
without reservation は、「ためらいなく」「全面的に」「何の留保もなく」という意味です。人や商品を強く推薦するとき、考えや計画を全面的に支持するときによく使われます。
たとえば、I recommend her without reservation. は、「彼女を文句なしに推薦します」「彼女を自信を持って推薦します」という意味です。単に迷わず発言しただけでなく、評価に条件や但し書きを付ける必要がないという強い肯定を表します。
Contents
without reservationの意味
主な意味は、次の3つです。
- ためらいなく
- 全面的に
- 留保・条件を付けずに
I recommend this book without reservation.
私はこの本を文句なしにおすすめします。
We support the proposal without reservation.
私たちはその提案を全面的に支持します。
日本語では文脈に合わせて、「自信を持って」「手放しで」「全面的に」「異論なく」などと訳すと自然です。
reservationは「予約」だけではない
reservation と聞くと、ホテルやレストランの「予約」を思い浮かべる人が多いでしょう。しかし、この表現での reservation は、決定・賛成・評価について心に残る疑念や留保を表します。
つまり without reservation は、「心の中に『ただし、この点は少し心配』という留保を残さずに」ということです。そこから、「全面的に賛成する」「自信を持って推薦する」という意味になります。
I have some reservations about the plan.
その計画には少し懸念があります。
I accept the plan without reservation.
私はその計画を何の留保もなく受け入れます。
この2文を対にすると、意味をつかみやすくなります。
しゅみすけ(大山俊輔)
よく一緒に使う動詞
recommend without reservation
最も代表的な組み合わせで、「自信を持って推薦する」という意味です。推薦状、口コミ、採用、人の紹介などで使えます。
I can recommend Maya without reservation.
マヤを自信を持って推薦できます。
I would recommend this hotel without reservation.
このホテルなら文句なしにおすすめします。
support without reservation
人、方針、提案などを「全面的に支持する」ときに使います。
Our team supports the new policy without reservation.
私たちのチームは新方針を全面的に支持しています。
endorse without reservation
endorse は、人・候補者・製品・考えなどを公に支持する、正式に推奨するという硬めの動詞です。
The committee endorsed her appointment without reservation.
委員会は彼女の任命を異議なく承認しました。
accept・approve without reservation
提案、結論、判断などを留保なく受け入れる場面で使われます。
He accepted the findings without reservation.
彼はその調査結果を全面的に受け入れました。
The board approved the proposal without reservation.
取締役会はその提案を異議なく承認しました。
文中の位置と語順
without reservation は副詞句として、動詞の後ろや文末に置くのが自然です。
- recommend 人・物 without reservation
- support 計画・考え without reservation
- Without reservation, 主語+動詞
She supported the decision without reservation.
彼女はその決定を全面的に支持しました。
Without reservation, I can say he is ready for the role.
何のためらいもなく、彼はその役職にふさわしいと言えます。
ただし、文頭に置く形はやや強調的です。通常の会話や文章では文末に置くほうが自然です。
なぜ単数形のreservation?
「留保なく」という定型的な意味では、通常 without reservation と単数形にします。reservation を不可算的にとらえ、「留保というものなしに」と表しているためです。
一方、I have reservations about … のように、具体的な懸念がいくつかあることを言う場合は複数形がよく使われます。
- without reservation:何の留保もなく
- have reservations about …:〜について懸念がある
I have reservations about the cost, but I support the basic idea.
費用には懸念がありますが、基本的な考えには賛成です。
日常会話・仕事で使える例文
仕事・採用
I recommend him for the position without reservation.
私は彼をその職に自信を持って推薦します。
Her former manager endorsed her without reservation.
前の上司は彼女を全面的に推薦しました。
商品・サービス
I can recommend their customer service without reservation.
同社のカスタマーサービスは文句なしにおすすめできます。
After using the app for a month, I recommend it without reservation.
1か月使ってみて、このアプリを自信を持っておすすめします。
旅行・レストラン
We recommend the walking tour without reservation.
その街歩きツアーを心からおすすめします。
I’d recommend that restaurant without reservation—but you do need to book a table.
そのレストランは文句なしにおすすめですが、席の予約は必要です。
この例では、最初の reservation は「留保」、book a table は「席を予約する」です。同じ「予約」という日本語に引っ張られないよう注意しましょう。
意見・方針
I agree with the main goal, but I can’t support every detail without reservation.
主な目標には賛成ですが、細部まで無条件に支持することはできません。
She embraced the change without reservation.
彼女はその変化をためらいなく受け入れました。
without hesitationとの違い

without hesitation は「ためらわず、すぐに」で、行動や返答までの速さ・迷いのなさに焦点があります。
without reservation は「懸念や条件を残さず」で、支持・推薦の全面性に焦点があります。
She answered without hesitation.
彼女はためらわずに答えました。
She recommended him without reservation.
彼女は彼を全面的に推薦しました。
すぐ答えても心の中に懸念があることはあります。反対に、慎重に考えた末に、留保なく支持することもできます。
wholeheartedlyとの違い
wholeheartedly は「心から・心の底から」で、感情や熱意のこもった支持を表します。without reservation は、感情よりも「懸念や但し書きがない」という判断に重点があります。
I wholeheartedly support your decision.
私はあなたの決断を心から支持します。
I support the conclusion without reservation.
私はその結論を何の留保もなく支持します。
推薦状や正式な評価では without reservation、励ましや熱意を示す会話では wholeheartedly が特に自然です。
no strings attachedとの違い
no strings attached は、申し出・援助・プレゼントに隠れた条件や見返りがないことを表します。without reservation は、話し手の支持・推薦に懸念や留保がないことを表します。
They gave us the money with no strings attached.
彼らは見返りを求めずにお金をくれました。
I recommend their program without reservation.
私はそのプログラムを文句なしに推薦します。
条件・見返りの詳しい違いは、no strings attachedの意味・使い方で解説しています。
「予約なしで」と言いたいときは?
ホテルやレストランなどで「予約なしで」を表すなら、通常は次の形を使います。
- without a reservation:予約をせずに
- without reservations:複数人・複数件など予約なしで
- without an appointment:予約・アポイントなしで
We arrived without a reservation.
私たちは予約なしで到着しました。
Can I see a doctor without an appointment?
予約なしで医師に診てもらえますか?
aがあるかどうかが重要です。
- without reservation:留保なく、全面的に
- without a reservation:予約なしで
しゅみすけ(大山俊輔)
簡単な英語で言い換えるなら
この表現が出てこなければ、支持や推薦の強さを直接伝えれば十分です。
- I fully support it.
全面的に支持します。 - I strongly recommend her.
彼女を強く推薦します。 - I have no concerns about it.
それについて懸念はありません。 - I think it’s an excellent choice.
素晴らしい選択だと思います。 - I can recommend it with confidence.
自信を持っておすすめできます。
I’ve worked with Ken for three years. I strongly recommend him.
ケンとは3年間一緒に働きました。彼を強く推薦します。
まとめ
without reservation は、「ためらいなく」「全面的に」「何の留保もなく」という意味です。特に recommend、support、endorse、approve などと一緒に使われます。
without hesitation は行動の迷いのなさ、wholeheartedly は心からの熱意、no strings attached は条件・見返りがないことに焦点があります。また、「予約なしで」は without a reservation と冠詞を入れる点も覚えておきましょう。
ほかの実用的な表現は、英熟語・定型表現の一覧から確認できます。









