when+V-ingの意味は?主語を省略できる条件・使い方とwhileとの違い

when+V-ingの意味・省略の条件・使い方を解説するアイキャッチ画像

when+V-ing は、「~しているとき」「~する際に」を短く表す形です。

When traveling abroad, I keep a copy of my passport online.
海外旅行をするとき、私はパスポートのコピーをオンラインに保存しています。

この文は When I am traveling abroadI am を省略したものです。ただし、いつでも主語を消せるわけではありません。省略された動作を誰が行うのかが、主節から自然に分かる必要があります。

この記事では、when+V-ingの意味、省略できる条件、命令文での使い方、while+V-ingとの違い、日本人が間違えやすい「動作主のずれ」まで例文で解説します。

when+V-ingの基本的な意味

when+V-ing は、ある行動をする時点や場面を示し、「~するとき」「~しているとき」「~する際は」と訳します。

When cooking, I usually listen to podcasts.
料理をするとき、私はたいていポッドキャストを聞きます。

When working from home, she takes a short walk at lunchtime.
在宅勤務をするとき、彼女は昼休みに短い散歩をします。

Be careful when crossing the street.
道路を渡るときは気をつけてください。

形は短くても、意味の中には「誰がその動作をしているか」が残っています。最初の文では料理する人も聞く人も I、2文目では在宅勤務する人も散歩する人も she です。

なぜ主語とbe動詞を省略できるの?

when節の主語が主節の主語と同じで、when節の動詞が be+V-ing なら、主語とbe動詞を省略できます。

When I am traveling, I pack light.
旅行するとき、私は荷物を少なくします。

I am を省略

When traveling, I pack light.
旅行するとき、私は荷物を少なくします。

言いたい内容は同じですが、省略形は簡潔で、説明文・案内・日常会話のどれでもよく使われます。

when+V-ingで主節と従属節の動作主をそろえる省略ルールの解説イラスト

しゅみすけ(大山俊輔)

省略された主語は消えてなくなったのではなく、主節から読み取られます。「V-ingしているのは誰?」と確認すると、自然な文か判断しやすくなります。

省略できる条件は「動作主が同じ」

重要なのは、when+V-ingの動作主と主節の主語が同じであることです。

When waiting for the train, I checked my email.
電車を待っているとき、私はメールを確認しました。

待っているのもメールを確認したのも I なので自然です。

When talking to customers, Maya always takes notes.
顧客と話すとき、マヤはいつもメモを取ります。

話す人もメモを取る人も Maya です。

動作主がずれると不自然になる

× When driving to work, the rain started.

文法上は、主節の主語 the rain が「運転している」ように読めてしまいます。雨が車を運転することはできないため、不自然です。

○ When I was driving to work, it started to rain.
私が車で通勤していたとき、雨が降り始めました。

主語が異なる場合は、省略せず When I was driving と書けば明確です。

○ When driving to work, I saw heavy rain ahead.
車で通勤していたとき、前方に激しい雨が見えました。

こちらは運転する人と見る人がどちらも I なので、省略できます。

命令文では主語youが隠れている

命令文には通常、主語 you が書かれません。そのため、when+V-ingの動作主も you と理解されます。

When using this machine, wear safety glasses.
この機械を使用するときは、保護メガネを着用してください。

Keep your bag closed when riding the subway.
地下鉄に乗るときは、バッグを閉じておいてください。

When checking in, have your passport ready.
チェックインするときは、パスポートを用意しておいてください。

案内表示、マニュアル、旅行中の注意などで特によく見られる形です。

when+V-ingを置く位置

文頭にも文末にも置けます。

文頭:場面を先に示す

When meeting someone for the first time, I try to remember their name.
初対面の人に会うとき、私はその人の名前を覚えるようにしています。

