leave no stone unturnedの意味は?由来・使い方と例文を解説

leave no stone unturnedの意味「あらゆる手を尽くす」と使い方・例文を示すアイキャッチ画像

leave no stone unturnedは、「あらゆる手を尽くす」「できる方法をすべて試す」「徹底的に探す」という意味の英語イディオムです。

We’ll leave no stone unturned to find the cause.
原因を突き止めるために、あらゆる手を尽くします。

直訳すると「裏返されていない石を一つも残さない」。石の下まで一つずつ確認する様子から、見落としがないように可能性をすべて調べるという意味になりました。

leave no stone unturnedの意味とニュアンス

この表現は、良い結果を得るために考えられる方法・場所・可能性を徹底的に試すことを強調します。

  • 人や物を徹底的に探す
  • 事件や原因をくまなく調査する
  • 問題を解決するために方法を尽くす
  • 成功や目標達成のために努力を惜しまない

The team left no stone unturned in its search for a solution.
チームは解決策を探すため、あらゆる手を尽くしました。

単に「頑張る」というより、試せる選択肢を残さないほど徹底するという響きがあります。決意や真剣さを強く伝えるため、仕事・調査・ニュースなどでもよく使われます。

しゅみすけ(大山俊輔)

「石を裏返す」こと自体が目的ではありません。石の下にも手がかりがあるかもしれないので、一つ残らず確認する。その徹底した姿勢を表すイディオムです。

なぜ「あらゆる手を尽くす」という意味になる?

leave no stone unturnedの石を一つも裏返さずに残さない由来とあらゆる方法を試す意味を示す図解

表現をパーツに分けると、意味の仕組みが見えてきます。

  • leave:ある状態のまま残す
  • no stone:一つの石も〜ない
  • unturned:裏返されていない

leave+目的語+補語で、「目的語をある状態のままにしておく」という形です。

Leave the door open.
ドアを開けたままにしてください。

leave no stone unturnedなら、「どの石も裏返していない状態のまま残さない」。つまり、すべての石を裏返して、その下まで調べることになります。

ここから、実際の石に限らず、方法・場所・資料・可能性などを一つずつ徹底的に確認する比喩へ広がりました。

よく使われる形と語順

leave no stone unturned

目的が前後の文脈で分かる場合は、この形だけで使えます。

Don’t worry. We’ll leave no stone unturned.
心配しないでください。私たちはあらゆる手を尽くします。

leave no stone unturned to do

to+動詞で、「〜するために手を尽くす」と目的を示します。

We left no stone unturned to meet the deadline.
締め切りに間に合わせるため、私たちはあらゆる手を尽くしました。

She will leave no stone unturned to protect her team.
彼女はチームを守るためなら、あらゆる手を尽くすでしょう。

leave no stone unturned in the search for A

人・物・答えなどを探すときによく使われる形です。

The police left no stone unturned in the search for the missing child.
警察は行方不明の子どもを捜すため、徹底的に捜索しました。

leave no stone unturned in doing

in+動名詞で、「〜することにおいて、あらゆる手を尽くす」と表せます。

They left no stone unturned in preparing for the launch.
彼らは発売準備に万全を尽くしました。

時制と受け身の使い方

意味
現在形 leave / leaves no stone unturned 普段の姿勢・現在の方針
過去形 left no stone unturned 手を尽くした
未来・決意 will leave no stone unturned 必ず手を尽くす
受け身 no stone will be left unturned あらゆる手段が試される

No stone will be left unturned in our investigation.
私たちの調査では、あらゆる可能性を徹底的に調べます。

受け身のNo stone will be left unturned.は、組織や担当者が強い決意を表明するときによく合います。

仕事で使えるleave no stone unturnedの例文

問題解決・調査

We’ll leave no stone unturned until we identify the source of the error.
エラーの原因を特定するまで、徹底的に調べます。

The review left no stone unturned.
その審査では、あらゆる点が徹底的に検討されました。

採用・人材探し

We’re leaving no stone unturned in our search for the right candidate.
最適な候補者を見つけるため、あらゆる方法を試しています。

The company left no stone unturned to recruit experienced engineers.
その会社は経験豊富なエンジニアを採用するため、あらゆる手を尽くしました。

目標達成・準備

Our team left no stone unturned to make the event a success.
私たちのチームはイベントを成功させるため、できることをすべて行いました。

We will leave no stone unturned to improve customer safety.
顧客の安全性を高めるため、あらゆる対策を講じます。

