jump at the chanceの意味は?語順・使い方とacceptとの違い

jump at the chanceの意味・使い方・ニュアンスを解説するアイキャッチ画像

jump at the chanceは、「そのチャンスに飛びつく」「喜んですぐ応じる」という意味の英語表現です。

単に機会を受け入れるだけではなく、魅力的な機会を前にして、ためらわず積極的に動くニュアンスがあります。仕事のオファー、旅行への誘い、新しい役割への挑戦など、日常会話でもビジネスでも自然に使えます。

jump at the chanceの意味

jump at the chanceの基本的な意味は、「好機に飛びつく」「喜んで機会をつかむ」です。

  • jump at the chance:そのチャンスに飛びつく
  • jump at the opportunity:その機会に飛びつく
  • jump at the offer:その申し出にすぐ飛びつく

日本語の「飛びつく」は、場合によっては軽率な印象を与えます。一方、英語の jump at は、文脈によっては「待っていましたと言わんばかりに、喜んで受け入れる」という前向きな反応を表します。

しゅみすけ(大山俊輔)

jump at the chanceは、ただ「受け入れた」と伝える表現ではありません。「それ、ぜひやりたい!」という気持ちと反応の速さまで一緒に表せます。

なぜjump atで「飛びつく」になる?

jumpは「跳ぶ」、atは「ある対象へ向かう」感覚を持ちます。そこから jump at は、目の前に出てきたものへ勢いよく反応するイメージになります。

実際に体をジャンプさせる必要はありません。良い話や申し出を聞いた瞬間に、気持ちが前へ動く様子を比喩的に表しています。

chanceは「偶然」だけでなく、「何かを実現できる機会」という意味でも使われます。そのため、jump at the chance 全体で「その機会を逃さず、喜んですぐつかむ」という意味になります。

jump at the chanceの語順、例文、acceptとのニュアンスの違いを示す解説図

よく使う語順と形

jump at the chance to+動詞

最も使いやすい形は、jump at the chance to doです。「〜する機会に飛びつく」を表します。

I jumped at the chance to work abroad.
海外で働けるチャンスに飛びつきました。

She jumped at the chance to lead the new project.
彼女は新しいプロジェクトを率いる機会に喜んで飛びつきました。

jump at the chance of+動名詞

the chance of doingを続ける形もあります。

He jumped at the chance of meeting his favorite author.
彼は大好きな作家に会える機会に飛びつきました。

会話では the chance to do のほうが組み立てやすいため、まずはこちらを使えるようにするとよいでしょう。

would jump at the chance

まだ実際には機会が提示されていないときは、would jump at the chanceで「そんな機会があれば、喜んで飛びつくのに」と表せます。

I’d jump at the chance to live in Paris for a year.
1年間パリに住める機会があれば、喜んで飛びつきます。

場面別の自然な例文

仕事

When they offered me a position in Singapore, I jumped at the chance.
シンガポール勤務のポジションを提示されたとき、私は喜んですぐ引き受けました。

I’d jump at the chance to work with your team.
あなたのチームと働ける機会があれば、ぜひ引き受けたいです。

旅行・学習

We jumped at the chance to stay with a local family.
私たちは現地の家庭に滞在できる機会に飛びつきました。

She jumped at the chance to practice English with visitors.
彼女は旅行者と英語を練習できる機会に喜んで応じました。

日常生活・人間関係

When Ken invited me to the concert, I jumped at the chance.
ケンがコンサートに誘ってくれたので、私は喜んですぐ誘いに乗りました。

My sister jumped at the chance to look after the puppy.
妹はその子犬の世話をする機会に喜んで飛びつきました。

accept・take the opportunityとの違い

accept:中立的に「受け入れる」

acceptは、提案や招待、申し出などを受け入れることを客観的に伝えます。喜びや素早さは必ずしも含みません。

I accepted the offer.
私はその申し出を受け入れました。

I jumped at the offer.
私はその申し出に喜んですぐ飛びつきました。

take the opportunity:機会を利用する

take the opportunityは、「機会を利用して何かをする」という意味です。反応の勢いより、機会を活用することに焦点があります。

I took the opportunity to thank everyone.
私はその機会を利用して、皆に感謝を伝えました。

チャンスを最大限に生かす表現については、make the most ofの意味と使い方も参考になります。

be eager to:強い意欲を直接伝える

be eager to doは「ぜひ〜したい」「〜することを強く望んでいる」という意味です。機会が差し出された瞬間の反応ではなく、本人の強い意欲に焦点があります。

日本人が間違えやすいポイント

chanceの前には通常theを置く

特定の「その機会」を指すため、定型的には jump at the chance とします。

× I jumped at chance to join.
I jumped at the chance to join.

atを忘れない

jump the chanceとは言いません。対象へ反応する atが必要です。

必ずしも軽率という意味ではない

日本語の「飛びついた」から「よく考えず決めた」と解釈しすぎないようにしましょう。英語では、魅力的な機会を熱意を持って受け入れた、という肯定的な文脈でもよく使われます。

しゅみすけ(大山俊輔)

仕事の場面で使っても失礼な表現ではありません。ただし、とてもフォーマルな文書では、I would be delighted to accept the opportunity.のように言い換えると落ち着いた印象になります。

すぐ出てこないときの簡単な言い換え

jump at the chanceが思い出せなくても、次のような基本的な英語で十分に気持ちは伝わります。

  • I’d love to do it.
    ぜひやりたいです。
  • I said yes right away.
    私はすぐに「はい」と言いました。
  • I was happy to accept the offer.
    その申し出を喜んで受け入れました。
  • I didn’t want to miss the opportunity.
    その機会を逃したくありませんでした。

関連表現

  • seize the opportunity:好機をつかむ(やや力強く、文章でも使われる)
  • grab the chance:チャンスをつかむ(口語的)
  • pass up the chance:チャンスを見送る・逃す
  • miss the chance:機会を逃す

chanceを使う関連表現として、zero chance・no chance・slim chanceの違いもあわせて確認できます。

ほかの表現を探したい方は、英熟語・定型表現の親記事もご覧ください。

まとめ

jump at the chanceは、「そのチャンスに飛びつく」「喜んですぐ応じる」という意味です。

  • 魅力的な機会への熱意と素早い反応を表す
  • jump at the chance to+動詞が使いやすい基本形
  • acceptよりも積極的で、うれしそうなニュアンスがある
  • 思い出せないときは I’d love to do it. などで言い換えられる

まずは、自分が本当にやってみたいことを入れて、I’d jump at the chance to …の形で一文作ってみましょう。

この記事を書いた人
しゅみすけ(大山俊輔)

b わたしの英会話および英語コーチングGRIT/be:RIZE代表。米国MBA取得、外資系企業4社での勤務経験を持ち、これまで多くの大人の英語学習を支援。日本語と英語の処理構造の違いに着目した「英語OS」の考え方をもとに、独学で伸び悩む人の学び直しをサポートしています。

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