
leave forは「〜へ向けて出発する」という意味です。I’m leaving for Kyoto tomorrow.なら「明日、京都へ出発します」。ポイントは、forの後ろに出発地ではなく目的地を置くことです。
この記事では、leave forの意味とニュアンス、語順、時制、leave Tokyoやleave Tokyo for Osakaとの違い、head for・go toとの使い分けまで、会話で使える例文とともに解説します。
Contents
leave forの意味は「〜へ向けて出発する」
leave for+場所で「その場所へ向けて出発する」を表します。
- We leave for Paris on Friday.
私たちは金曜日にパリへ出発します。 - What time are you leaving for the airport?
何時に空港へ出発するの? - She left for work before seven.
彼女は7時前に仕事へ出かけました。
leaveは「今いる場所から離れる」、forは「向かう先」を示します。つまり、今いる場所を離れる+目的地の方向へという組み合わせから「〜へ出発する」という意味になります。
しゅみすけ(大山俊輔)
ネイティブが感じるニュアンス
leave forは、目的地へ「到着する」ことよりも、こちらを出発する瞬間や予定に焦点があります。旅行、出張、通勤、学校へ行く場面などで自然に使えます。
I’m leaving for London next week.は、ロンドン行きの旅行・赴任などを控えて「来週こちらを発つ」と伝える響きです。一方、I’m going to London next week.は、単に来週ロンドンへ行く予定を広く伝えます。
leave・leave for・leave A for Bの語順

leave+場所:その場所を出る
leaveの直後に場所を置くと、その場所は出発点です。
- I left the office at six.
私は6時にオフィスを出ました。 - We need to leave home early.
私たちは早く家を出る必要があります。
leave for+場所:その場所へ出発する
forを入れると、後ろの場所は目的地に変わります。
- I left for the office at six.
私は6時にオフィスへ出発しました。 - We need to leave for the airport early.
私たちは早く空港へ出発する必要があります。
leave A for B:Aを離れてBへ向かう
出発地と目的地を両方言うなら、leave A for Bです。
- The train leaves Tokyo for Sendai at 8:20.
その電車は8時20分に東京を出発して仙台へ向かいます。 - We left the hotel for the airport after breakfast.
朝食後、私たちはホテルを出て空港へ向かいました。
なお、leave A for Bは文脈によって「Aを捨ててBを選ぶ」という意味にもなります。He left his old job for a startup.なら「彼は以前の仕事を辞め、スタートアップへ移った」です。
よく使う時制と形
be leaving for:近い予定
現在進行形は、すでに決まっている出発予定によく使われます。
- I’m leaving for Hokkaido tomorrow morning.
明日の朝、北海道へ出発します。 - Are you leaving for work now?
今、仕事へ出かけるところ?
leave for:時刻表・確定した日程
現在形は、交通機関の時刻表や固定された予定に自然です。
- Our flight leaves for Seoul at 9:30.
私たちの便は9時30分にソウルへ出発します。 - The last bus leaves for downtown in ten minutes.
繁華街行きの最終バスは10分後に出発します。
left for:すでに出発した
- Ken has already left for school.
ケンはもう学校へ出かけました。 - They left for their honeymoon on Sunday.
彼らは日曜日に新婚旅行へ出発しました。
日常会話で使える自然な例文
- I should leave for the station soon.
そろそろ駅へ出発したほうがよさそうです。 - Let’s grab coffee before you leave for work.
仕事へ行く前にコーヒーを飲もう。 - She’s leaving for a business trip tonight.
彼女は今夜、出張へ出発します。 - We left for the beach before sunrise.
私たちは日の出前にビーチへ出発しました。 - When do you leave for Canada?
いつカナダへ出発するの? - Call me before you leave for the airport.
空港へ出発する前に電話してね。
leave forと似た表現の違い
leave forとgo to
go toは「〜へ行く」という最も一般的な表現で、移動全体を広く表します。leave forは「今いる場所を発つ」という出発に焦点があります。
- I’m going to Osaka tomorrow.
明日、大阪へ行きます。 - I’m leaving for Osaka at six tomorrow.
明日6時に大阪へ向けて出発します。
leave forとhead for
head forは「〜へ向かう」で、すでに移動中の方向や、これから向かう行動に焦点があります。leave forは出発、head forは進む方向が中心です。詳しくはhead forの意味と使い方で比較しています。
leave forとdepart for
depart forも「〜へ出発する」ですが、案内放送や書き言葉で使われやすく、leave forより硬めです。日常会話ならleave forが自然です。
日本人が間違えやすいポイント
目的地の前のforを落とさない
I left Osaka.は「大阪を出た」です。「大阪へ出発した」ならI left for Osaka.と言います。
時刻の前はat、目的地の前はfor
We leave at seven for Nagoya.のように、時刻にはat、目的地にはforを使います。We leave for seven.とは言いません。
arriveの意味まで含めない
leave forは出発を表すだけで、到着したとは限りません。到着を言うならarrive in Osakaやget to Osakaを使います。
しゅみすけ(大山俊輔)
leave forが出てこないときの簡単な言い換え
会話中にleave forがすぐ出てこなくても、基本動詞のgoを使えば十分伝わります。
- I’m going to Kyoto tomorrow.
明日、京都へ行きます。 - I’m going to the airport now.
今、空港へ行きます。 - We’re going there at eight.
私たちは8時にそこへ行きます。
出発時刻を強調したければ、We start our trip at eight.(私たちは8時に旅行を始めます)のように説明しても構いません。
まとめ
leave for+目的地は「〜へ向けて出発する」です。leaveの直後の場所は出発点、forの後ろの場所は目的地、と整理すると語順を迷いにくくなります。
- leave Tokyo:東京を出る
- leave for Osaka:大阪へ出発する
- leave Tokyo for Osaka:東京を離れて大阪へ向かう
まずはI’m leaving for the airport.のような、自分の予定に近い一文から使ってみましょう。ほかの表現も学びたい方は、英熟語・定型表現の一覧も活用してください。









