「お金を借りる」は英語で?borrow money・lend・loanの違いと簡単な言い換え

「お金を借りる」は英語で borrow money と表す友人同士の場面

「お金を借りる」は英語で borrow money と言います。「誰から借りるか」を続けるなら、borrow money from 人 の形です。

この記事では「お金を借りる」の自然な英語表現を紹介します。ただ、本当の目的は borrow を覚えることだけではありません。会話中に表現を忘れても、すでに知っている簡単な英語でどう伝えるかまで一緒に考えましょう。

「お金を借りる」は英語で borrow money

borrow は、あとで返す前提で人から何かを受け取ることです。

I borrowed some money.
私はお金を少し借りました。

Can I borrow some money?
お金を少し借りてもいい?

I need to borrow money.
お金を借りる必要があります。

実際に友人へ頼むときは、Can I ~? より少し控えめな Could I borrow some money? も使えます。ただし、お金の貸し借りは相手との関係に関わるため、理由や返す時期も続けると丁寧です。

誰から借りる?borrow A from Bの語順

borrow A from B は「BからAを借りる」という形です。

I borrowed money from my sister.
姉からお金を借りました。

Can I borrow 1,000 yen from you?
あなたから1,000円借りてもいい?

He borrowed some money from a friend.
彼は友人からお金を少し借りました。

日本語は「友達借りる」と言うことがありますが、英語はお金が出てくる出発点を from で示します。

borrowの発音とイメージ

borrow の発音は、アメリカ英語では /ˈbɑːroʊ/、イギリス英語では /ˈbɒrəʊ/。「バロウ」に近い音で、最初の音節を強く言います。

中心にあるのは、相手から一時的に受け取り、あとで返すという流れです。そのため、消費して同じ物を返せないお金でも「同じ金額を返す」前提なら borrow を使えます。

  • borrow a book:本を借りる
  • borrow an umbrella:傘を借りる
  • borrow money:お金を借りる

しゅみすけ(大山俊輔)

borrow は「借りる側」の動詞です。自分の手元へ一時的に来る、と考えると、lendとの主語の違いが見えやすくなります。

borrowとlendの違い

日本人が特に混同しやすいのが、borrowlend です。同じ貸し借りを、反対側から見ています。

動詞 主語 意味
borrow 借りる人 借りる I borrowed money from Ken.
lend 貸す人 貸す Ken lent me some money.

Can you borrow me some money? は「私にお金を借りてくれる?」という不自然な形です。「私に貸してくれる?」なら次のように言います。

Can you lend me some money?
お金を少し貸してくれる?

借りる側の自分を主語にするなら、次の形です。

Can I borrow some money from you?
あなたからお金を少し借りてもいい?

銀行から借りるなら take out a loan

友人などから一時的にお金を借りるなら borrow money。銀行などと契約してローンを組むなら take out a loan が自然です。

We took out a loan to buy a house.
家を買うためにローンを組みました。

She took out a student loan.
彼女は学生ローンを利用しました。

I got a loan from the bank.
銀行から融資を受けました。

take out a loan はローン契約を結ぶ行為、get a loan は審査などを経て融資を受ける結果に焦点があります。

borrow moneyとbe in debtの違い

borrow money は「お金を借りる」という行為です。一方、be in debt は「借金がある」という状態を表します。

I borrowed money from my parents.
両親からお金を借りました。

I’m in debt.
私は借金があります。

一度少額を借りただけで、必ずしも深刻な in debt の状態になるわけではありません。日本語の「借金する」がどちらを指すのか、場面で選びましょう。

そのまま使える例文

  • Could I borrow some money until Friday?
    金曜日までお金を少し借りてもいい?
  • I borrowed 5,000 yen from a friend.
    友人から5,000円借りました。
  • I’ll pay you back tomorrow.
    明日返します。
  • I don’t like borrowing money from people.
    人からお金を借りるのは好きではありません。
  • I had to borrow money to pay the bill.
    請求書を払うためにお金を借りなければなりませんでした。
  • I finally paid back the money I borrowed.
    借りたお金をようやく返しました。

英語日記なら、I borrowed some money from my sister today. I’ll pay her back next week. のように、「誰から借りたか」「いつ返すか」を続けると自然です。

この英語を知らなかったら?【しゅみすけ式】

borrow が出てこなければ、「借りる」の別の英単語を探すのではなく、実際に起こることへ分けます。

今、何が必要?

お金が必要

誰がお金をくれる?

友達

そのままもらう?

いいえ、あとで返す

これなら基本語だけで説明できます。

Can you give me some money now? I’ll give it back later.
今、お金を少しくれる?あとで返します。

I need some money now. I can pay you on Friday.
今、お金が必要です。金曜日にあなたへ払えます。

My friend gave me some money, and I have to give it back.
友達がお金をくれて、私はそれを返さなければなりません。

I got money from my sister. I’ll pay her next week.
姉からお金を受け取りました。来週、姉に払います。

お金を借りるを Can you give me some money? I'll give it back. と説明する図

しゅみすけ(大山俊輔)

giveだけでは「もらう」ようにも聞こえますが、I’ll give it back. を続ければ一時的な貸し借りだと分かります。「今もらう→あとで返す」まで言うのがポイントです。

まとめ

  • 「お金を借りる」は borrow money
  • 「人からお金を借りる」は borrow money from 人
  • borrow は借りる側、lend は貸す側が主語
  • 銀行などでローンを組むなら take out a loan
  • 忘れたら「今もらう+あとで返す」と基本語で説明できる

借りたお金を返す表現は、pay backの意味と使い方で詳しく解説しています。ローンの完済には、pay offの意味と使い分けも役立ちます。take out 自体のイメージは、take outの意味と使い方もあわせてどうぞ。

この記事を書いた人
しゅみすけ(大山俊輔)

b わたしの英会話および英語コーチングGRIT/be:RIZE代表。米国MBA取得、外資系企業4社での勤務経験を持ち、これまで多くの大人の英語学習を支援。日本語と英語の処理構造の違いに着目した「英語OS」の考え方をもとに、独学で伸び悩む人の学び直しをサポートしています。

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