
「会議の話が脱線しました」「すみません、話がそれました」は、英語でどう言えばよいのでしょうか。
「話が脱線する」は、日常会話では go off topic や get sidetracked が自然です。少し改まった digress、会話を本題へ戻す get back to the point も一緒に覚えると便利です。
この記事では自然な表現を紹介しますが、本当の目的は熟語を覚えることだけではありません。表現が出てこなくても、We started talking about something else. のように、知っている基本語だけで状況を説明する方法も考えてみましょう。
Contents
「話が脱線する」は英語で?まずは結論
| 表現 | 中心のニュアンス | 日本語の目安 |
|---|---|---|
| go off topic | 本来の話題から外れる | 話が脱線する・話題がそれる |
| get sidetracked | 別のことに気を取られて本筋から外れる | 話が横道にそれる |
| digress | 本題を離れて余談を話す | 脱線する・余談に入る |
| go off on a tangent | 別方向の話を長く始める | 急に別の話へ飛ぶ |
| get off track | 予定・議論の進む方向から外れる | 本筋から外れる |
- We went off topic during the meeting.
会議中に話が脱線しました。 - Sorry, I got sidetracked.
すみません、話がそれました。 - I’m sorry to digress, but I have one question.
話を脱線させてすみませんが、一つ質問があります。
普段の会議なら、まず go off topic と get sidetracked が使えれば十分です。
発音のポイント
topic は /ˈtɑːpɪk/ で、最初の top を強く読みます。sidetracked は side + tracked の組み合わせです。最後の -ed は「イド」と母音を足さず、トに近い音で短く止めます。
なぜoff topicで「話が脱線する」になるの?
topic は「話題」、off は「接していたところから離れる」感覚です。そのため off topic は「その話題から離れた状態」を表します。
on topic:本題に沿っている
off topic:本題から外れている
go off topic:本題から外れていく
- That comment is a little off topic.
その発言は少し本題から外れています。 - Let’s try to stay on topic.
できるだけ本題からそれないようにしましょう。 - We keep going off topic.
私たちは何度も話が脱線しています。
しゅみすけ(大山俊輔)
go off topicとget sidetrackedの違い
go off topic|話題そのものが本題から外れる
go off topic は、話の内容が本来のテーマから外れたことを客観的に伝えます。誰かを強く責める響きはなく、自分たち全体についても使えます。
- We went off topic and talked about our vacation plans.
話が脱線して、休暇の予定について話しました。 - Try not to go off topic.
本題から外れないようにしてください。
get sidetracked|別のことに気を取られて横道へそれる
side は「横」、track は「道筋・進路」です。get sidetracked は、別の話や出来事に気を取られ、横の道へ入ってしまうイメージです。会話だけでなく、作業が中断した場合にも使えます。
- I got sidetracked by another question.
別の質問で話がそれました。 - We got sidetracked and forgot the main issue.
話が横道にそれて、主要な問題を忘れてしまいました。 - I planned to write the report, but I got sidetracked.
報告書を書くつもりでしたが、別のことに気を取られました。
digressとgo off on a tangentはどう違う?
digress|少し改まった「本題からそれる」
digress は会議、講演、文章などで使われる、やや硬めの動詞です。自分の余談を断る定番表現もあります。
- But I digress.
話がそれました。 - Let me digress for a moment.
少しだけ話を脱線させてください。
日常会話で無理に使う必要はありません。初心者なら Sorry, I went off topic. のほうが作りやすく、十分自然です。
go off on a tangent|別の方向へ話が大きく飛ぶ
tangent は数学の「接線」です。元の線に一度触れたあと、別方向へ伸びていくイメージから、関連はあるものの本題ではない話を長く始める意味になります。
- He went off on a tangent about his first job.
彼は初めての仕事について別の話を長々と始めました。
少し話題がそれただけなら go off topic、別の話を勢いよく長く続けたなら go off on a tangent がよく合います。
脱線した話を本題へ戻す英語
- Let’s get back to the main topic.
本題に戻りましょう。 - Let’s get back to the point.
要点に戻りましょう。 - Going back to what you said earlier, …
先ほどおっしゃったことに戻ると……。 - Anyway, where were we?
ところで、どこまで話していましたっけ。 - We can discuss that later.
それはあとで話し合えます。 - Let’s put that aside for now.
それは今のところ脇に置きましょう。
You’re off topic. と相手を直接指摘すると、場面によってはきつく聞こえます。Let’s get back to … と「私たち」を主語にすると、協力的に本題へ戻せます。
英語日記・独り言ですぐ使える例文
- Our meeting went off topic today.
今日の会議は話が脱線しました。 - We started talking about our weekend plans.
私たちは週末の予定について話し始めました。 - I got sidetracked and forgot my main point.
話がそれて、言いたかった要点を忘れました。 - My manager brought us back to the main topic.
上司が話を本題へ戻しました。 - The meeting took longer because we went off topic.
話が脱線したため、会議が長引きました。
この英語を知らなかったら?【しゅみすけ式】
go off topic や get sidetracked を忘れても、「実際に何が起きたか」を基本語へ分ければ伝えられます。

最初は何について話していた?
新しい計画について。
そのあと何をした?
別のことについて話し始めた。
何について?
週末の予定について。
結果は?
本題について話す時間がなくなった。
- We started talking about something else.
私たちは別のことについて話し始めました。 - We talked about our weekend instead.
代わりに週末について話しました。 - We didn’t talk about the main topic.
私たちは本題について話しませんでした。 - Then we went back to the plan.
そのあと、計画の話へ戻りました。
英語日記なら、次のような短い文だけで十分です。
We had a meeting today.
We started talking about something else.
We talked about our weekend for ten minutes.
今日は会議がありました。途中で別の話を始めました。週末について10分間話しました。
| 言いたいこと | 知っている基本語で言う |
|---|---|
| 話が脱線した | We started talking about something else. |
| 別の話題に移った | We talked about a different topic. |
| 本題を忘れた | We forgot what we needed to talk about. |
| 話を本題へ戻した | We started talking about the plan again. |
| 脱線して会議が長引いた | We talked about other things, so the meeting took longer. |
しゅみすけ(大山俊輔)
よくある質問
off topicだけでも使えますか?
使えます。That’s off topic. なら「それは本題から外れています」、We’re getting off topic. なら「話が脱線してきています」です。
話を脱線させる人は英語で何と言いますか?
決まった一語を探すより、He often changes the subject.(彼はよく話題を変えます)や She often takes the conversation off topic.(彼女はよく会話を脱線させます)のように、実際の行動を説明するほうが自然です。
change the subjectとの違いは?
change the subject は意図的に別の話題へ変える場合にも使います。go off topic は、気づかないうちに本題から外れる場合も含みます。
まとめ|off topicが出なければ「別の話をした」と言う
- 本題から外れる:go off topic
- 別のことに気を取られる:get sidetracked
- 少し硬い「脱線する」:digress
- 別方向の話を長く始める:go off on a tangent
- 本題へ戻る:get back to the main topic
- 基本語で言い換える:We started talking about something else.
自然な表現は覚える。でも、忘れても英語を止めない。「話が脱線する」を一語で言えなくても、「別のことについて話し始めた」「本題へ戻った」と順番に説明すれば、知っている英語だけで十分に伝えられます。
関連表現として、veer offの意味と使い方、stick to(話題からそれない)の使い方、get backの意味と使い方も確認してみてください。会議全体の表現は英語ミーティングで使えるフレーズ集にまとめています。









