revolve aroundの意味は?「〜を中心に回る・展開する」の使い方とcenter onとの違い

revolve aroundの意味・使い方・例文を示すアイキャッチ画像

revolve around は、直訳すると「〜の周りを回る」。そこから、物語・会話・生活などが「〜を中心に展開する」という比喩的な意味でもよく使われます。

この記事では、revolve around のコアイメージ、語順、自然な例文、center onbe about との違いまで、会話で使える形に整理します。

revolve aroundの基本的な意味

revolve around には、大きく分けて次の2つの使い方があります。

  • 物理的に「〜の周りを回る」
  • 比喩的に「〜を中心に展開する・成り立つ」

The Earth revolves around the Sun.
地球は太陽の周りを回っています。

The story revolves around a woman who starts a new life.
その物語は、新しい人生を始める女性を中心に展開します。

会話や記事では、2つ目の比喩用法も非常によく登場します。「何が中心なのか」を伝える表現だと考えると理解しやすいでしょう。

しゅみすけ(大山俊輔)

物がぐるぐる回る場面だけでなく、話題や生活の予定が「ある中心の周りに組み立てられている」ときにも使えます。

なぜ「〜を中心に展開する」という意味になる?

revolve は「回転する」、around は「〜の周りに」という感覚を持つ語です。

太陽を中心に地球が回るように、話・計画・生活などの中心に大切なテーマがあり、その周りにほかの要素が配置されている。このイメージから、「〜が中心である」「〜を軸に展開する」という意味になります。

たとえば、Her schedule revolves around her children. なら、子どもが単なる予定の一つなのではなく、ほかの予定も子どもを中心に決められているニュアンスです。

語順とよく使われる形

基本の語順はシンプルです。

A revolves around B.
AはBを中心に回る・展開する。

Aには「中心の周りを回るもの」、Bには「中心になるもの」が入ります。

  • The plot revolves around a missing letter.
    その筋書きは、なくなった手紙を中心に展開します。
  • Our conversation revolved around travel.
    私たちの会話は旅行の話が中心でした。
  • His life revolves around music.
    彼の生活は音楽を中心に回っています。

時制に応じて revolvesrevolvedis revolving のように形が変わります。主語が三人称単数の現在形なら revolves です。

日常会話・仕事で使える自然な例文

会話や会議の中心を伝える

Most of our discussion revolved around the budget.
話し合いの大部分は予算が中心でした。

The meeting will revolve around three main questions.
会議は3つの主要な質問を中心に進みます。

暮らしや予定の中心を伝える

Her whole schedule revolves around her children.
彼女の予定はすべて子どもを中心に組まれています。

Our weekend plans revolve around the weather.
週末の予定は天気次第で組み立てています。

物語や仕事の軸を伝える

The movie revolves around two friends who open a café.
その映画は、カフェを開く2人の友人を中心に展開します。

The company’s strategy revolves around customer trust.
その会社の戦略は、顧客からの信頼を軸にしています。

revolve around・center on・be aboutの違い

revolve around・center on・be aboutのニュアンスの違いを比較した図

revolve around:全体がその中心の周りにある

あるテーマや人物が中心にあり、物語・生活・計画などの全体がその周りに組み立てられる感覚です。

The series revolves around a family-run hotel.
そのシリーズは家族経営のホテルを中心に展開します。

center on:意識的に焦点を当てる

center on は「焦点を〜に置く」という、やや硬めで説明的な表現です。調査、議論、記事などの焦点を示すときに合います。

The report centers on workplace communication.
その報告書は職場のコミュニケーションに焦点を当てています。

be about:単純にテーマを伝える

be about は「〜についてのもの」という最も中立的で簡単な表現です。「中心にして全体が動く」というイメージまでは含みません。

The book is about friendship.
その本は友情についての本です。

focus on は、人が意識や注意を向けるニュアンスです。revolve around のように全体の構造を表すというより、「何に集中するか」を示します。

日本人が間違えやすいポイント

aroundの後ろが「中心」になる

My day revolves around work. なら、「一日」が回る側で、「仕事」が中心です。主語と中心を逆にしないようにしましょう。

rotateとの違いに注意する

rotate は基本的に「自分の軸を中心に回転する」、revolve around は「別の中心の周りを回る」ときに使います。

  • The Earth rotates on its axis.
    地球は地軸を中心に自転します。
  • The Earth revolves around the Sun.
    地球は太陽の周りを公転します。

aboutに置き換えない

学習者はまず revolve around を一まとまりで覚えるのが安全です。「〜について」と考えて revolve about にしないようにしましょう。

しゅみすけ(大山俊輔)

迷ったら「Aが回る側、around BのBが中心」と確認してください。語順のイメージが安定します。

すぐ出てこないときの簡単な言い換え

revolve around が出てこなくても、次のような基本表現で十分伝えられます。

  • The story is about X.
    その物語はXについてです。
  • X is the main topic.
    Xが主な話題です。
  • Everything is planned around X.
    すべてXに合わせて計画されています。
  • X is at the center of the discussion.
    Xが議論の中心です。

まずは簡単な英語で意味を伝え、慣れてきたら revolve around に置き換えるとよいでしょう。

まとめ

revolve around の基本は「〜の周りを回る」です。その中心と周辺のイメージから、物語・会話・生活・計画などが「〜を中心に展開する」という意味でも使われます。

  • 語順は A revolves around B
  • Aは回る側、Bは中心
  • center on は「焦点を当てる」
  • be about は中立的に「〜について」

まずは My schedule revolves around …The story revolves around … の形で、自分の生活や好きな作品について一文作ってみてください。

ほかの完成した英熟語・定型表現も、英熟語・定型表現のまとめで紹介しています。

この記事を書いた人
しゅみすけ(大山俊輔)

b わたしの英会話および英語コーチングGRIT/be:RIZE代表。米国MBA取得、外資系企業4社での勤務経験を持ち、これまで多くの大人の英語学習を支援。日本語と英語の処理構造の違いに着目した「英語OS」の考え方をもとに、独学で伸び悩む人の学び直しをサポートしています。

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