
in trouble は、「困った状況にある」「問題を抱えている」「怒られそう・罰を受けそう」という意味です。
- I’m in trouble.
困ったことになりました。 - He’s in trouble at work.
彼は職場で問題を抱えています。 - You’re in big trouble.
あなたは大変なことになりますよ/ひどく怒られますよ。
日本語の「困っている」は幅が広いため、単に動作が難しいときは have trouble doing、問題を起こして困った立場になったときは be in trouble と使い分けます。この記事では、in troubleのニュアンス、with・forの語順、get into troubleとの違いを例文で整理します。
Contents
in troubleの基本的な意味
1.困った状況・危機にある
お金、仕事、人間関係、健康、安全などに問題があり、助けや解決が必要な状態です。
- We could be in trouble if the payment doesn’t arrive today.
今日入金がなければ、私たちは困ったことになるかもしれません。 - Call me if you’re ever in trouble.
困ったことがあったら、いつでも電話してください。
2.怒られる・罰を受ける立場にある
規則違反や失敗が原因で、先生・親・上司・警察などから叱責や処分を受けそうな場面にも使います。
- I forgot to submit the report. I’m in trouble.
報告書の提出を忘れました。怒られそうです。 - The kids are in trouble for breaking the window.
子どもたちは窓を割ったことで叱られています。
なぜin troubleで「困った状況」になるの?
trouble は「問題・面倒・困難」、in は「ある状態の中にいる」感覚です。つまりin troubleは、問題を外から眺めるのではなく、問題の中に入り込んでいるイメージです。
そのため、軽く分からないことがあるだけではなく、状況そのものが好ましくなく、何らかの対応が必要だという響きがあります。
しゅみすけ(大山俊輔)
in troubleの語順とよく使う形
be in trouble
主語に合わせてbe動詞を変えます。
- She is in trouble.
彼女は困った状況にいます。 - We were in trouble.
私たちは困った状況にありました。 - You might be in trouble.
あなたは問題になるかもしれません。
be in trouble with+人・組織
誰との関係で問題になっているのかを示します。
- I’m in trouble with my boss.
上司との間でまずいことになっています/上司に怒られています。 - He got in trouble with the police.
彼は警察沙汰になりました。
be in trouble for+名詞・動名詞
何をしたために怒られたり処分されたりするのか、理由を示します。
- She is in trouble for being late again.
彼女はまた遅刻したことで怒られています。 - They got in trouble for using the equipment without permission.
彼らは許可なく機器を使って問題になりました。
be in trouble over+問題
争点や問題になっている事柄を示します。日常会話ではaboutを使った説明文に言い換えても構いません。
- The company is in trouble over unpaid taxes.
その会社は税金の未払いで問題になっています。
be in troubleとhave trouble doingの違い
日本語ではどちらも「困っている」と訳せますが、文の焦点が違います。

be in trouble:状況がまずい
- I’m in trouble because I lost my passport.
パスポートをなくして困った状況です。
パスポート紛失によって、旅行を続けにくい状況そのものに焦点があります。
have trouble doing:〜するのが難しい
- I’m having trouble finding my passport.
パスポートを見つけるのに苦労しています。
探すという動作がうまくできないことに焦点があります。語順はhave trouble+動名詞で、have trouble to findとは通常言いません。
get into trouble・get in troubleとの違い
be in trouble はすでに困った状態にいること、get into trouble / get in trouble はその状態になる変化を表します。
- He’s in trouble now.
彼は今、困った状況にいます。 - He got into trouble after ignoring the warning.
警告を無視したあと、彼は問題を起こしました。
get in trouble もよく使われ、特にアメリカ英語で自然です。get into trouble は「問題の中へ入る」という変化がより見えやすい形です。
日常会話・仕事で使える自然な例文
日常・家庭
- I’m in trouble. I locked myself out of the house.
困りました。鍵を持たずに家から締め出されました。 - You’ll be in trouble if Mom sees this mess.
お母さんがこの散らかりを見たら怒られるよ。
仕事
- We’re in trouble unless we find another supplier.
別の仕入先を見つけなければ、私たちは困ったことになります。 - I got in trouble for sending the file to the wrong client.
間違った顧客にファイルを送ってしまい、問題になりました。
恋愛・人間関係
- I think I’m in trouble with my girlfriend.
彼女との間でまずいことになっていると思います。 - Don’t lie just to keep me out of trouble.
私をかばうためだけに嘘をつかないで。
旅行
- We’d be in serious trouble without travel insurance.
旅行保険がなければ、私たちは深刻な状況になるところです。 - If you get in trouble abroad, contact the local embassy.
海外で困ったことになったら、現地の大使館に連絡してください。
in troubleと似た表現の違い
have a problem
have a problem は、問題が一つあることを直接伝える中立的な言い方です。in troubleは、その問題のために自分や主語が困った立場・危機にあることを強調します。
- I have a problem with my laptop.
ノートパソコンに問題があります。 - I’m in trouble because my laptop won’t turn on before the meeting.
会議前なのにパソコンが起動せず、困った状況です。
be in a difficult situation
意味を直接説明する、やや中立的で分かりやすい言い換えです。仕事で感情を抑えて事情を説明するときにも便利です。
be up the creek
be up the creek は「かなり困った状況」という口語的なイディオムです。in troubleのほうが幅広い場面で使えます。詳しくはup the creekの意味とin troubleとの違いをご覧ください。
日本人が間違えやすいポイント
troubleは通常、数えない
この意味のtroubleは不可算名詞なので、I’m in a trouble.とは言いません。
- × I’m in a trouble.
- ○ I’m in trouble.
「〜するのに困る」はin trouble doingではない
動作の難しさならhave trouble doingを使います。
- × I’m in trouble understanding him.
- ○ I have trouble understanding him.
彼の言うことを理解するのに苦労します。
withとforを混同しない
with+人は誰との間で問題なのか、for+行動は何をしたために問題なのかを示します。
- I’m in trouble with my teacher for missing class.
授業を欠席したため、先生に怒られています。
しゅみすけ(大山俊輔)
すぐ出てこないときの簡単な言い換え
in troubleを思い出せなければ、何が起きているかを基本語で直接説明しましょう。
- I have a big problem.(大きな問題があります)
- I need help.(助けが必要です)
- My boss is angry with me.(上司が私に怒っています)
- I did something wrong.(何かまずいことをしました)
- This is difficult for me.(これは私には難しいです)
たとえば I’m in trouble with my boss. が出なければ、My boss is angry because I was late. と原因まで分けて言えば、より具体的に伝わります。
まとめ
in troubleは「問題の中にいる」というイメージから、困った状況・危機・叱責や処分を受けそうな立場を表します。
- be in trouble=困った状況にいる
- be in trouble with+人=人との間で問題になる
- be in trouble for+行動=行動が理由で怒られる
- get into trouble=問題を起こす・困った状況になる
- have trouble doing=〜するのに苦労する
- troubleに通常aは付けない
前置詞を含む表現を続けて学ぶなら、前置詞を使った英熟語一覧と英熟語・定型表現のまとめもあわせてご覧ください。









