
日本の夏を象徴する「セミ」は、英語で cicada といいます。複数形は cicadas です。
ただ、cicadaは綴りから発音を想像しにくく、アメリカ英語とイギリス英語で発音の傾向も異なります。また、「セミが鳴く」「セミの声がうるさい」「セミの抜け殻」といった表現には、それぞれ自然な英語があります。
この記事では、cicadaの意味・発音・複数形から、鳴き声、幼虫、羽化、抜け殻、cricketやlocustとの違い、日本のセミ文化を説明する例文まで紹介します。
最初に結論
- セミ:cicada
- セミが鳴いている:Cicadas are singing.
- セミの鳴き声:the sound of cicadas
- セミの幼虫:a cicada nymph
- セミの抜け殻:a cicada shell/a cicada exoskeleton
- 羽化する:emerge/molt
Contents
セミは英語でcicada
セミは英語で cicada。一匹なら a cicada、複数なら cicadas です。
I found a cicada on the tree.
木にセミを見つけました。
There are many cicadas in this park.
この公園にはセミがたくさんいます。
Cicadas are a familiar sound of summer in Japan.
セミの声は日本の夏の風物詩です。
cicadaに略称はある?
日常的に広く使われる決まった略称はありません。英語でも通常はそのまま cicada と呼びます。子どもとの会話でもcicadaで問題ありません。
cicadaの発音|「シケイダ」「シカーダ」のどちら?
cicadaには複数の発音があります。代表的なのは、アメリカ英語でよく聞かれる「シケイダ」に近い発音と、イギリス英語などでよく聞かれる「シカーダ」に近い発音です。
- /sɪˈkeɪdə/:シ・ケイ・ダに近い
- /sɪˈkɑːdə/:シ・カー・ダに近い
アクセントはいずれも中央の音節に置かれます。地域や話者による違いがあるため、どちらか一方だけが正しいわけではありません。
cicada
「シケイダ」または「シカーダ」。最初のciを「サイ」と読まないのがポイントです。
「セミが鳴く」は英語で?
セミについて英語で「鳴く」と言うときは、sing、buzz、make a sound などを使えます。
Cicadas are singing.
Cicadas are singing loudly outside.
外でセミが大きな声で鳴いています。
I heard cicadas singing this morning.
今朝、セミが鳴いているのを聞きました。
sing は、鳥や虫が特徴的な音を出すことを表す自然な言い方です。
Cicadas are buzzing.
The cicadas have been buzzing since early morning.
早朝からセミがジージー鳴いています。
buzz はブーン、ジーという連続的な音を表します。セミの機械的で大きな音を強調したいときに使えます。
セミの鳴き声はthe sound of cicadas
The sound of cicadas makes me think of summer.
セミの鳴き声を聞くと夏を思い出します。
The noise of the cicadas woke me up.
セミの騒音で目が覚めました。
心地よい夏の音として話すなら sound、うるささを強調するなら noise が自然です。
「セミがうるさい」を英語で言う
The cicadas are so loud today.
今日はセミがとてもうるさいです。
The cicadas outside are driving me crazy.
外のセミの声で気が変になりそうです。
I can barely hear you over the cicadas.
セミの声で、あなたの声がほとんど聞こえません。
The sound is deafening.
耳をつんざくような音です。
loud は単純に音が大きいこと、noisy は騒がしくて不快なことを表します。
セミの抜け殻・幼虫・羽化を英語で
セミの抜け殻
日常会話では a cicada shell や a shed cicada skin が分かりやすい表現です。より生物学的には an exoskeleton(外骨格)や an exuvia(脱皮殻)と呼びます。
I found an empty cicada shell on the tree.
木にセミの抜け殻を見つけました。
Children collect shed cicada skins in summer.
子どもたちは夏にセミの抜け殻を集めます。
セミの幼虫
nymph は、不完全変態をする昆虫の幼虫を表します。
Cicada nymphs live underground for years.
