
To make a long story short は、「長い話を短くすると」「手短に言うと」「要するに」という意味の定番フレーズです。説明が長くなりそうなときや、さまざまな出来事を話した後で結論を伝えるときに使います。
この記事では、to make a long story shortの意味・使い方・例文を解説し、in short、basically、the point isとの違いや、初心者でも言える簡単な表現も紹介します。
Contents
To make a long story shortの意味
直訳は「長い話を短くするために」です。実際の会話では、細かい経緯を省いて結論を伝える合図として、「手短に言うと」「いろいろあったけれど、結局」という意味で使います。
To make a long story short, I missed my flight.
手短に言うと、飛行機に乗り遅れました。
単なる「要約」だけでなく、本当は長い経緯があることをにおわせるのが、この表現らしいニュアンスです。
フレーズの形と文法
To make + A + B は「AをBの状態にする」という形です。
- make:〜にする
- a long story:長い話を
- short:短く
したがって、文全体では「長い話を短くするために」となります。通常は文頭に置き、その後にカンマを入れて結論を続けます。
動画でTo make a long story shortを確認
b わたしの英会話のレッスンパートナーIngridが、話を自然にまとめる使い方を30秒で紹介します。
YouTubeで「To make a long story short」のショートを見る
To make a long story shortの使い方と例文
1.長い出来事の結論を伝える
To make a long story short, we got lost and arrived two hours late.
手短に言うと、道に迷って2時間遅れて到着しました。
To make a long story short, I got the job.
いろいろありましたが、結局その仕事に採用されました。
2.恋愛や人間関係の話をまとめる
To make a long story short, we decided to break up.
簡単に言うと、私たちは別れることにしました。
To make a long story short, we’re friends again.
いろいろあったけれど、結局また友達に戻りました。
複雑な経緯をすべて説明せず、結果だけ伝えたい場面に向いています。
3.仕事で経緯から結論へ移る
To make a long story short, the client approved our proposal.
手短に言うと、クライアントは私たちの提案を承認しました。
To make a long story short, we need more time.
結論から言うと、もう少し時間が必要です。
会議の口頭説明では自然ですが、正式な報告書では In summary や In conclusion のほうが適しています。
4.話し始めに細部を省く
Well, to make a long story short, I moved to Tokyo.
まあ、手短に言うと、東京へ引っ越しました。
Well や Anyway と組み合わせると、会話らしい流れになります。
To make a long story shortと似た表現の違い

- To make a long story short:長い経緯を省いて結論を伝える
- In short:「要するに・簡潔に言えば」。文章でも使いやすい
- Basically:「基本的には・簡単に言うと」。複雑な内容を単純化する
- The point is…:「大事なのは・要点は」。核心を強調する
長い出来事のオチや結果を伝えるならto make a long story short、主張の核心を示すならthe point isが自然です。
Short story longという表現もある?
Long story short は、to make a long story shortを短縮したカジュアルな形で、非常によく使われます。
Long story short, I quit.
手短に言うと、辞めました。
一方、short story long や to make a short story long は、短く済む話をわざと長く話すというユーモラスな言い方です。定番としてはまずlong story shortを覚えましょう。
初心者でも言える簡単な英語
長いフレーズがすぐ出てこない場合は、次の短い表現で十分に話をまとめられます。
- In short, …(要するに……)
- Basically, …(簡単に言うと……)
- So, …(それで/つまり……)
- The result was …(結果は……でした)
最も簡単なのは So, の後に結論を続けることです。慣れてきたら、Long story short, … から使い始めると覚えやすいでしょう。
使うときの注意点
このフレーズを使った後も長々と説明を続けると、聞き手には少しユーモラス、場合によっては皮肉に聞こえます。使ったらできるだけ早く結論を伝えましょう。
また、相手が詳しい説明を必要としている場面で省略しすぎると情報不足になります。まず結論を伝え、その後に I can give you more details if you’d like.(必要なら詳しく説明できます)と添えると親切です。
まとめ:長い話を結論へ着地させる便利な一言
To make a long story shortは「長い話を短くすると・要するに」という意味です。旅行の失敗談、恋愛の経緯、仕事の報告などを、自然に結論へ着地させられます。まずは短縮形の Long story short, … と一緒に声に出して練習してみましょう。










