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ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生“Fantastic Beasts: The Crimes of Grindelwald”

こんにちは!コンシェルジュのLucyです☆
今日は、2018年に公開された映画『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生(Fantastic Beasts: The Crimes of Grindelwald)』から、
「こんな会話してみた~い」とネイティブ気分になれるフレーズをご紹介します!

あのハリーポッターシリーズのスピンオフとして始まったファンタスティック・ビーストシリーズの2作目。
1作目については、こちらのブログをチェックしてみてください。
シリーズは今度も続き、なんと全5作が予定されているようです!

ハリーポッター第1作目のおよそ70年前を舞台に、魔法生物学者であるニュート・スキャマンダーを主人公にして繰り広げられる新たな冒険の物語です。
今作からは、若き日のダンブルドアも登場します!
ハリーポッターシリーズとの繋がりを探しながら観るのも楽しいかもしれませんね♪

◆Story of “Fantastic Beasts: The Crimes of Grindelwald”◆

前作のラストで捕らえられた闇の魔法使いグリンデルバルドは脱獄に成功します。
ロンドンに帰国していたニュートの前に、ホグワーツ魔法魔術学校時代の恩師アルバス・ダンブルドアが現れ、
オブスキュラスと呼ばれる闇のエネルギーを体に宿した青年クリーデンスとその力を利用しようと企むグリンデルバルドの追跡を依頼されてしまいます。
困惑しつつも断りきれず、ニュートは手がかりを元にパリへと向かいました。
グリンデルバルドは、人間界の破壊と魔法界の支配を目論み、彼に賛同する魔法使いを集めて、軍隊を作ろうとしていました。
ニュートと前作で知り合い、恋仲に発展しつつあったティナやその妹クイニー、そしてノー・マジ(非魔法族)の友人ジェイコブも巻き込みつつ、
クリーデンスやグリンデルバルドの行方を追う危険な冒険が幕を開けます。

◆One Point English “Fantastic Beasts: The Crimes of Grindelwald”◆

★まずは、ダンブルドアがニュートに対して、クリーデンスとグリンデルバルドの追跡を依頼するシーン、ダンブルドアのお茶目な性格が垣間見えます!

Newt: Why can’t you go?
なぜあなた自身が行かないのですか。

Dumbledore: I cannot move against Grindelwald. It has to be you.
私ではグリンデルバルドと戦えない。戦えるのは君だけだ。

Newt: …

Dumbledore: Well, I can’t blame you. In your shoes, I’d probably refuse too.
いやあ、気持ちはわかるよ。私が君でも多分断るだろう。

◎(If I were) in your shoes=私があなたの立場なら

直訳すると

「私があなたの靴の中なら」

なんのこっちゃ?って感じですが、

靴=立場

で、「私があなたの立場なら」として使われます。

なぜ「靴=立場」なのか語源は定かではありませんが、仮定法と一緒に使われる表現です。
そのため、I’d (I would) と、過去形になっています。
別の表現に、If I were you というものもあります。
また、キャメロン・ディアス、トニ・コレット主演の『In Her Shoes』という映画がありますが、
yourの代わりにin her shoesやin Mike’s shoes などとして、別の第三者の立場に立った場合について表現することも出来ます。

相手にアドバイスを求められた時などに、私だったら、◯◯しちゃうな、といったふうに使える表現です。

例)In your shoes, I would quit such a job.もし私だったらそんな仕事辞めちゃうな。

★次に、クイニーとジェイコブが突然ニュートの家を訪れる場面です。前作で親交を深めた3人の嬉しい再会のシーンです!
Queenie: We hope you don’t mind, Newt. We let ourselves in. It’s raining out there, cats and dogs. London’s cold.
ごめんなさいね、ニュート。勝手に入ってしまって。外はどしゃぶりね。ロンドンは寒いのね。

◎I hope you don’t mind.=気にしてないといいな
 mindは「気にする」という意味の動詞なので、直訳すると「あなたが気にしていないことを私は願っている」となります。
そこから、自分がしたことが相手にとって迷惑でなければ良いのですが…といったニュアンスで、軽く許しを求めるような場面で使える表現です。

◎rain cats and dogs=土砂降りの雨が降る
どうしてこのような表現で「土砂降り」を表すようになったのかは諸説あるようで、私もよく分からないのですが(笑)、よく出てくる表現です。
こういう表現が使えると、少しネイティブに近づいた気分になれますね。

★次にニュートとジェイコブがティナとクイニーを追って、パリに行くために、ポートキーと呼ばれる魔法の道具を使うシーンです!

ポートキーは長距離を一瞬で移動できる魔法の道具ですが、移動している時に少し酔いやすいため、ニュートがポートキー初体験のジェイコブに尋ねます。

Newt: Now, you don’t suffer from motion sickness, do you?
君は乗り物酔いとかしないよね。

Jacob: I don’t do well on boats, Newt.
船酔いはするよ、ニュート。

Newt: You’ll be fine.
大丈夫だよ。

◎suffer from〜=〜に苦しむ・〜を患う
何か病気や困り事を後ろに続けて使います。病院で自分の症状を伝える時などに使える表現です。

例)I suffer from hay fever. 私は花粉症に苦しんでいます。

◎motion sickness=乗り物酔い
乗り物酔いしやすい人は多いのではないでしょうか。この表現を覚えておけば、いざという時に役に立つかもしれません。
上記のsuffer fromと一緒に使って、辛さを伝えることもできますし、
I get motion sickness easily. と言えば、乗り物酔いしやすいタイプなんだよねと伝えることもできます。

★最後に、クイニーがある人の部屋に招かれた時のシーンです!
魔法がかけられ、自ら勝手に動くティーポットが、クイニーの持つ空のカップに何度もお茶を入れてこようとします。何度もそれを拒否しているクイニーは、ポットに対してこう言います。

Queenie: Hey, Knock it off.
もう、やめてってば。

◎Knock it off.=いい加減にして・やめて
迷惑な言動や悪い冗談に対して、いい加減にやめて欲しいと強く伝える表現です。
特に、うるさい騒音を止めて、静かにしてくれといったニュアンスになります。
少々きつめの口語なので、使う相手はしっかりと選びましょう!
友達同士の喧嘩や先生が生徒に叱る時などに使われます。
 

先日ファンタスティック・ビーストの3作目が2021年11月に全米公開されることが正式に発表されました。
1作目の舞台はニューヨーク、2作目の舞台はパリと続き、3作目の舞台はリオデジャネイロになるようです。
今から待ち遠しいですね^_^
このシリーズをまだ観たことのない方は、ぜひ3作目の公開までにチェックしてみてください!

===Lucy===

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