。

よく一緒に使う名詞と例文

work・paperwork:仕事で手いっぱい

I’m up to my ears in work this week.
今週は仕事で手いっぱいです。

We’re up to our ears in paperwork before the deadline.
締め切り前で、私たちは書類仕事に追われています。

debt:借金をたくさん抱えている

He was up to his ears in debt.
彼は借金まみれでした。

debt と一緒に使うと、借金がかなり深刻な状態であることを強調します。

problems・trouble:問題を抱え込んでいる

The team is up to its ears in problems.
そのチームは問題を山ほど抱えています。

She got up to her ears in trouble.
彼女は深刻なトラブルに巻き込まれました。

be は状態、get は「その状態になる」という変化を表します。

文字どおり「耳の高さまで」の意味もある

状況によっては比喩ではなく、本当に「耳の高さまで」を表します。

The children were up to their ears in snow.
子どもたちは耳の高さまで雪に埋まっていました。

ただし日常会話では、実際の深さを厳密に測るというより、「とても深い」と誇張して言うこともあります。前後の文脈で、文字どおりか比喩かを判断しましょう。

up to one's ears・be swamped・have a lot on one's plate・busyの比較

busy・be swamped・have a lot on one’s plateとの違い

busy:一般的な「忙しい」

busy は最も広く使える表現で、予定や仕事が多い状態を表します。忙しさの深刻さまでは必ずしも含みません。

I’m busy today.
今日は忙しいです。

be swamped with:仕事に押し流されるほど忙しい

be swamped with は、大量の仕事や依頼が一気に押し寄せ、圧倒されている感覚です。

I’m swamped with emails.
メールが多すぎて手いっぱいです。

up to one’s ears in と意味は近いですが、swamped は「洪水にのまれる」ような勢いを感じさせます。

have a lot on one’s plate:やるべきことが多い

have a lot on one’s plate は、仕事だけでなく家庭・予定・責任など、対処すべきことが多いという比較的やわらかい表現です。

I have a lot on my plate right now.
今はやることがたくさんあります。

よくある間違い

inをwithにしない

基本形は up to one’s ears in です。be swamped with の影響で with にしないよう注意しましょう。

  • ○ I’m up to my ears in work.
  • × I’m up to my ears with work.

earではなくears

定型表現では両耳を表す複数形の ears を使います。

  • ○ up to my ears
  • × up to my ear

フォーマルな場では言い換える

up to one’s ears は会話的でイメージの強い表現です。ビジネスメールなどで落ち着いた言い方にしたい場合は、次のように言い換えられます。

  • I have a heavy workload at the moment.
    現在、仕事量が多い状況です。
  • I’m currently handling several urgent tasks.
    現在、複数の緊急業務を担当しています。

しゅみすけ

友達との会話なら “I’m up to my ears in work.” が自然です。相手に余裕がないことを、少しユーモラスに伝えられます。

会話で使える例文

A: Can you help me with this report?
このレポートを手伝ってくれる?

B: Sorry, I’m up to my ears in work right now.
ごめん、今は仕事で手いっぱいなんだ。

A: You look exhausted.
疲れているみたいだね。

B: Yeah, I’m up to my ears in preparations for the event.
うん、イベントの準備で手いっぱいなんだ。

まとめ

up to one’s ears は「〜で手いっぱい」「〜にどっぷりつかっている」という意味です。基本語順は be up to one’s ears in+名詞。実際の文では one’smy / your / his / her / our / their に変えます。

単なる busy よりも、仕事や問題を深く抱え込み、余裕がないことを生き生きと伝えられる表現です。まずは I’m up to my ears in work. をひとかたまりで覚えてみましょう。

ほかの定番表現もまとめて確認したい方は、英熟語・定型表現の記事一覧もご覧ください。

この記事を書いた人
しゅみすけ(大山俊輔)

b わたしの英会話および英語コーチングGRIT/be:RIZE代表。米国MBA取得、外資系企業4社での勤務経験を持ち、これまで多くの大人の英語学習を支援。日本語と英語の処理構造の違いに着目した「英語OS」の考え方をもとに、独学で伸び悩む人の学び直しをサポートしています。

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