「つい食べすぎてしまう」「つい言ってしまった」「ついいつもの癖で」——日本語の「つい」は、英語では原因や結果によって表現が変わります。
我慢できないなら can’t help -ing、結果的にそうなったなら end up -ing、うっかりなら accidentally、習慣で無意識にしたなら out of habit が基本です。
Contents
「つい」は英語でどう言う?
| 英語表現 | ニュアンス | 例 |
|---|---|---|
| can’t help -ing | 我慢できず、つい | つい笑ってしまう |
| end up -ing | 結果的に、つい | つい夜更かしする |
| accidentally | うっかり、誤って | つい送信してしまう |
| out of habit | いつもの癖で | つい同じ物を選ぶ |

can’t help -ing:我慢できず、つい〜してしまう
can’t help -ing は、感情や欲求を抑えられず「どうしても〜してしまう」という表現です。ここでの help は「避ける」という意味です。
I can’t help eating sweets when I’m stressed.
ストレスがたまると、つい甘いものを食べてしまいます。
I couldn’t help laughing.
つい笑ってしまいました。
I can’t help checking my phone.
ついスマホを確認してしまいます。
can’t help but + 動詞の原形 もほぼ同じ意味です。I can’t help but smile. なら「つい笑顔になってしまう」です。
end up -ing:結局、つい〜してしまう
end up -ing は、最初からそうするつもりではなかったのに、流れや成り行きの結果としてそうなったことを表します。
I ended up staying up too late.
つい夜更かししてしまいました。
We ended up talking for three hours.
私たちはつい3時間も話し込んでしまいました。
I only meant to browse, but I ended up buying it.
見るだけのつもりが、つい買ってしまいました。
「我慢できなかった」が中心なら can’t help、「気づけばその結果になった」が中心なら end up です。
accidentally:うっかり、間違って
accidentally は、意図せず誤って何かをしたときの「つい」「うっかり」です。
I accidentally sent the message to the wrong person.
つい間違った相手にメッセージを送ってしまいました。
I accidentally revealed the surprise.
ついサプライズのことをばらしてしまいました。
口語では by accident も使えます。I deleted it by accident. で「うっかり消してしまった」です。
out of habit:ついいつもの癖で
out of habit は、意識的に考えず、いつもの習慣で行動したことを表します。
I opened the app out of habit.
ついいつもの癖で、そのアプリを開きました。
I called her by her old name out of habit.
つい癖で、彼女を以前の名前で呼んでしまいました。
「考えずに反射的に」なら without thinking も自然です。I said yes without thinking. は「何も考えず、ついOKと言ってしまった」です。
場面別:「つい〜してしまう」の英語
つい食べすぎてしまう
I tend to eat too much when I’m tired.
疲れていると、つい食べすぎる傾向があります。
繰り返す傾向を客観的に言うなら tend to が便利です。
つい買ってしまう
I always end up buying something.
いつも、つい何か買ってしまいます。
I couldn’t resist buying it.
我慢できず、つい買ってしまいました。
つい言ってしまった
It just slipped out.
つい口が滑ってしまいました。
I said it without thinking.
何も考えず、つい言ってしまいました。
slip out は、秘密や本音が思わず口から出た場面にぴったりです。
just を使えば「つい」になる?
just だけで日本語の「つい」を常に表せるわけではありません。ただし、I just had to…(どうしても〜せずにいられなかった)や It just slipped out. のように、気持ちや偶発性をやわらかく強調できます。
会話ですぐ使える英語チャンク
- I can’t help -ing.(つい〜してしまいます)
- I ended up -ing.(結局〜してしまいました)
- I accidentally…(うっかり…しました)
- Out of habit, I…(いつもの癖で…しました)
- It just slipped out.(つい口が滑りました)
- Without thinking, I…(何も考えず、つい…しました)
よくある質問
can’t help -ing と end up -ing の違いは?
can’t help -ing は、感情や欲求を抑えられないこと。end up -ing は、予定とは違う結果になったことです。
「つい癖で」は英語で?
out of habit が定番です。「無意識に」なら without thinking も使えます。
「ついうっかり」は英語で?
accidentally または by accident が自然です。口が滑った場合は It slipped out. を使います。
まとめ
「つい」は一語に固定せず、我慢できないなら can’t help -ing、結果的にそうなったなら end up -ing、うっかりなら accidentally、習慣なら out of habit と選びます。まずは自分が「つい」してしまう行動を一つ、英語のチャンクにしてみましょう。
会話でそのまま使える表現は、英語チャンク・文頭表現まとめでも紹介しています。
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