face to faceの意味は?使い方・ハイフンとin personとの違いを例文解説

face to faceの意味・使い方とin personとの違い

face to faceは、「面と向かって」「直接会って」という意味の定型表現です。メールや電話、オンライン会議ではなく、同じ場所で相手と向き合って話す場面をイメージすると分かりやすいでしょう。

ただし、名詞の前に置くときはface-to-faceとハイフンでつなぐのが基本です。また、よく似たin personとは焦点が少し違います。この記事では、意味、語順、ハイフンの使い方、自然な例文、in personとの違いまで会話で使える形に整理します。

face to faceの意味は「面と向かって・直接会って」

face to faceは、二人以上の人が同じ場所で向き合い、直接やり取りする様子を表します。

  • We finally met face to face.
    私たちはついに直接会いました。
  • I want to talk to you face to face.
    あなたと面と向かって話したいです。
  • They had never spoken face to face before.
    二人はそれまで直接話したことがありませんでした。

日本語の「顔と顔を合わせて」に近い表現ですが、実際に顔を至近距離まで近づけるという意味ではありません。「画面や電話を介さず、同じ場所で直接」という感覚です。

しゅみすけ(大山俊輔)

face to faceは、単に同じ場所にいるだけでなく、相手と直接向き合ってやり取りする感覚があります。大切な話を直接したい場面によく合います。

なぜface to faceで「直接」になるのか

faceは「顔」です。同じ語をtoで結んだface to faceは、文字どおりには「顔と顔を向け合って」という形です。

そこから、二人が間に電話や画面を挟まず、互いに向き合っている状況を表すようになりました。英語では、同じ名詞を繰り返す形で関係や配置を表すことがあります。

  • side by side:並んで
  • back to back:背中合わせに/立て続けに
  • hand in hand:手を取り合って
  • face to face:向かい合って

face to faceの中心にあるのは、物理的な近さだけでなく、相手から逃げずに直接向き合うという感覚です。そのため、相談、謝罪、交渉、重要な話し合いにもよく使われます。

副詞はface to face、名詞の前ではface-to-face

語順で迷いやすいポイントは、ハイフンの有無です。

動詞を説明するとき:face to face

「どのように会う・話すのか」を説明する副詞的な使い方では、通常ハイフンを入れません。

  • We need to discuss this face to face.
    これは直接話し合う必要があります。
  • It was nice to meet you face to face.
    直接お会いできてよかったです。

名詞の前に置くとき:face-to-face

「対面の会議」「直接の会話」のように、後ろの名詞を説明する形容詞として使う場合はハイフンでつなぎます。

  • a face-to-face meeting
    対面の会議
  • a face-to-face conversation
    直接の会話
  • face-to-face communication
    対面コミュニケーション

We had a face-to-face meeting.は自然ですが、We met face-to-face.のように副詞として使う場合、一般的な表記はWe met face to face.です。実際の文章では表記に揺れもありますが、学習者は「名詞の前ならハイフン」と覚えると整理しやすいでしょう。

face to faceとin personの違い

face to faceは向かい合う直接のやり取り、in personは本人がその場にいることを表す比較

どちらも「直接会って」と訳せますが、焦点が異なります。

  • face to face:相手と向き合って直接やり取りすることに焦点
  • in person:代理、録画、電話、オンラインではなく、本人が物理的にその場にいることに焦点

向き合って話すならface to face

  • We should talk face to face.
    私たちは面と向かって話したほうがいいです。
  • She apologized to me face to face.
    彼女は私に直接会って謝りました。

ここでは、相手との直接的なやり取りが大切です。

本人がその場に来るならin person

  • You need to apply in person.
    本人が窓口へ行って申請する必要があります。
  • I had only seen her online, so I was excited to meet her in person.
    オンラインでしか見たことがなかったので、実際に本人に会えるのが楽しみでした。

申請の例では、誰かと向かい合って話すことより、本人が現地へ行くことが重要です。そのためin personが自然です。

一方、会議については両方使えます。

  • an in-person meeting:オンラインではない対面開催の会議
  • a face-to-face meeting:参加者が直接向き合って話す会議

