in hot waterの意味は?使い方とin trouble・on thin iceとの違い

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in hot water は、「厄介なことになって」「叱られたり処分されたりしそうな立場で」という英語イディオムです。単に困っているだけでなく、失敗や規則違反などのせいで誰かから責任を問われるニュアンスがあります。

この記事では、「熱いお湯の中」という直訳から意味を理解し、be in hot waterget into hot water の違い、with・for・over の使い方、in troubleon thin ice との違いまで自然な例文で解説します。

in hot waterの意味

in hot water の意味は、「面倒なことになっている」「叱責・処分を受けそうな苦しい立場にいる」です。仕事上のミス、約束違反、秘密の漏えい、規則違反など、本人の行動が原因になっている場面でよく使います。

He’s in hot water at work.
彼は職場でまずい立場に置かれています。

I’ll be in hot water if my parents find out.
両親に知られたら、私は大目玉を食らいます。

「困っている」という訳だけでは、責任を問われる感じが抜けやすいため、「怒られそう」「まずい立場」「処分を受けそう」など、場面に合う日本語にするとニュアンスが伝わります。

しゅみすけ(大山俊輔)

in hot water は、壊れた傘がなくて困るような状況より、「自分のミスが見つかって上司に呼ばれた」のような場面にぴったりです。

「熱いお湯の中」が「厄介な立場」になる理由

hot waterの直訳からin hot waterの意味とin troubleとの違いを示す解説画像

hot water の直訳は「熱いお湯」です。その中に入っていれば、熱くて居心地が悪く、すぐに抜け出したい状態です。この逃げ出したいほど苦しい景色が、「責められる・処分される可能性のある厄介な立場」へつながります。

  • hot water:熱いお湯
  • in hot water:熱いお湯の中にいるような、まずい立場

実際の入浴や料理で「熱いお湯の中」と言う場合も文法上は in hot water になりますが、人の立場について話していれば通常はイディオムとして理解されます。

be in hot waterとget into hot waterの違い

be in hot water:すでにまずい立場にいる

be in hot water は状態を表します。be動詞は主語と「まずい立場」を結びつけます。

The team is in hot water after missing the deadline.
締め切りに遅れ、チームはまずい立場にあります。

She was in hot water for sharing private data.
彼女は個人データを共有したことで問題になっていました。

get into hot water:厄介な立場に陥る

get into hot water は、「問題のない状態から、まずい立場へ入る」という変化を表します。

That comment could get you into hot water.
その発言のせいで、あなたは面倒なことになりかねません。

We got into hot water by ignoring the safety rules.
安全規則を無視したため、私たちは厳しく責任を問われました。

with・for・overの自然な使い方

in hot water with+怒っている人・組織

with の後ろには、本人を責めたり処分したりする人・組織が来ます。

I’m in hot water with my boss.
私は上司に叱られそうな状況です。

He got into hot water with the school.
彼は学校と問題になりました。

in hot water for+原因となった行為

for は、なぜ問題になったのかを示します。後ろには名詞または動名詞を置きます。

She’s in hot water for arriving late again.
彼女はまた遅刻して、まずい立場になっています。

The company is in hot water for false advertising.
その会社は虚偽広告で問題になっています。

in hot water over+問題・争点

over は、問題になっている事柄を示します。ニュースや仕事の文脈でもよく使われます。

The mayor is in hot water over the expense report.
市長は経費報告書をめぐって批判を受けています。

場面別の自然な例文

仕事

Jake is in hot water for sending the file to the wrong client.
ジェイクは別の顧客にファイルを送ってしまい、まずい立場です。

If we hide the mistake, we’ll get into even hotter water.
ミスを隠したら、もっと深刻な問題になります。

家庭・暮らし

I forgot our anniversary, so I’m in hot water at home.
記念日を忘れたので、家で大変なことになっています。

学校

The students got into hot water for copying the assignment.
その生徒たちは課題を写して問題になりました。

恋愛・人間関係

He’s in hot water with his girlfriend after canceling twice.
彼は2回も約束をキャンセルして、恋人を怒らせています。

海外旅行

You could get into hot water if you ignore local laws.
現地の法律を無視すると、厄介なことになりかねません。

in troubleとの違い

in trouble は「困った状況にある」「問題を抱えている」という広い表現です。本人に落ち度がなくても使えます。

Our car broke down, and we’re in trouble.
車が故障して、私たちは困っています。

in hot water は、規則違反やミスなどが原因で、誰かから叱責・批判・処分を受けそうな状況に焦点があります。

He used the company car without permission, so he’s in hot water.
彼は無断で社用車を使ったため、まずい立場です。

on thin iceとの違い

on thin ice は「危ない立場にいる」という意味ですが、まだ決定的な問題が起きておらず、「次に失敗すればアウト」という警告のニュアンスが強い表現です。

  • in hot water:すでに問題になり、責任を問われている
  • on thin ice:立場が危うく、次の失敗が致命的になりそう

You’re on thin ice after missing two meetings.
会議を2回欠席して、あなたの立場はかなり危ういですよ。

日本人が間違えやすいポイント

複数形のwatersにしない

このイディオムは通常、in hot water と不可算名詞の単数形で使います。in hot waters としないようにしましょう。

前置詞はinを使う

「厄介な状態の中にいる」ため in を使います。on hot waterat hot water にはしません。

軽い不便すべてには使わない

電車を1本逃した、商品が見つからない、といった単なる不便には強すぎることがあります。責任や非難が関係しないなら、I have a problem.I’m in trouble. の方が自然です。

しゅみすけ(大山俊輔)

with は「誰とまずい関係か」、for は「何をして怒られたか」です。I’m in hot water with my boss for being late. のように、両方を一緒に使うこともできます。

簡単な英語で言い換えるなら

in hot water が出てこなくても、状況を直接説明すれば十分に伝わります。

  • I’m in trouble.(困ったことになっています)
  • My boss is angry with me.(上司が私に怒っています)
  • I may get in trouble.(問題になるかもしれません)
  • They may punish him.(彼は処分されるかもしれません)

一番使いやすいのは I’m in trouble. です。「誰に怒られているか」まで言いたければ、My boss is angry with me. のように基本語で具体的に説明できます。

関連表現

何かをすれば自分からトラブルを招く、と相手に警告するときは、You’re asking for trouble. も使えます。

If you keep lying, you’re asking for trouble.
うそをつき続けたら、自分から面倒を招くことになりますよ。

まとめ

in hot water は、「叱責・批判・処分を受けそうな厄介な立場にいる」というイディオムです。「熱いお湯の中にいて居心地が悪い」という直訳の景色から覚えると、単なる in trouble との違いが分かりやすくなります。

be in hot water は状態、get into hot water はその状態に陥る変化です。with+人・組織for+原因over+問題 の形も押さえておきましょう。ほかの表現は、英熟語・定型表現の一覧から確認できます。

この記事を書いた人
しゅみすけ(大山俊輔)

b わたしの英会話および英語コーチングGRIT/be:RIZE代表。米国MBA取得、外資系企業4社での勤務経験を持ち、これまで多くの大人の英語学習を支援。日本語と英語の処理構造の違いに着目した「英語OS」の考え方をもとに、独学で伸び悩む人の学び直しをサポートしています。

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