
That’s crazy! と聞くと、「それは狂っている」という怖い意味を想像するかもしれません。しかし、ネイティブの日常会話では「すごい!」「信じられない!」「まじで?」と、驚きを表すリアクションとしてよく使われます。
しかも、うれしいニュースにも、ひどい出来事にも使えるのがポイントです。この記事では、That’s crazyの意味と使い方、ポジティブ・ネガティブなニュアンスの見分け方、You’re crazyとの違い、似た表現を例文と動画で解説します。
Contents
That’s crazyの意味は「すごい・信じられない」
That’s crazy! は、予想外の話を聞いたときに「それはすごいね!」「信じられない!」「そんなことあるの?」と驚きを示すカジュアルな表現です。
crazyには「正気でない」「常識外れの」という意味がありますが、That’s crazyでは必ずしも相手を悪く言っているわけではありません。日本語の「やばい」と同じように、良い意味にも悪い意味にも使われると考えると分かりやすいでしょう。
A: I won two tickets to New York!
ニューヨーク行きのチケットが2枚当たった!B: That’s crazy! Congratulations!
すごい!おめでとう!
動画でThat’s crazyのニュアンスを確認
b わたしの英会話のレッスンパートナーRachelが、良いときにも悪いときにも使えるThat’s crazyを34秒で紹介します。表情とイントネーションによって意味が変わる点にも注目してください。
YouTubeで「万能フレーズThat’s crazy」を見る
That’s crazyの3つの使い方

1.良い驚き:「すごい!」
予想外の成功やうれしいニュースに対して、感心や興奮を込めて使えます。
A: I got promoted after only six months.
入社して半年で昇進したんだ。B: That’s crazy! I’m so happy for you.
すごい!本当によかったね。
明るい声と笑顔で言えば、ポジティブな驚きだと伝わります。この場合はThat’s amazing!やThat’s incredible!に近い意味です。
2.悪い驚き:「ひどい・ありえない」
理不尽な出来事や悪いニュースを聞いたときには、「それはひどいね」「ありえない」という意味になります。
A: They canceled my flight and didn’t offer a hotel.
飛行機を欠航にしたのに、ホテルも用意してくれなかったんだ。B: That’s crazy! What did you do?
それはひどい!どうしたの?
低めの声や困った表情で言えば、ネガティブな驚きや相手への共感として伝わります。
3.信じられない話への反応:「まじで?」
話の真偽を疑うほど驚いたときにも使えます。
A: She met her favorite actor at the airport.
彼女、空港で大好きな俳優に会ったんだって。B: That’s crazy! Are you serious?
まじで?本当なの?
驚きを込めて「本当に?」と確認するFor real?と組み合わせても自然です。
That’s crazyは褒め言葉?悪口?
That’s crazyが褒め言葉か否定的な言葉かは、直前の話・表情・声のトーン・後に続く言葉で決まります。
- That’s crazy! Congratulations!:すごい!おめでとう(肯定的)
- That’s crazy. I’m sorry that happened.:それはひどいね。大変だったね(否定的)
- That’s crazy! Tell me more.:信じられない!もっと聞かせて(強い驚き)
意味を明確にしたいときは、That’s crazyだけで終わらず、短い一言を続けるのがおすすめです。
That’s crazyとYou’re crazyの違い
That’s crazy.は、話や状況を指して「それはすごい・おかしい」と言います。一方、You’re crazy.は相手本人に「あなたはクレイジーだ」と言う表現です。
That’s crazy! You ran a marathon without training?
すごいね!練習なしでマラソンを走ったの?You’re crazy to run a marathon without training.
練習なしでマラソンを走るなんて無茶だよ。
You’re crazyも親しい友人同士では冗談として使われますが、関係性や言い方によっては失礼になります。初心者は、驚いた出来事に反応するThat’s crazy!から使う方が安全です。
That’s crazyへの自然な返し方
相手がポジティブな意味でThat’s crazy!と言ったなら、ニュースの続きを話したり、お礼を言ったりできます。
- I know! I still can’t believe it.(でしょ!まだ信じられないよ)
- Right? I was so surprised.(だよね?本当に驚いたよ)
- Thanks! I’m really excited.(ありがとう!すごく楽しみ)
悪い出来事への反応なら、次のように続けられます。
- Yeah, it was awful.(うん、本当にひどかった)
- I couldn’t believe it either.(私も信じられなかった)
- Exactly. It made no sense.(本当に。全く意味が分からなかった)
That’s crazyに似た表現との違い
That’s amazing!「すごい!」
基本的にポジティブな驚きや感動を表します。褒めていることを明確にしたいなら、That’s crazyより誤解が少ない表現です。
That’s unbelievable!「信じられない!」
良い話にも悪い話にも使えます。文字どおり「信じられない」ほどの驚きを強調します。
That’s insane!「とんでもない!」
That’s crazyよりさらに強い、非常にカジュアルな表現です。親しい相手との会話向けです。
No way!「まさか!」
短く強い驚きを表す定番の相槌です。「ありえない」「うそでしょ」という反応に向いています。
That’s crazyを使うときの注意点
crazyは、もともと精神状態に関わる強い言葉でもあります。日常会話のリアクションとして広く使われていますが、フォーマルな場面、医療や心の健康に関する話題、相手本人を評価する場面では避けた方が無難です。
職場で無難に驚きを伝えるなら、That’s surprising.(それは驚きですね)、ポジティブならThat’s impressive.(それは素晴らしいですね)などに言い換えられます。
また、相手の失敗やつらい経験に対して明るくThat’s crazy!と言うと、面白がっているように聞こえる可能性があります。相手の表情と話の内容を見ながら、落ち着いたトーンで使いましょう。共感をはっきり示したいときはI hear you.を続けるのも自然です。
That’s crazyの意味と使い方まとめ
- That’s crazyは「すごい」「信じられない」「ひどい」「まじで?」
- 日本語の「やばい」のように、良い驚きにも悪い驚きにも使える
- 意味は表情・声のトーン・前後の話で判断する
- That’s crazyは状況への反応、You’re crazyは相手本人を指す
- フォーマルな場面ではThat’s surprisingやThat’s impressiveが無難
That’s crazyは、ネイティブらしいリアクションを短い一言で表せる便利なフレーズです。Rachelの発音と表情を参考に、まずは良いニュースを聞いたときの「すごい!」から使ってみてください。










