
「意外と簡単だった」「意外と高い」「あの人、意外と優しい」。日本語では便利な「意外と」ですが、英語では何が予想外だったのかによって表現を選びます。
結論から言うと、驚きをそのまま添えるなら surprisingly、自分の予想と比べるなら more / less … than I expected、思い込みを訂正して「実は意外と」と伝えるなら actually が自然です。
「意外と」の代表表現
surprisingly:驚いたことに、意外にも
more / less … than expected:予想より〜
actually:実は、思っていたのと違って
unexpectedly:予期せず、思いがけず
Contents
「意外と」は英語で?表現の使い分け
| 表現 | ニュアンス | 例 |
|---|---|---|
| surprisingly | 結果に驚いた | surprisingly easy |
| more / less … than expected | 予想と比較する | more expensive than expected |
| actually | 思い込みを訂正する | It’s actually quite good. |
| unexpectedly | 出来事が予期せず起きた | ended unexpectedly |

surprisingly:「驚いたことに、意外と」
surprisingly は、結果や事実が予想外だったことをストレートに表す副詞です。文頭にも、形容詞の前にも置けます。
Surprisingly, the test was easy.
意外と、そのテストは簡単でした。
The movie was surprisingly good.
その映画は意外と良かったです。
It’s surprisingly close to the station.
そこは駅から意外と近いです。
She speaks English surprisingly well.
彼女は意外と英語を上手に話します。
形は surprisingly + 形容詞・副詞 が基本です。「意外と簡単」は surprisingly easy、「意外と早い」は surprisingly fast のように作れます。
more / less … than expected:「思ったより〜」
英会話では、「意外と」を無理に一語で訳さず、予想より〜だったと比較で表すのがとても自然です。
It was easier than I expected.
思ったより簡単でした。
The restaurant was more expensive than I expected.
そのレストランは意外と高かったです。
It took less time than expected.
意外と時間がかかりませんでした。
There were more people than I thought.
意外と人が多かったです。
than I expected は「私が予想したより」、than I thought は「私が思っていたより」。会話ではどちらもよく使われます。
actually:「実は意外と」と思い込みを訂正する
actually は「意外と」の直訳ではありません。相手や自分の思い込みと違う事実を示すときに、「実は」「本当は」という流れで日本語の「意外と」に近くなります。
It’s actually quite easy.
実は、意外と簡単です。
He’s actually very friendly.
彼は意外ととても親しみやすい人です。
The bag is actually pretty light.
そのバッグ、意外と軽いんです。
I actually enjoyed the event.
そのイベント、意外と楽しめました。
actually は、単なる驚きよりも「そうではないと思っていたけれど、実際は」という訂正のニュアンスが中心です。詳しい位置や使い方は、Actuallyの意味と使い方でも解説しています。
unexpectedly:「予期せず」起きたこと
unexpectedly は、予定していなかった出来事や変化が起きたときに使います。評価を表す「意外とおいしい」より、「会議が意外と早く終わった」「突然状況が変わった」といった出来事に合います。
The meeting ended unexpectedly early.
会議は意外と早く終わりました。
Sales increased unexpectedly.
売上が予想外に増えました。
She showed up unexpectedly.
彼女は思いがけず現れました。
「意外と簡単・高い・近い」は英語で?
| 日本語 | 自然な英語 |
|---|---|
| 意外と簡単 | surprisingly easy / easier than expected |
| 意外と難しい | surprisingly difficult / harder than I thought |
| 意外と高い | surprisingly expensive / more expensive than expected |
| 意外と安い | surprisingly cheap / cheaper than I expected |
| 意外と近い | surprisingly close / closer than I thought |
| 意外と多い | surprisingly many / more … than expected |
| 意外と知られていない | surprisingly little-known / not as well-known as you might think |
「意外に」と「意外にも」の英語は違う?
日本語では「意外に簡単」「意外と簡単」「意外にも簡単だった」のように言えますが、英語では大きく分ける必要はありません。
Surprisingly, it was easy.
意外にも、それは簡単でした。
It was surprisingly easy.
それは意外と簡単でした。
文全体への驚きを示すなら文頭、形容詞を直接修飾するなら形容詞の前に surprisingly を置きます。
初心者はこの3チャンクを覚えよう
It was surprisingly good.
意外と良かったです。
It was easier than I expected.
思ったより簡単でした。
It’s actually quite nice.
実は意外といいですよ。
自分の感想なら surprisingly + 形容詞、予想と比べるなら 比較級 + than I expected、思い込みを訂正するなら actually。この3つで多くの場面をカバーできます。
よくある質問
Q. surprisinglyとunexpectedlyの違いは?
surprisingly は話し手が驚いた評価や事実、unexpectedly は出来事が予期せず起きたことに焦点があります。「意外とおいしい」は surprisingly delicious、「予期せず予定が変わった」は the schedule changed unexpectedly が自然です。
Q.「意外と普通」は英語で?
It was surprisingly normal. や It was more ordinary than I expected. と言えます。「悪くも良くも思ったほど特別ではない」なら It wasn’t as unusual as I expected. も自然です。
Q.「意外とあり」は英語で?
直訳せず、It’s actually not bad.(意外と悪くない)、That could actually work.(それ、意外とうまくいくかも)のように、何が「あり」なのかを具体的に表します。
Q. surprisinglyは良い意味と悪い意味の両方に使えますか?
はい。surprisingly good のような良い驚きにも、surprisingly expensive のような望ましくない驚きにも使えます。後ろの形容詞で評価が決まります。
まとめ
- 驚いた事実・評価を伝える:surprisingly
- 自分の予想と比べる:more / less … than expected
- 思い込みと違う事実を伝える:actually
- 予期しない出来事を表す:unexpectedly
「意外と」を一語で訳すより、驚きを言いたいのか、予想と比較したいのか、思い込みを訂正したいのかを考えると、自然な英語を選べます。
ほかの会話で使える表現は、英語のチャンク・文頭表現一覧でもまとめています。
英語を知識で終わらせず、会話で使える形にしたい方へ。初心者から学べるオンライン英語コーチングは、beyondz Englishをご覧ください。
判断・推量・印象を表す関連表現
「まさか」「もしかして」「どうやら」「意外と」など、話し手の判断や印象を表す言葉は、判断・推量・印象を表す日本語の英語表現一覧でまとめて比較できます。
判断・推量・印象を表す関連表現
「まさか」「もしかして」「どうやら」「意外と」など、話し手の判断や印象を表す言葉は、判断・推量・印象を表す日本語の英語表現一覧でまとめて比較できます。
ほかの直訳しにくい表現は、日本語のニュアンス表現を英語で|直訳しにくい言葉一覧から探せます。










