「督促する」は英語で?remind・follow up・urge・press forの違いと簡単な言い換え

「督促する」は英語で?督促メールを送るビジネス場面

「支払いを督促する」「返信を督促する」「書類の提出を督促する」。日本語ではどれも「督促する」ですが、英語では相手への圧力の強さと、何を求めるかによって表現が変わります。

丁寧に思い出してもらうなら remind、状況確認を兼ねて再連絡するなら follow up、早急な対応を求めるなら urge、支払いなどを強く迫るなら press for が代表的です。

「督促する」を表す主な英語表現

英語 中心的な意味 使う場面 代表例文
remind 忘れないよう思い出させる 期限・提出・予定の丁寧な督促 I reminded him about the deadline.
follow up 返事や進捗を確認する メール・依頼・見積もりの再連絡 I’m following up on my email.
urge 早急な対応を強く求める 重要・緊急の依頼 We urged them to respond.
press for 回答・支払いなどを強く迫る 遅延後の強い督促 They pressed for payment.

一番自然な表現は?

仕事のメールで最初に督促するときは、命令的になりにくい follow up が自然です。

I’m following up on the proposal I sent last week.
先週お送りした提案書について、確認のためご連絡しています。

期限を忘れている可能性がある相手には remind+人+about+名詞 が使えます。

This is a friendly reminder that the payment is due Friday.
お支払い期限が金曜日であることを念のためお知らせします。

しゅみすけ(大山俊輔)

最初から強い単語を使う必要はありません。まず follow up や reminder で確認し、遅延が続く場合にだけ表現を強めるのが自然です。

日本語の「督促する」と英語の意味のズレ

日本語の「督促する」は、軽い確認から法的な支払い請求まで広く使えます。英語では、その目的を具体的に表します。

  • 期限を思い出させる:remind someone about the deadline
  • 返信がないので再連絡する:follow up on an email
  • すぐ対応するよう求める:urge someone to act
  • 未払い金を強く求める:press for payment
  • 請求書・通知を送る:send a payment reminder / overdue notice

remind・follow up・urge・press forの強さの違い

各表現の使い方と語順

remind:期限や約束を思い出させる

remind+人+about+名詞、または remind+人+to do を使います。

Could you remind her about the report?
報告書について彼女に念押ししてもらえますか。

I reminded him to submit the form.
彼にフォームを提出するよう念押ししました。

follow up:状況を確認するため再連絡する

follow up on+案件follow up with+人 の形です。名詞・形容詞ではハイフンを付けて a follow-up email と書きます。

I’m following up on my previous request.
以前の依頼について再度ご連絡しています。

I’ll follow up with the client tomorrow.
明日、顧客へ再確認します。

urge:早急に行動するよう強く求める

urge+人+to do の語順です。remind より切迫感があります。

We urge you to make the payment immediately.
直ちにお支払いいただくよう強くお願いいたします。

press for:回答や支払いを強く迫る

press for+名詞 で、payment、an answer、action などを求めます。

The supplier pressed for immediate payment.
仕入先は即時の支払いを強く求めました。

場面別の例文

返信を督促する

I just wanted to follow up and see if you had a chance to review my email.
メールをご確認いただけたか、念のためご連絡しました。

書類の提出を督促する

This is a reminder to submit the document by Thursday.
木曜日までに書類をご提出いただくためのリマインドです。

支払いを督促する

Our records show that the invoice is still outstanding.
弊社記録では、その請求書はまだ未払いとなっています。

社内で進捗を確認する

Have you had a chance to finish the report?
報告書を仕上げる時間はありましたか。

催促する・促すとの違い

「催促する」は日常的な「早くして」「返事をください」にも使われ、remind、follow up、ask again などが中心です。「督促する」は期限や義務があり、支払い・提出・回答を正式に求める場面が多い語です。「促す」は行動を勧める広い表現で、encourage、prompt、urge などを使います。

支払い関連では、「未払い・延滞」の英語表現もあわせて確認できます。

この英語を知らなかったら?【しゅみすけ式】

remind や follow up が出てこなくても、「まだ受け取っていない」「期限はいつ」「送ってほしい」と基本語で言えば伝わります。

  • I sent you an email last week. Did you see it?
    先週メールを送りました。ご覧になりましたか。
  • We haven’t received your payment yet.
    まだお支払いを受け取っていません。
  • Please send the document by Friday.
    金曜日までに書類を送ってください。
  • Could you tell me when you can reply?
    いつご返信いただけるか教えてもらえますか。
  • The payment date has already passed.
    支払日はすでに過ぎています。

しゅみすけ(大山俊輔)

難しい「督促」の訳語を探すより、何がまだ届いていないのか、いつまでに必要なのかを伝えるほうが、相手も行動しやすくなります。

よくある間違い

remind の後ろに人を置かない

「彼に期限を思い出させる」は remind him about the deadline です。通常 remind about the deadline だけにはしません。

follow up の前置詞を混同する

案件なら follow up on the request、人なら follow up with the client です。

最初の督促から urge や press を使う

urge と press は圧力が強いため、通常の確認メールでは follow up や reminder のほうが安全です。

demand を丁寧な催促に使う

demand は「強く要求する」で、関係を悪化させる可能性があります。契約違反への正式要求など、強い場面に限定しましょう。

FAQ

「督促メール」は英語で?

穏やかなものは reminder email / follow-up email、未払いへの正式なものは payment reminder / overdue notice と言えます。

「支払いを丁寧に督促する」定番表現は?

This is a friendly reminder that payment is due … や Our records show that the invoice remains unpaid. が使えます。

「返信をお待ちしています」は?

I look forward to hearing from you. が定番です。期限が必要なら We would appreciate your reply by Friday. と具体的にします。

chase は使える?

イギリス英語を中心に chase someone for payment / chase up an invoice と言えますが、やや直接的です。国際的なメールでは follow up が無難です。

まとめ

  • 丁寧に思い出させる:remind
  • 状況確認のため再連絡する:follow up
  • 早急な対応を強く求める:urge
  • 回答・支払いを強く迫る:press for

迷ったら、最初は follow up や friendly reminder を使いましょう。単語が出なければ、We haven’t received it yet. Please send it by Friday. のように「現状+期限+お願い」へ分解すれば十分伝わります。

この記事を書いた人
しゅみすけ(大山俊輔)

b わたしの英会話および英語コーチングGRIT/be:RIZE代表。米国MBA取得、外資系企業4社での勤務経験を持ち、これまで多くの大人の英語学習を支援。日本語と英語の処理構造の違いに着目した「英語OS」の考え方をもとに、独学で伸び悩む人の学び直しをサポートしています。

ご相談専門お電話番号

※『すぐに体験してみたい!』派のあなたには、<無料体験レッスン>WEB見た、で特典あり。

無料体験レッスン

※『すぐに体験してみたい!』派のあなたには、<無料体験レッスン>WEB見た、で特典あり。

無料体験レッスン

日本語のニュアンス表現を英語での一覧