
Why not? は、直訳すると「なぜダメなの?」ですが、会話では「もちろん!」「いいよ!」という前向きな返事にもなります。さらに Why not + 動詞? の形なら「〜したらどう?」という提案です。
短いのに意味が変わるため、単語だけでなく直前の会話とイントネーションを見るのがコツ。この記事では、英会話初心者でもそのまま使える例文で3つの使い方を整理します。
Contents
Why not?の意味は主に3つ

| 使い方 | 日本語のニュアンス | 形 |
|---|---|---|
| 誘いへの返事 | もちろん/いいよ | Sure, why not? |
| 理由をたずねる | なぜダメなの? | Why not? |
| 提案する | 〜したらどう? | Why not + 動詞? |
動画で「もちろん!」のWhy not?を確認
レッスンパートナーのAaronが、Alexからチョコレートを勧められる場面で Sure, why not? を紹介します。31秒で自然な間と明るい言い方を確認できます。
1.誘いや提案への返事:「もちろん」「いいよ」
相手が「〜しない?」「〜はいかが?」と提案した直後の Why not? は、文字どおり理由を聞いているのではなく、「断る理由はないよ」→「いいよ、やろう」という同意です。
A: Want some chocolate?
B: Sure, why not? Thanks.
(A:チョコ食べる?/B:うん、もちろん。ありがとう)
A: Shall we have lunch outside?
B: Why not?
(A:外でランチしない?/B:いいね)
明るく、語尾を軽く上げたり弾ませたりすると前向きに聞こえます。ただし、いつでも熱烈な「ぜひ!」という意味になるわけではなく、場面によっては「まあ、いいよ」「せっかくだし」くらいの軽い承諾にもなります。
2.理由を聞く:「なぜダメなの?」
否定文や拒否のあとで使う Why not? は、本来の「なぜ〜ないの?」という意味です。
A: You can’t use this room.
B: Why not?
(A:この部屋は使えません/B:なぜダメなんですか?)
A: I don’t want to go.
B: Why not?
(A:行きたくない/B:どうして?)
強く短く言うと「なんでダメなの?」と反発しているように響く場合があります。丁寧に理由を聞きたいなら、初心者でも言える簡単な英語として May I ask why?(理由を伺ってもいいですか)も便利です。
3.Why not + 動詞?:「〜したらどう?」
Why not のあとに動詞の原形を置くと、相手への提案になります。
- Why not take a break?(休憩したらどう?)
- Why not ask her?(彼女に聞いてみたら?)
- Why not try it?(試してみたら?)
- Why not come with us?(私たちと一緒に来ない?)
カジュアルで親しみのある提案なので、友人や同僚との日常会話に向いています。目上の人や控えめに提案したい場面では、How about taking a break? や Maybe we could take a break. と言うと柔らかくなります。
Why don’t you …?との違い
Why not + 動詞? と Why don’t you + 動詞? は、どちらも「〜したらどう?」と訳せます。
- Why not call him?:短く直接的。「彼に電話したら?」
- Why don’t you call him?:相手を主語にした提案。「彼に電話してみたら?」
どちらも自然ですが、声の調子によっては批判的に聞こえることがあります。表情を柔らかくし、必要なら Maybe を添えると安心です。
Why not?への返し方
提案としての Why not? に返事をするときは、次の簡単な表現が使えます。
- Sounds good!(いいね!)
- Sure!(もちろん!)
- Good idea.(いい考えだね)
- Maybe another time.(また今度にしよう)
- I’d rather not.(できればやめておきたいです)
初心者でも言える簡単な英語
まずは、誘われた場面でのひとかたまりだけ覚えれば十分です。
Sure, why not?
(うん、いいよ!)
意味を取り違えそうなときは、直前の文を確認しましょう。誘いや提案のあとなら「いいよ」、禁止や否定のあとなら「なぜダメ?」、後ろに動詞が続けば「〜したらどう?」です。
まとめ
- 誘いへの Why not? は「もちろん/いいよ」
- 否定や禁止への Why not? は「なぜダメなの?」
- Why not + 動詞? は「〜したらどう?」
- 短い表現ほど、文脈とイントネーションが大切
まずは動画のように、何かを勧められたときの Sure, why not? から使ってみてください。短くても、Yesより会話らしい前向きな気持ちを伝えられます。