セミの幼虫は何年ものあいだ地中で暮らします。
セミが羽化する
地中から出てくることは emerge from the ground、脱皮して成虫になることは molt や emerge as an adult と表せます。
A cicada emerged from its shell.
セミが殻から羽化しました。
Cicadas usually emerge at night.
セミは通常、夜に羽化します。
cicada・cricket・locustの違い

cicada:セミ
木にとまり、主に夏の日中に大きな声で鳴く昆虫です。透明な羽と幅のある体が特徴です。
cricket:コオロギ
長い触角を持ち、主に夜に鳴きます。英語の cricket にはスポーツの「クリケット」という意味もあります。
locust:イナゴ・群生するバッタ
locust は基本的に、群れを作って移動するバッタの仲間を指します。北米では歴史的・俗称的にセミをlocustと呼ぶ例もありますが、現代の標準的で誤解のない表現は cicada です。
セミ=cicada と覚えましょう。locustを使うと、多くの場合はバッタやイナゴの意味に受け取られます。
セミについて話す夏の英語フレーズ
I heard the first cicadas of the summer today.
今日、この夏初めてセミの声を聞きました。
The cicadas are especially loud this morning.
今朝はセミが特に大きな声で鳴いています。
There was a cicada on my balcony.
ベランダにセミがいました。
This cicada is still alive.
このセミはまだ生きています。
A cicada suddenly flew toward me.
セミが突然こちらへ飛んできました。
Summer doesn’t feel complete without the sound of cicadas.
セミの声がないと、夏という感じがしません。
日本のセミ文化を外国人に英語で説明する
Cicadas are one of the most familiar sounds of summer in Japan. Different species sing at different times of day, and their loud calls can be heard in parks and residential areas.
セミは日本の夏を代表する身近な音の一つです。種類によって鳴く時間帯が異なり、公園や住宅地では大きな鳴き声が聞こえます。
In Japan, children often catch cicadas or collect their empty shells during summer vacation.
日本では、子どもたちが夏休みにセミを捕まえたり、抜け殻を集めたりします。
The sound of cicadas is often used in anime and films to create a strong sense of summer.
アニメや映画では、夏らしさを強く演出するためにセミの声がよく使われます。
セミについて話す英会話例
A: What’s that loud sound coming from the trees?
木から聞こえるあの大きな音は何ですか?
B: Those are cicadas. They’re a symbol of summer in Japan.
セミですよ。日本の夏の象徴なんです。
A: Do they make that sound all day?
一日中あの音を出すんですか?
B: Different types sing at different times, but summer mornings can be especially loud.
種類によって鳴く時間は異なりますが、夏の朝は特にうるさいことがあります。
セミの英語でよくある質問
「一匹のセミ」は英語で?
a cicada です。「二匹のセミ」なら two cicadas と複数形にします。
「セミを捕まえる」は英語で?
catch a cicada といいます。We used to catch cicadas as children. で「子どものころ、よくセミを捕まえました」です。
セミは英語でlocustでもいい?
一部地域の古い俗称を除き、セミには cicada を使います。locustは通常、イナゴや群生するバッタを指します。
蝉時雨は英語で?
一語で完全に対応する表現はありません。a chorus of cicadas(セミの大合唱)や the deafening sound of cicadas(耳をつんざくセミの声)と表せます。
夏の自然を英語で楽しむ関連記事
まとめ:セミはcicada、鳴くはsingやbuzz
セミは英語で cicada。発音は「シケイダ」「シカーダ」に近い言い方があり、複数形は cicadas です。
「セミが鳴いている」は Cicadas are singing. や Cicadas are buzzing.。「抜け殻」は a cicada shell、「幼虫」は a cicada nymph と表せます。
身の回りの夏を、自分の英語で話してみませんか?
beyondZ Englishなら、知っている単語を組み合わせて、季節の音や目にした出来事を自然に説明する練習ができます。










