
会議や打ち合わせで、いつの間にか本題と関係のない話が長くなってしまうことがあります。そんなときに使えるのが、We’re getting off topic. です。
直訳すると「私たちは話題から外れつつあります」ですが、実際の会話では「話がそれてきていますね」「少し本題から外れています」と、会話の方向を整える働きをします。
- We’re getting off topic.=話がそれてきています
- get off topicは「本題から外れる」
- weを使うことで、誰か一人を責めにくい
- 一言だけで終えず、戻る話題を続けると自然
Contents
We’re getting off topic.の意味
We’re getting off topic. は、「私たちは本題から外れつつあります」という意味です。
- get:ある状態へ変化する
- off:基準や進路から離れる
- topic:話題・議題
be off topicが「本題から外れている状態」を表すのに対し、get off topicは「だんだん本題から外れていく変化」を表します。
We’re getting off topic.
話がそれてきていますね。
会議だけでなく、授業、英会話レッスン、打ち合わせ、友人との雑談にも使えます。
しゅみすけ(大山俊輔)
会話の中で何をしている表現?
この一言の役割は、単に現在の状態を説明することではありません。実際には、「そろそろ本題へ戻りましょう」という提案の前置きとして機能します。

そのため、次のように「どこへ戻るか」を続けると自然です。
We’re getting off topic. Let’s get back to the main point.
話がそれてきています。本題に戻りましょう。
I think we’re getting a little off topic. Can we go back to the budget?
少し話がそれてきていると思います。予算の話に戻ってもいいですか?
ニュアンスと丁寧さ
| 軸 | 特徴 |
|---|---|
| 会話上の役割 | 脱線を示し、本題へ戻す |
| 対人距離 | 通常。日常会話にも仕事にも使える |
| 発言の強さ | 普通。言い方によっては指摘感が出る |
| 使用場面 | 会議、授業、レッスン、雑談、オンライン会議 |
文法的には失礼な表現ではありません。ただし、低い声で強く言い切ると「その話は関係ありません」という注意に聞こえることがあります。
柔らかくしたい場合は、次のクッションを入れます。
- I think we’re getting off topic.(少し話がそれてきたと思います)
- We might be getting off topic.(話がそれてきているかもしれません)
- We’re getting a little off topic.(少し話がそれてきています)
- Sorry, I think we’re getting off topic.(すみません、少し話がそれていると思います)
場面別の例文
会議で本題へ戻す
We’re getting off topic. Let’s return to today’s agenda.
話がそれてきています。今日の議題に戻りましょう。
オンライン会議で時間を意識させる
We’re getting a little off topic, and we only have ten minutes left.
少し話がそれてきていますし、残り10分しかありません。
友人との会話で軽く戻す
Anyway, we’re getting off topic. What happened after that?
まあ、話がそれちゃったね。そのあとどうなったの?
英会話レッスンで
I think we’re getting off topic. Can we go back to the question?
少し話がそれていると思います。質問に戻ってもいいですか?
短い会話例
A: That reminds me of a restaurant I went to last weekend.
B: Oh, where was it?
C: Sorry, I think we’re getting off topic. Can we finish the schedule first?
A: You’re right. Let’s get back to it.
A:それで、先週末に行ったレストランを思い出したよ。
B:へえ、どこにあったの?
C:ごめん、少し話がそれてきていると思う。先に予定を決めてもいい?
A:そうだね。話を戻そう。
似た表現との違い
| 表現 | 中心的な働き | ニュアンス |
|---|---|---|
| We’re getting off topic. | 脱線している状態を示す | 責めずに状況を共有 |
| Let’s get back to the main point. | 本題へ戻ることを提案 | 次の行動が明確 |
| That’s beside the point. | その発言が論点と違うと指摘 | やや強く、反論的 |
| Anyway, … | 脱線を切り上げて話を進める | 日常的で軽い |
| Moving on, … | 次の議題へ移る | 会議・プレゼンで便利 |
会議の進行では、Moving onの意味と使い方も便利です。脱線から元の話へ戻すのではなく、次の話題へ移るときに使います。
「話が脱線する」という出来事そのものを表す go off topic、get sidetracked、digress の違いは、「話が脱線する」は英語で?で詳しく比較しています。
日本人が間違えやすいポイント
You’re getting off topic.は相手を責めやすい
You’re getting off topic. と言うと、「あなたが話をそらしています」と相手を直接指す形になります。教師や司会者が進行上使うことはありますが、同僚や友人にはWe’re …のほうが穏やかです。
Off the topicにしない
通常は冠詞を付けず、off topicと言います。
- ○ We’re getting off topic.
- △ We’re getting off the topic.
指摘だけで終わらない
「話がそれています」と指摘するだけでは、少し冷たく聞こえることがあります。Let’s get back to …やCan we go back to …?を続け、戻り先を示しましょう。
しゅみすけ(大山俊輔)
この表現が出てこなければ?簡単な英語で言い換える
We’re getting off topic.がすぐ出てこなくても、次の中学英語で十分伝わります。
- Let’s talk about the main point.
本題について話しましょう。 - Can we go back to the question?
質問に戻ってもいいですか? - Let’s go back to the meeting.
会議の話に戻りましょう。
もっと直接的ですが、戻りたい話題を具体的に示せば自然です。
まとめ
We’re getting off topic.は、「話がそれてきています」「本題から外れています」という会話管理表現です。
- get off topic=本題から外れる
- weを使うと相手を責めにくい
- I thinkやa littleで柔らかくできる
- 戻る話題を続けて示すと自然
会話を遮断するのではなく、全員の注意を同じ方向へ戻す一言として使ってみてください。