文頭では、「どんな場面の話か」を先に提示できます。まとまりの後ろにコンマを置くのが基本です。

文末:行動のタイミングを後から加える

I use headphones when studying at a café.
カフェで勉強するとき、私はヘッドホンを使います。

短いwhen+V-ingを文末に置く場合、通常はコンマを置きません。

日常会話・仕事・旅行の例文

日常生活

When cleaning, I start with the kitchen.
掃除をするときは、キッチンから始めます。

I lose track of time when reading.
読書をしていると、時間を忘れてしまいます。

仕事

When writing emails, keep the subject line clear.
メールを書くときは、件名を分かりやすくしてください。

She asks a lot of questions when learning a new task.
彼女は新しい仕事を覚えるとき、たくさん質問します。

When presenting online, look at the camera occasionally.
オンラインでプレゼンするときは、ときどきカメラを見ましょう。

海外旅行

When traveling alone, I share my itinerary with my family.
一人旅をするとき、私は旅程を家族と共有します。

Keep your receipt when exchanging money.
両替するときは、レシートを保管してください。

人間関係

When arguing, we try not to interrupt each other.
言い争うときも、私たちは相手の話を遮らないようにしています。

He gets nervous when talking to someone he likes.
彼は好きな人と話すと緊張します。

when+V-ingとwhile+V-ingの違い

どちらも「~しているとき」と訳せますが、焦点が少し異なります。

中心となる感覚
when+V-ing その行動をする場面・時点 When leaving, turn off the lights.
while+V-ing 行動が続いている間 Don’t use your phone while driving.

When leaving the office, turn off the lights.
オフィスを出るとき、電気を消してください。

leaving という場面・タイミングに焦点があります。

Don’t use your phone while driving.
運転中はスマホを使わないでください。

運転している時間の継続全体に焦点があります。ただし実際には重なる場面も多く、短時間の同時動作ではどちらも可能なことがあります。

when+V-ingは「分詞構文」なの?

学校文法では、接続詞を残した分詞構文、または副詞節の省略として説明されます。大切なのは名称より、元の形を戻せることです。

  • When staying in Tokyo, I visit my aunt.
    When I am staying in Tokyo, I visit my aunt.
  • When speaking in public, she slows down.
    When she is speaking in public, she slows down.

元の文へ戻したとき、when節と主節の主語が一致すれば、省略形を作りやすくなります。

日本人が間違えやすいポイント

whenの後ろに動詞の原形を置かない

× When use this app, …
○ When using this app, …
○ When you use this app, …

短縮形ならV-ing、主語を置くなら通常の節にします。

be動詞を残したまま主語だけ消さない

× When am traveling, I pack light.
○ When traveling, I pack light.

この省略では、同じ主語とbe動詞を一緒に省きます。

主節に動作主が見つからない文を作らない

× When entering the room, the lights were bright.

電気が部屋へ入るように読めます。次のように主語を明示しましょう。

○ When I entered the room, the lights were bright.
私が部屋に入ると、照明が明るく感じられました。

しゅみすけ(大山俊輔)

迷ったら無理に省略する必要はありません。When I was driving … や When you use … のように主語を入れた文のほうが、誰の動作か明確に伝わります。

簡単な英語で言い換えるなら

when+V-ingがすぐ出てこなければ、主語を入れた普通のwhen節で十分です。

  • When traveling, I pack light.
    When I travel, I pack light.
  • Be careful when using the knife.
    Be careful when you use the knife.
  • When working from home, she takes breaks.
    When she works from home, she takes breaks.

省略形は文を短く整える選択肢であり、使わなければ通じない表現ではありません。

まとめ

  • when+V-ingは「~するとき」「~しているとき」「~する際に」
  • 元の形はwhen+主語+be動詞+V-ingと考えられる
  • when節と主節の動作主が同じなら、主語とbe動詞を省略できる
  • 命令文では、書かれていない主語youが動作主になる
  • 動作主が違う場合は、主語を省略しない
  • while+V-ingは、動作が続いている間に焦点を置きやすい

まずは When traveling, I …When working, I … の後ろに、自分の習慣を一つ足して練習してみましょう。

ほかの定型表現も学びたい方は、英熟語・定型表現のまとめもご覧ください。

この記事を書いた人
しゅみすけ(大山俊輔)

b わたしの英会話および英語コーチングGRIT/be:RIZE代表。米国MBA取得、外資系企業4社での勤務経験を持ち、これまで多くの大人の英語学習を支援。日本語と英語の処理構造の違いに着目した「英語OS」の考え方をもとに、独学で伸び悩む人の学び直しをサポートしています。

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