「退勤する」は英語で?leave work・get off work・finish workの違いと簡単な言い換え

「退勤する」は英語で?leave work・get off workのアイキャッチ

「退勤する」は英語で、最も幅広く使いやすい表現が leave work です。

I usually leave work at six.
私は普段、6時に退勤します。

ただし、日本語の「退勤する」には、仕事を終えること、勤務時間が終わること、職場を出ることがまとめて含まれています。英語では、何に焦点を当てるかによって leave workget off workfinish work などを使い分けます。

この記事では自然な表現を覚えるだけでなく、会話中にそれが出てこなかったとき、すでに知っている簡単な英語でどう伝えるかも一緒に考えます。

「退勤する」の基本は leave work

leave work は「仕事・職場を離れる」という意味で、会社を出て帰る動作に焦点があります。日常会話で「何時に退勤した?」「今日は早く退勤した」と言うなら、まずこの表現が使えます。

  • What time did you leave work?
    何時に退勤しましたか。
  • I left work at 7:30.
    7時30分に退勤しました。
  • She has already left work.
    彼女はもう退勤しました。
  • I’m leaving work now.
    今から退勤します。
  • I had to leave work late today.
    今日は遅く退勤しなければなりませんでした。

leave は「ある場所・状態から離れる」という基本動詞です。ここでの work は「仕事」だけでなく、会話では「職場・勤務」というまとまりとして扱われています。そのため、通常は leave the work とは言いません。

発音のポイント

leave work は、カタカナなら「リーヴ・ワーク」に近い音です。leave の母音は短い「リブ」ではなく、口を横に軽く引いた長めの「イー」です。最後の v は下唇へ上の歯を軽く当て、声を出します。

get off work は「ゲット・オフ・ワーク」と一語ずつ切るより、会話では get-off-work をひとかたまりにして練習すると自然です。過去形の got off work は「ガラフワーク」に近いほど音がつながることもあります。

leave work・get off work・finish workの違い

leave work・get off work・call it a dayの違いを示すイラスト

leave work:職場を出る

leave work は、職場から離れる動きに焦点があります。「会社を出た時刻」を伝えたいときに自然です。

I left work a little after six.
6時を少し過ぎてから退勤しました。

get off work:勤務が終わる

get off work は「勤務から解放された状態になる」という感覚で、勤務時間やシフトが終わることに焦点があります。特にアメリカ英語の会話でよく使われます。

  • What time do you get off work?
    何時に仕事が終わりますか。
  • I get off work at five.
    5時に勤務が終わります。
  • I just got off work.
    たった今、仕事が終わりました。

仕事が5時に終わっても、片付けや同僚との会話で5時10分に会社を出ることはあります。その場合、I got off work at five, but I left work at 5:10. と分けて言えます。

finish work:仕事を終える

finish work は、仕事という作業を終えることに焦点があります。勤務終了の意味でも使えますが、文脈によっては「その日の仕事」ではなく「特定の作業を終えた」という意味にもなります。

  • I finished work at six.
    6時に仕事を終えました。
  • I finished my work before lunch.
    昼食前に自分の仕事を終えました。

my work とすると、勤務全体より「自分が担当していた作業」の意味が出やすくなります。

しゅみすけ(大山俊輔)

日本語の「退勤」を英語一語へ置き換えるより、「勤務が終わったのか」「仕事を終えたのか」「実際に会社を出たのか」を考えると、表現を選びやすくなります。同じ日の出来事でも、この3つの時刻が少しずつ違うことはあります。

call it a dayは「今日はここまでにする」

call it a day は、単に退勤する動作ではなく、「今日はもう仕事を終わりにしよう」「ここで切り上げよう」と判断する表現です。

  • Let’s call it a day.
    今日はここまでにしましょう。
  • I’m tired. I think I’ll call it a day.
    疲れました。今日はもう終わりにしようと思います。
  • We called it a day at around seven.
    私たちは7時ごろに仕事を切り上げました。

決められた退勤時刻を事実として述べるなら get off work、作業を切り上げる判断を表すなら call it a day が合います。詳しくはcall it a dayの意味と使い方でも解説しています。

「退社する」と「退勤する」は同じではない

日本語の「退社する」は少し曖昧です。「その日の仕事を終えて会社を出る」という意味もあれば、「会社を辞める」という意味もあります。

  • I left the office at six.
    6時に会社を出ました。
  • I left the company last month.
    先月、その会社を辞めました。
  • I quit my job last month.
    先月、仕事を辞めました。

leave the office は建物・オフィスを出ることです。一方、leave the company は文脈によって「その会社を退職する」という意味になります。「退社しました」だけを機械的に英訳せず、その日の帰宅なのか退職なのかをはっきりさせましょう。

英語日記・独り言で使える例文

  • I left work on time today.
    今日は定時に退勤した。
  • I got off work earlier than usual.
    いつもより早く仕事が終わった。
  • I left work late because we had a meeting.
    会議があったので遅く退勤した。
  • I just got off work, and I’m exhausted.
    今、仕事が終わったところで、へとへとだ。
  • I’m going to leave work at six today.
    今日は6時に退勤する予定だ。
  • I finished work and went straight home.
    仕事を終えてまっすぐ家へ帰った。
  • I left the office before my boss today.
    今日は上司より先に会社を出た。

「定時で上がる」「遅くまで働く」はどう言う?

「定時で上がる」は、決まった時刻どおりに職場を出たことを伝えるなら leave work on time が自然です。

  • I managed to leave work on time today.
    今日はなんとか定時で上がれました。
  • I rarely get off work on time.
    定時に仕事が終わることはほとんどありません。
  • I had to work late again.
    また遅くまで働かなければなりませんでした。

「残業する」には work overtimework late があり、必ずしも同じではありません。詳しくは「残業する」は英語で?を確認してください。

この英語を知らなかったら?【しゅみすけ式】

leave workget off work が出てこなくても、英語を止める必要はありません。「退勤する」という日本語を英語一語へ変えようとせず、実際に起きたことへ分解します。

何を終えた?
今日の仕事を終えた。
I finished my work for today.

そのあと何をした?
オフィスを出た。
I went out of the office.

どこへ行った?
家へ帰った。
I went home.

たとえば、次のように言えば十分に状況が伝わります。

I finished my work at six and went home.
6時に仕事を終えて、家へ帰りました。

もっと短くても構いません。

I’m done with work. I’m going home now.
仕事は終わりました。今から家へ帰ります。

「退勤する」の英語が思い出せなくても、finishworkgohome という知っている語で、必要な事実はきちんと伝えられます。

しゅみすけ(大山俊輔)

「退勤する」を言えないときは、「仕事を終えた」「家へ帰る」の2つに分けてください。I finished work. I’m going home. なら、難しい表現を一つも使わなくても会話を続けられます。

まとめ:「退勤する」は leave work が基本

  • 職場を出る「退勤する」は leave work
  • 勤務時間・シフトが終わるなら get off work
  • 作業を終えることに焦点を置くなら finish work
  • 「今日はここまでにする」は call it a day
  • 表現を忘れたら I finished work and went home. でも十分伝わる

自然な表現は覚えつつ、出てこないときは「仕事が終わった」「オフィスを出た」「家へ帰った」と、実際に起きたことへ戻りましょう。

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この記事を書いた人
しゅみすけ(大山俊輔)

b わたしの英会話および英語コーチングGRIT/be:RIZE代表。米国MBA取得、外資系企業4社での勤務経験を持ち、これまで多くの大人の英語学習を支援。日本語と英語の処理構造の違いに着目した「英語OS」の考え方をもとに、独学で伸び悩む人の学び直しをサポートしています。

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