be concerned withの意味は?be concerned aboutとの違い・使い方と例文

be concerned withの意味・使い方・be concerned aboutとの違い

be concerned withは、主に「〜に関係している」「〜を扱っている」という意味です。仕事・本・調査・議論などが、どのテーマや対象に関わるのかを説明するときによく使われます。

concernedを見ると、すぐ「心配している」と訳したくなるかもしれません。しかし、後ろがwithなら関係・対象、aboutなら心配の内容を表すことが多く、前置詞によって意味が変わります。

be concerned withの基本的な意味

be concerned with+名詞の中心は、「ある対象と関係を持っている」です。そこから、文脈に応じて「〜に関係している」「〜を扱っている」「〜に重点を置いている」と訳します。

  • This report is concerned with customer satisfaction.
    この報告書は顧客満足度を扱っています。
  • The meeting was mainly concerned with next year’s budget.
    その会議では主に来年度の予算を扱いました。
  • Her research is concerned with sleep and memory.
    彼女の研究は睡眠と記憶に関するものです。

withには「一緒にある・結びついている」という感覚があります。concernedと組み合わさることで、「その対象と結びつきがある」というイメージになります。

しゅみすけ(大山俊輔)

be concerned withは、日常の雑談よりも、仕事・研究・説明文などでよく見かけます。「この資料は何を扱っているのか」「この仕事は何に関係するのか」を落ち着いて説明する表現です。

よく使われる形と語順

物・活動+be concerned with+テーマ

主語にはreport・book・study・job・discussionなどがよく置かれます。

  • This book is concerned with the history of English.
    この本は英語の歴史を扱っています。
  • Our discussion is concerned with workplace communication.
    私たちの議論は職場のコミュニケーションに関するものです。
  • The role is concerned with training new staff.
    その職務は新人スタッフの研修に関係しています。

withの後ろに動作を置く場合は、動名詞(-ing)を使います。

○ The project is concerned with improving access.
そのプロジェクトは利用しやすさの改善に関するものです。

× The project is concerned with improve access.

人+be concerned with+対象

人を主語にすると、「〜に関心を向けている」「〜を重視している」という意味になることがあります。

  • We are more concerned with quality than speed.
    私たちは速さより品質を重視しています。
  • She is concerned with finding a practical solution.
    彼女は実用的な解決策を見つけることに重点を置いています。

ただし、人について「〜を心配している」と言いたい場合は、通常be concerned aboutを使います。

be concerned withとbe concerned aboutの違い

be concerned withとbe concerned aboutの意味とニュアンスの違い

表現 中心の意味 代表例
be concerned with 〜に関係している・〜を扱う The report is concerned with safety.
be concerned about 〜を心配している I’m concerned about your safety.

同じsafetyでも、前置詞によって焦点が変わります。

  • The report is concerned with safety.
    その報告書は安全性を扱っています。
  • I’m concerned about safety.
    私は安全性を心配しています。

withは「何と関係しているか」、aboutは「何について心配しているか」です。「心配する」のworry・be worried・concernedの使い分けは、「心配する」は英語で?worry・be worried・concernedの違いで詳しく解説しています。

自然な例文を場面別に確認

仕事

  • This department is concerned with product safety.
    この部署は製品の安全性に関わっています。
  • Today’s workshop is concerned with leadership skills.
    今日の研修ではリーダーシップスキルを扱います。
  • The first part of the plan is concerned with cost reduction.
    計画の前半部分はコスト削減に関するものです。

学校・学習

  • This chapter is concerned with common pronunciation mistakes.
    この章では、よくある発音の間違いを扱います。
  • The course is concerned with English for international travel.
    その講座は海外旅行で使う英語を扱っています。

社会・暮らし

  • The documentary is concerned with food waste.
    そのドキュメンタリーは食品ロスを扱っています。
  • Our group is concerned with improving the local park.
    私たちのグループは地域の公園の改善に取り組んでいます。

似た表現との違い

deal with|実際に扱う・対処する

deal withは、話題を扱うだけでなく、問題や人に実際に対応する意味でも使えます。

This section deals with customer complaints.
このセクションでは顧客からの苦情を扱います。

be related to|つながりがある

be related toは「〜と関連している」という広い表現です。何かを積極的に扱うという意味までは含みません。

The problem may be related to the new software.
その問題は新しいソフトウェアに関係しているかもしれません。

be about|〜についてである

会話では、かたいbe concerned withをbe aboutで簡単に言い換えられることがあります。

This book is about modern relationships.
この本は現代の人間関係についての本です。

日本人が間違えやすいポイント

concerned withをすべて「心配している」と訳さない

This article is concerned with privacy.は「この記事はプライバシーを心配している」ではなく、「プライバシーを扱っている」です。

withの後ろに動詞の原形を置かない

withはここでは前置詞なので、後ろは名詞または動名詞です。

× We are concerned with reduce costs.
○ We are concerned with reducing costs.
私たちはコスト削減に重点を置いています。

as far as … is concernedと混同しない

As far as I’m concernedは「私としては・私の考えでは」という別の定型表現です。be concerned withの「〜を扱う」とは分けて覚えましょう。

しゅみすけ(大山俊輔)

迷ったら、主語を確認してください。report・book・studyなどが主語なら「〜を扱う」、人が主語でaboutが続けば「〜を心配する」と判断できることが多いです。

簡単な英語で言い換えるなら

be concerned withがすぐ出てこなければ、次の基本表現で十分伝わります。

言いたいこと 簡単な言い換え
この本は環境問題を扱っています This book is about environmental problems.
この仕事は採用に関係しています This job is related to hiring.
会議では予算を扱います We will talk about the budget in the meeting.
品質を重視しています Quality is important to us.

まとめ

  • be concerned withは「〜に関係している・〜を扱っている」
  • 仕事・研究・本・議論のテーマを説明するときによく使う
  • with+名詞/動名詞の語順になる
  • be concerned aboutは通常「〜を心配している」
  • 簡単に言うならbe about・be related to・talk aboutが便利

英熟語・定型表現を意味や前置詞の違いから整理したい方は、英熟語・定型表現の親記事もあわせてご覧ください。

この記事を書いた人
しゅみすけ(大山俊輔)

b わたしの英会話および英語コーチングGRIT/be:RIZE代表。米国MBA取得、外資系企業4社での勤務経験を持ち、これまで多くの大人の英語学習を支援。日本語と英語の処理構造の違いに着目した「英語OS」の考え方をもとに、独学で伸び悩む人の学び直しをサポートしています。

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