
be named after ~ は、「~にちなんで名付けられる」「~の名前を取って名付けられる」という意味です。
家族・歴史上の人物・土地などの名前を受け継いだ理由を話すときに使います。ただし、日本語から英語にするときは、誰が名前を付けたのかを主語にする形と、名付けられた人・物を主語にする形で語順が変わります。
- They named their son after his grandfather.
彼らは祖父にちなんで息子を名付けました。 - Their son was named after his grandfather.
彼らの息子は祖父にちなんで名付けられました。
この記事では、name A after Bとbe named after Bの語順、afterが持つ感覚、自然な例文、in honor ofとの違いまで整理します。
Contents
be named afterの基本的な意味
A is named after B は、「AはBにちなんで名付けられている」という形です。Bには、名前の由来になった人・場所・出来事などが入ります。
- I was named after my grandmother.
私は祖母にちなんで名付けられました。 - This street is named after a famous writer.
この通りは有名な作家にちなんで名付けられています。 - The café was named after the owner’s hometown.
そのカフェはオーナーの故郷にちなんで名付けられました。
人名だけに限りません。建物、道路、船、商品、プロジェクトなどの名称の由来にも使えます。
name A after BとA is named after Bの語順

name A after B:誰かがAを名付ける
name A after B は、「AをBにちなんで名付ける」という能動態です。
name + 名付けられる人・物 + after + 名前の由来の順になります。
- We named our daughter after my mother.
私たちは母にちなんで娘を名付けました。 - They named the new library after its founder.
彼らは創設者にちなんで新しい図書館を名付けました。
A is named after B:Aの名前の由来を説明する
名付けられたAを主語にすると、受動態のA is named after Bになります。
- Our daughter is named after my mother.
娘は私の母にちなんで名付けられています。 - The new library is named after its founder.
新しい図書館は創設者にちなんで名付けられています。
過去の名付けという出来事に焦点を当てる場合は、was named afterも自然です。一方、現在の名前と由来を説明する場面では、is named afterがよく使われます。
しゅみすけ(大山俊輔)
なぜafterで「~にちなんで」になるのか
afterには「~の後に」という時間的な意味だけでなく、先にあるものを追う・手本にする感覚があります。
名前について使うと、先に存在する人や物の名前を後から受け継ぐイメージになります。そのため、named after my grandfatherは「祖父の名前を追うように名付けられた」から「祖父にちなんで名付けられた」と理解できます。
会話でよく使う形と自然な例文
Were you named after someone?
名前の由来を尋ねる自然な質問です。
A: Were you named after someone?
誰かにちなんで名付けられたの?
B: Yes. I was named after my aunt.
うん。叔母にちなんで名付けられたんだ。
Who were you named after?
「誰にちなんで名付けられたの?」と、人物を具体的に尋ねる形です。
A: Who were you named after?
誰にちなんで名付けられたの?
B: My great-grandfather.
ひいおじいちゃんだよ。
It was named after ~
旅行中に建物や場所の名前の由来を説明するときにも便利です。
- The airport was named after a former president.
その空港は元大統領にちなんで名付けられました。 - The dish is named after the chef who created it.
その料理は考案したシェフにちなんで名付けられています。 - The dog was named after a movie character.
その犬は映画の登場人物にちなんで名付けられました。
name afterとin honor ofの違い
named afterは、名前の由来が人や物にあることを直接表します。
in honor ofは「~に敬意を表して・~を記念して」という意味で、命名以外の行為にも使えます。
- The school was named after Dr. Green.
その学校はグリーン博士にちなんで名付けられました。 - They held a ceremony in honor of Dr. Green.
彼らはグリーン博士に敬意を表して式典を開きました。
名前について話すならnamed afterが最も直接的です。「敬意を示すため」という動機まで強調したいときは、in honor ofの意味と使い方も参考になります。
日本人が間違えやすいポイント
afterの後ろに「名付けられた人」を置かない
afterの後ろは名前の由来です。
- ○ They named Emma after her grandmother.
- × They named her grandmother after Emma.
後者では「祖母をEmmaにちなんで名付けた」という逆の意味になります。
callとnameを混同しない
We call him Ken.は「私たちは彼をケンと呼びます」。一方、We named him Ken.は「私たちは彼をケンと名付けました」です。
呼び方を説明するcallと、名前を付けるnameを区別しましょう。
「同じ名前」とは限らない
通常は同じ名前、またはその一部を受け継ぐ場合に使います。ただし、場所や作品などでは、人物・土地への敬意や関係を表す名称が付けられることもあります。
この表現が出てこないときの簡単な言い換え
be named afterがすぐに出てこなければ、名前の由来を短い文で説明できます。
- I have the same name as my grandfather.
私は祖父と同じ名前です。 - My parents gave me my grandmother’s name.
両親は私に祖母の名前を付けました。 - My name comes from my aunt’s name.
私の名前は叔母の名前から来ています。
しゅみすけ(大山俊輔)
まとめ
name A after Bは「AをBにちなんで名付ける」、A is named after Bは「AはBにちなんで名付けられている」という意味です。
- name A after B:名付ける側を主語にする
- A is/was named after B:名付けられた側を主語にする
- afterの後ろには名前の由来を置く
- 人物だけでなく、場所・建物・商品などにも使える
- 出てこなければhave the same name asなどで説明できる
ほかの英熟語や定型表現も体系的に学びたい方は、英熟語・定型表現のまとめもあわせてご覧ください。









