「微妙」は英語で?Not great・So-so・Questionable・Subtleの違い

「微妙」は英語で?not great・so-so・questionable・subtleの違い

「微妙」は英語で一語に決まりません。

味や出来が「いまいち」なら not great、良くも悪くもないなら so-so、判断や計画が「怪しい」なら questionable、わずかな違いなら subtle が自然です。

日本語では便利な「微妙」ですが、英語では何がどう微妙なのかを言い分けます。この記事では、日常会話でよく使う表現を場面別に整理します。

「微妙」は英語で?意味別の使い分け一覧

「微妙」の意味 自然な英語 使う場面
あまり良くない・いまいち not great
not very good
味、映画、体調、出来
良くも悪くもない so-so
okay
感想、調子、評価
怪しい・賛成しにくい questionable
not sure about
判断、計画、品質
わずかで繊細 subtle 差、色、香り、ニュアンス
気まずい awkward 空気、人間関係、沈黙
結果が五分五分 It could go either way. 試合、合否、交渉

not great・so-so・questionable・subtleで表す「微妙」の違い

動画でso-so・Not bad・Not greatの違いを確認

「今日のランチ、どうだった?」のように感想を聞かれたとき、so-soだけでは良かったのか悪かったのかが少し曖昧に聞こえることがあります。b わたしの英会話のレッスンパートナーAlexが、気持ちをもう少し正確に伝える2つの言い方を26秒で紹介します。

YouTubeで「so-soの代わりに使える英語」を見る

  • Not bad!:思ったより悪くない・まあまあ良かった
  • Not great.:あまり良くなかった・ちょっといまいち

so-soが間違いというわけではありません。ただ、評価の方向が伝わりにくいことがあるため、少し良かったならNot bad、少し悪かったならNot greatと言い分けると、聞き手がニュアンスをつかみやすくなります。

「いまいちで微妙」は not great

期待したほど良くないものを、強く否定せずに「微妙」「いまいち」と言うなら not great が使いやすい表現です。

A: How was the movie?
映画どうだった?

B: Honestly, it was not great.
正直、微妙だった。

The food was not very good.
料理はあまりおいしくなかった。

not great は「最高ではない」という直訳より、会話では「あまり良くない」に近くなります。terrible(ひどい)ほど強くないので、率直ながら角の立ちにくい言い方です。

「まあまあ・普通で微妙」は so-so / okay

良くも悪くもなく「まあまあ」「何とも言えない」と答えるなら so-sookay が自然です。

A: How was your presentation?
プレゼンどうだった?

B: So-so. It could have been better.
微妙かな。もっと上手くできたと思う。

The new café was okay.
新しいカフェはまあまあだった。

so-so は短く率直な表現です。人が作った料理や作品を本人の前で評価すると、そっけなく聞こえることがあります。その場合は It was okay, but… と理由を続けると柔らかくなります。

「その案は微妙」は questionable / I’m not sure about

判断・計画・品質などに疑問があり「それは微妙」「ちょっと怪しい」と言うなら questionable が使えます。

That decision is questionable.
その判断は微妙です。

ただし questionable は、妥当性や正しさを疑う少し強めの言葉です。仕事や会話で柔らかく反対するなら、I’m not sure about that. が便利です。

I’m not sure about this plan.
この計画はちょっと微妙だと思います。

相手の提案に対していきなり That’s questionable. と言うより、I’m not sure about… のほうが協力的に聞こえます。

「微妙な違い」は subtle

小さくて気づきにくい、繊細な違いや変化を表す「微妙」には subtle がぴったりです。この場合の「微妙」は否定的な意味ではありません。

There’s a subtle difference between these two colors.
この二つの色には微妙な違いがあります。

This tea has a subtle floral flavor.
この紅茶にはほのかな花の風味があります。

「あの映画、微妙だった」を It was subtle. とすると、「繊細だった」「控えめだった」という別の意味になります。日本語の否定的な「微妙」を、何でも subtle に置き換えないよう注意しましょう。

「空気が微妙・気まずい」は awkward

会話が途切れた、人間関係がぎこちないなど、居心地の悪い「微妙な空気」には awkward を使います。

There was an awkward silence.
微妙な沈黙が流れました。

Things have been a little awkward between us.
私たちの間は少し微妙な感じです。

awkward は「気まずい」「ぎこちない」という意味です。評価が低いという意味の not great とは使う場面が違います。

「勝てるか微妙」は It could go either way

結果がどちらになるか分からない「勝てるか微妙」「合格できるか微妙」には、It could go either way.(どちらに転ぶ可能性もある)が自然です。

Do you think our team will win?
うちのチーム、勝てると思う?

It could go either way.
微妙だね。どちらもあり得るよ。

I’m not sure if I’ll pass the exam.
試験に受かるか微妙です。

初心者なら、I’m not sure if…(〜かどうか分かりません)でも十分伝えられます。

初心者でも言える簡単な「微妙」の英語

難しい単語を思い出せないときは、何が良くないのか、何が分からないのかを簡単な英語で言えば自然です。

  • 味が微妙です。 → It’s not very good.
  • 映画は微妙でした。 → I didn’t really like it.
  • その案は微妙です。 → I’m not sure about that.
  • 行けるか微妙です。 → I’m not sure if I can go.
  • 二つは少し違います。 → They’re a little different.
  • 空気が気まずいです。 → It feels awkward.

日本語の「微妙」に対応する難しい単語を探すより、not very goodI’m not sure を使うほうが、初心者には簡単で誤解も少なくなります。

「微妙」を英語で言うときの注意点

subtle は「いまいち」という意味ではない

subtle は「わずかな」「繊細な」という意味です。商品や映画を否定的に評価する「微妙」には、not great や not very good を使います。

so-so は人への評価に使いすぎない

How was it? に So-so. と答えることはできますが、本人の料理や仕事に対して使うと冷たく聞こえる場合があります。良かった点も添えると印象が柔らかくなります。

仕事では I’m not sure about… が便利

questionable は「疑わしい」と強く響くことがあります。提案を否定しすぎたくない場面では、I’m not sure about this approach. のように伝えるのがおすすめです。

よくある質問

「微妙だね」は英語で何と言いますか?

感想がいまいちなら It’s not great.、良くも悪くもないなら It’s so-so.、判断できないなら I’m not sure. が自然です。

「微妙なライン」は英語で何と言いますか?

合否や成否がぎりぎりなら It’s borderline.、どちらになるか分からないなら It could go either way. と言えます。

「ちょっと微妙」は英語で何と言いますか?

柔らかく否定するなら It’s not quite right.(何か少し違う)、提案への違和感なら I’m not sure about it. が使えます。

「微妙なニュアンス」は subtle nuance でよいですか?

はい。わずかで繊細な意味の違いなら a subtle nuance または a subtle difference in meaning と表現できます。

まとめ:「微妙」の中身を英語にしよう

「微妙」を英語にするときは、良くないのか、判断しにくいのか、差が小さいのかを考えます。

  • あまり良くない:not great / not very good
  • 良くも悪くもない:so-so / okay
  • 疑わしい:questionable
  • 柔らかく反対する:I’m not sure about…
  • わずかで繊細:subtle
  • 気まずい:awkward
  • 結果が五分五分:It could go either way.

日本語の便利な一語を無理に直訳せず、具体的な意味を選ぶことが自然な英語への近道です。

ほかの日本語らしい表現も、英語チャンク・文頭表現のまとめで場面別に紹介しています。

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