日常的には意味が重なることも多く、どちらを使っても大意が変わらない場面があります。それでも「本人の現地参加」か「向き合うやり取り」かを考えると選びやすくなります。

face to faceがよく使われる場面

大切な話や相談

  • This is too important to discuss over text. Let’s talk face to face.
    これはメッセージで話すには大切すぎます。直接話しましょう。
  • I need to tell him the truth face to face.
    彼に面と向かって本当のことを伝える必要があります。

仕事の会議や交渉

  • Could we arrange a face-to-face meeting next week?
    来週、対面の会議を設定できますか。
  • Some problems are easier to solve face to face.
    直接話したほうが解決しやすい問題もあります。

オンラインで知り合った人と会う

  • We worked together online for a year before meeting face to face.
    私たちは直接会うまで、1年間オンラインで一緒に働いていました。
  • It felt different when we finally spoke face to face.
    ついに直接話したときは、いつもと違って感じました。

対立や気まずい話

  • He avoids talking to me face to face.
    彼は私と面と向かって話すのを避けています。
  • It’s hard to criticize someone face to face.
    面と向かって人を批判するのは難しいものです。

会話でそのまま使える例文

A: Can we talk on the phone?
電話で話せる?

B: I’d rather talk face to face.
できれば直接会って話したいな。


A: Have you met your new manager yet?
新しい上司にはもう会った?

B: Only online. I’ll meet her face to face tomorrow.
オンラインだけ。明日、直接会うよ。


A: Is the interview online?
面接はオンラインですか。

B: No, it’s a face-to-face interview.
いいえ、対面の面接です。


A: Did he apologize by message?
彼はメッセージで謝ったの?

B: No. He came to see me and apologized face to face.
ううん。会いに来て、面と向かって謝ってくれた。

日本人が間違えやすいポイント

meetと一緒に使っても意味は重複しない

meet face to faceは自然な組み合わせです。meetだけでも「会う」ですが、face to faceを加えることで「オンラインではなく直接」「実際に向き合って」という対比を強調できます。

face by faceとは言わない

「顔と顔」と直訳してface by faceにしないようにしましょう。決まった表現はface to faceです。

形容詞ではハイフンを入れる

a face to face meetingでも意味は伝わりますが、標準的にはa face-to-face meetingと書きます。複数語をひとまとまりの形容詞として名詞の前に置くためです。

face to faceが出てこないときの簡単な言い換え

会話中にface to faceが出てこなくても、基本的な英語で十分伝えられます。

  • Let’s meet and talk.
    会って話しましょう。
  • I want to talk to you directly.
    あなたと直接話したいです。
  • Can we talk when we meet?
    会ったときに話せますか。
  • I don’t want to talk about this by text.
    これはメッセージでは話したくありません。

しゅみすけ(大山俊輔)

表現を思い出せないときは、「会う」と「話す」に分けてLet’s meet and talk.と言えば大丈夫です。熟語を一語ずつ思い出そうとせず、起こしたい行動を簡単な英語で伝えてみましょう。

関連表現

  • in person:本人が実際にその場にいて
  • one-on-one:一対一で
  • in private:人に聞かれないところで、内密に
  • personally:個人的に/自分自身で
  • online:オンラインで
  • over the phone:電話で

one-on-oneは人数が一対一であること、in privateは他人に聞かれないことを強調します。face to faceとは重なる場面がありますが、同じ意味ではありません。

英熟語・定型表現を体系的に学びたい方は、英熟語・定型表現のまとめ記事もあわせてご覧ください。また、in personの「実物で・本人に会って」という感覚は、It looks better in person.の使い方でも具体的に確認できます。

まとめ

face to faceは、「面と向かって」「直接会って」という意味です。相手と同じ場所で向き合い、直接やり取りする感覚があります。

  • 動詞を説明する副詞的用法:talk face to face
  • 名詞の前に置く形容詞用法:a face-to-face meeting
  • face to faceは向き合うやり取りに焦点
  • in personは本人が物理的にその場にいることに焦点
  • 出てこなければLet’s meet and talk.で言い換えられる

まずは、I’d rather talk face to face.(できれば直接会って話したいです)の一文から使ってみてください。

この記事を書いた人
しゅみすけ(大山俊輔)

b わたしの英会話および英語コーチングGRIT/be:RIZE代表。米国MBA取得、外資系企業4社での勤務経験を持ち、これまで多くの大人の英語学習を支援。日本語と英語の処理構造の違いに着目した「英語OS」の考え方をもとに、独学で伸び悩む人の学び直しをサポートしています。

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