I’ll think about it.の意味は?「考えておきます」は断り文句?使い方と返し方

I’ll think about it.の意味は?「考えておきます」の自然な使い方

誘いや提案を受けたものの、その場では決められない。そんなときに便利なのがI’ll think about it.です。

基本の意味は「考えておきます」「ちょっと考えてみます」。返事を保留したいときに使える自然な英語ですが、場面や声のトーンによってはやんわり断る表現にも聞こえます。

この記事では、I’ll think about it.の意味・発音・返し方に加え、ビジネスで誠実に聞こえる言い方や、Let me think about it.・I’ll think it over.との違いまで初心者向けに解説します。

I’ll think about it.の意味は「考えておきます」

I’ll think about it.は、相手の提案・誘い・選択肢について「少し時間を取って考える」と伝える表現です。

  • Would you like to join us this weekend?
    今週末、一緒に来ない?
  • I’ll think about it.
    ちょっと考えてみるね。

itは、直前に話題になった誘いや提案を指します。「今すぐYesともNoとも言わず、あとで判断する」という保留のニュアンスが中心です。

I’ll think about it.の使い分け|本当に検討・返事を保留・やんわり断る

動画でI’ll think about it.の発音と使い方を確認

b わたしの英会話のレッスンパートナーRachelが、すぐに決められないときの自然なI’ll think about it.を25秒で紹介します。

YouTubeで「I’ll think about it.」のショート動画を見る

I’ll think about it.は断り文句にもなる?

はい。I’ll think about it.は本当に検討する場合だけでなく、相手を傷つけずにその場で断言を避けるためにも使われます。

たとえば、興味のない商品を勧められて笑顔でI’ll think about it.と言い、そのまま会話を終えれば、「検討します」という形のやんわりした断りに聞こえることがあります。

ただし、この一文だけで必ず「No」を意味するわけではありません。意味を決めるのは、次のような文脈です。

  • 本当に検討する姿勢があり、あとで返事をする
  • 話を終えるために短く答え、返事の期限を示さない
  • 明るい声か、気の進まない声か
  • 相手との関係や、それまでの会話

本当に考えるなら、返事の期限を添える

相手に「ただの断り文句かな?」と思わせたくない場合は、いつ返事するかを加えるのが効果的です。

  • I’ll think about it and let you know tomorrow.
    考えて、明日お知らせします。
  • Let me think about it. I’ll get back to you by Friday.
    考えさせてください。金曜日までにお返事します。
  • I need a little time to think about it.
    少し考える時間が必要です。

期限を添えると、単なる先延ばしではなく、きちんと検討する意思が伝わります。仕事でも使いやすい言い方です。

場面別の自然な例文

友達から誘われたとき

A: Do you want to go on a trip next month?
来月、旅行に行かない?

B: That sounds fun. I’ll think about it.
楽しそう。ちょっと考えてみるね。

買い物で迷っているとき

A: Would you like to order this dress?
こちらのドレスをご注文になりますか?

B: I’ll think about it. Thank you.
考えておきます。ありがとうございます。

仕事の提案を受けたとき

A: Would you be interested in leading the project?
このプロジェクトのリーダーに興味はありますか?

B: Thank you for asking. I’d like some time to think about it.
お声がけありがとうございます。少し考える時間をいただきたいです。

日程を確認してから返事するとき

Let me check my schedule and get back to you.
予定を確認して、折り返します。

考えるというより予定の確認が必要なら、I’ll think about it.よりもこの言い方のほうが具体的です。

I’ll think about it.への返し方

相手がI’ll think about it.と言ったら、急かさずに時間を渡す返事が自然です。

  • Sure. Take your time.
    もちろん。ゆっくり考えて。
  • No problem. Let me know when you decide.
    大丈夫です。決まったら教えてください。
  • Of course. I’ll check in with you next week.
    もちろんです。来週また確認しますね。
  • Sounds good.
    分かりました。

親しい相手ならTake your time.、仕事なら返答期限を共有するI’ll check in with you …が使いやすいでしょう。

Let me think about it.との違い

I’ll think about it.Let me think about it.は、どちらも「考えます」という意味ですが、焦点が少し違います。

  • I’ll think about it.:あとで検討することを伝える。「考えておきます」
  • Let me think about it.:考える時間を求める。「ちょっと考えさせて」

相手から今すぐ答えを求められた場面では、Let me think about it.のほうが「少し待って」という気持ちを直接伝えられます。

think it over・considerとの違い

I’ll think it over.

think something overは「よく考える・熟考する」という意味です。選択のメリットとデメリットを丁寧に検討する響きがあります。

It’s an important decision, so I’ll think it over.
大切な決断なので、よく考えます。

I’ll consider it.

considerも「検討する」ですが、think aboutより少しフォーマルです。ビジネスで使えますが、言い方によっては距離のある返答にも聞こえます。

Thank you for your proposal. We’ll consider it carefully.
ご提案ありがとうございます。慎重に検討いたします。

ビジネスでは一文だけより具体的に

仕事でI’ll think about it.だけを返すと、何をいつまで考えるのか分からず、曖昧に聞こえることがあります。次のように情報を足すと誠実です。

  • I’d like to review the details before I decide.
    決める前に詳細を確認したいです。
  • Let me discuss it with my team and get back to you by Wednesday.
    チームと相談し、水曜日までにお返事します。
  • I need some time to consider the budget.
    予算を検討する時間が必要です。

確認すること+返事の期限を示すと、相手も次の行動を取りやすくなります。

発音のコツ

I’ll think about it.は、一語ずつ区切らず、まとまりで発音すると自然です。

I’ll / think about it.

think aboutの子音と母音がつながり、会話では「シンカバウティッ」に近いリズムに聞こえることがあります。ただし、カタカナを再現するより、Rachelの動画を真似してリズムごと覚えるのがおすすめです。

初心者でも言える簡単な英語

I’ll think about it.がすぐに出ないときは、次の短い表現でも伝えられます。

  • Maybe.
    たぶんね/どうかな。
  • I’m not sure yet.
    まだ分かりません。
  • Can I decide later?
    あとで決めてもいいですか?
  • I need more time.
    もう少し時間が必要です。
  • I’ll let you know tomorrow.
    明日お知らせします。

まずはI’ll think about it and let you know.をひとかたまりで覚えると、保留と「返事をする意思」の両方を伝えられます。

よくある間違い

  • think itだけでは「それについて考える」になりません。通常はthink about itと言います。
  • I think about it.は習慣的に「私はそれについて考えます」という現在形です。その場で「考えておきます」ならI’llを使います。
  • 仕事で本気の検討を伝えるなら、I’ll think about it.だけで終えず、返答時期を添えましょう。

まとめ

I’ll think about it.は「考えておきます」「ちょっと考えてみます」と返事を保留する定番表現です。本当に考える場合にも、やんわり断る場合にも使われるため、文脈と声のトーンが意味を左右します。

誠実に検討する意思を伝えたいなら、I’ll think about it and let you know tomorrow.のように返事の期限を添えましょう。まずは誘いに即答できない場面を想像し、動画と一緒に声に出して練習してみてください。

「判断する」自体の英語は、decide・judge・determineの違いと簡単な言い方で詳しく解説しています。

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