日常・旅行・人間関係での例文

I left no stone unturned looking for my passport.
パスポートを見つけるため、探せる場所を徹底的に探しました。

She left no stone unturned to find the perfect birthday gift.
彼女は理想の誕生日プレゼントを見つけるため、あらゆる店や方法を試しました。

He left no stone unturned trying to repair their relationship.
彼は二人の関係を修復するため、あらゆる努力をしました。

We left no stone unturned when planning our trip.
旅行を計画するとき、考えられることをすべて検討しました。

search every inchとの違い

search every inchは、部屋・建物・土地などの物理的な場所を隅々まで探すことに焦点があります。

We searched every inch of the apartment.
私たちはアパートの隅々まで探しました。

leave no stone unturnedは、場所だけでなく、方法・人脈・資料・可能性なども含めて「できることを全部する」という、より広い表現です。

We left no stone unturned in our search for a new apartment.
新しいアパートを探すため、あらゆる手を尽くしました。

「しらみつぶしに探す」の場面別表現は、search every inch・comb throughの違いで詳しく解説しています。

high and lowとの違い

search / look high and low for Aは、「Aをあちこちくまなく探す」という口語的な表現です。

I looked high and low for my keys.
鍵をあちこち探し回りました。

leave no stone unturnedのほうが決意と徹底性が強く、物を探す以外の目標にも使えます。詳しい語順はhigh and lowの意味と使い方も参考にしてください。

do everything possible・go to great lengthsとの違い

表現 中心のニュアンス 使いやすさ
leave no stone unturned 可能性・方法を一つ残らず調べる 強調的なイディオム
do everything possible 可能なことをすべて行う 直接的で分かりやすい
go to great lengths 大きな手間や努力を惜しまない 称賛にも批判にも使える

We’ll do everything possible to help.
お手伝いするため、できることはすべて行います。

He went to great lengths to hide the mistake.
彼はミスを隠すために大変な手間をかけました。

go to great lengthsは、目的が良いか悪いかにかかわらず「そこまでやる」という手間の大きさを強調できます。詳しくはgo to great lengthsの意味とニュアンスをご覧ください。

日本人が間違えやすいポイント

stoneを複数形にしない

定型表現はno stoneです。noには「一つも〜ない」という意味があるため、ここでは単数形stoneが使われます。

  • ○ leave no stone unturned
  • × leave no stones unturned

unturnedを「向きを変えない」とだけ訳さない

ここでのturnは石を「裏返す」。unturnedは「裏返されていない状態」です。noと組み合わさることで、結果的に「すべての石を裏返す」という意味になります。

単なる努力と徹底的な行動を区別する

少し頑張るだけの場面に使うと大げさになることがあります。

I’ll try my best.
できるだけ頑張ります。

I’ll leave no stone unturned.
考えられる手をすべて尽くします。

後者のほうが、はるかに強い決意です。

しゅみすけ(大山俊輔)

このイディオムが出てこなければ、We’ll try every possible way.やWe’ll do everything we can.で十分です。大切なのは、難しい表現を思い出すことより「できる方法を全部試す」と直接伝えることです。

簡単な英語で言い換えるなら?

  • We’ll do everything we can.
    できることはすべて行います。
  • We’ll try every possible way.
    考えられる方法をすべて試します。
  • We’ll check every place.
    あらゆる場所を確認します。
  • We won’t give up until we find it.
    見つけるまで諦めません。
  • We’ll look at every possibility.
    あらゆる可能性を検討します。

たとえば原因究明なら、次の基本英語で十分に意図が伝わります。

We’ll check everything and find out what happened.
すべてを確認して、何が起きたのか突き止めます。

関連表現

まとめ

leave no stone unturnedは、「あらゆる手を尽くす」「できる方法をすべて試す」「徹底的に探す」という意味です。

  • 直訳は「裏返されていない石を一つも残さない」
  • 見落としがないよう、可能性をすべて調べるイメージ
  • to doで目的を続けられる
  • in the search for Aは人・物・答えを探す場面で便利
  • 簡単にはdo everything we canと言い換えられる

「石の下まで一つ残らず確認する」という場面を思い浮かべると、強い決意と徹底性まで自然に理解できます。

この記事を書いた人
しゅみすけ(大山俊輔)

b わたしの英会話および英語コーチングGRIT/be:RIZE代表。米国MBA取得、外資系企業4社での勤務経験を持ち、これまで多くの大人の英語学習を支援。日本語と英語の処理構造の違いに着目した「英語OS」の考え方をもとに、独学で伸び悩む人の学び直しをサポートしています。

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