
Guess what! は、驚くような話や知らせを切り出すときの「ねえ、聞いて!」「何があったと思う?」に近いカジュアルな定型表現です。
直訳は「何か当てて」ですが、多くの場合、相手に本気で正解を推測してもらうことが目的ではありません。これから注目してほしい話をする合図として使われます。
この記事では、Guess what! のニュアンス、自然な返し方、良い知らせ・悪い知らせでの使い方、You know what? や Can you guess? との違いまで詳しく解説します。
Contents
Guess what!の意味とニュアンス
Guess what!
ねえ、聞いて!/何があったと思う?/ちょっと驚くよ
話し手は、「相手がまだ知らない、面白いこと・意外なこと・重要なことがある」と予告しています。相手の注意を引き、少し期待を持たせてから本題を伝える表現です。
Guess what! I passed the exam!
ねえ、聞いて!試験に合格したよ!
Guess what? Our flight got canceled.
聞いてよ。私たちの便、欠航になったんだ。
楽しい知らせだけでなく、残念な出来事や、呆れた話を伝えるときにも使えます。意味は声の調子と後ろに続く内容で決まります。
guess whatはなぜ「ねえ、聞いて」になる?
guess は「十分な情報がない状態で推測する」、what は「何を・何が」です。文字どおりには「何だか推測してみて」と相手に小さな謎を出しています。
ただし、日常会話では謎解きそのものより、相手に「何だろう?」と思わせ、本題へ注意を向けてもらう働きが中心になりました。
日本語の「ねえ、聞いて」「何があったと思う?」も、必ずしも相手に答えを当ててもらうためではありません。それとよく似た会話の仕掛けです。
guess 自体と assume・infer・estimate の違いを知りたい方は、guess・assume・infer・estimateの違いをご覧ください。
しゅみすけ(大山俊輔)
Guess what!への自然な返し方

最も自然で簡単な返事は What? です。
A: Guess what!
ねえ、聞いて!
B: What?
なになに?
A: I got the job!
仕事が決まった!
この What? は「何?」と冷たく問い返しているのではなく、興味を示す「なになに?」です。表情や明るい声の調子を添えると自然に聞こえます。
ほかの返し方
- What is it?
どうしたの?/何なの? - Tell me!
教えて! - Let me guess.
当ててみるね。 - Did you get the job?
仕事が決まったの?
本当に予想できそうなら Let me guess. と言って当てにいっても構いません。ただし、分からなければ短く What? と返すだけで会話は成立します。
場面別・Guess what!の自然な例文
うれしいニュースを伝える
Guess what! We’re getting married!
ねえ、聞いて!私たち、結婚するの!
Guess what? I finally booked my trip to Italy.
聞いて!ついにイタリア旅行を予約したよ。
Guess what! My daughter got into her first-choice university.
聞いて!娘が第一志望の大学に合格したの。
残念・予想外の出来事を伝える
Guess what? My laptop stopped working again.
聞いてよ。パソコンがまた動かなくなったんだ。
Guess what happened on the way to the airport.
空港へ向かう途中で何があったと思う?
Guess what happened. のように後ろへ間接疑問文を続けると、「何が起きたか当ててみて」という文字どおりの意味が少し強くなります。
呆れや皮肉を込める
And guess what? He was late again.
それで、どうなったと思う?彼はまた遅刻したの。
予想どおりの困った結果をあえて「驚きの知らせ」のように言うことで、呆れや皮肉を表せます。And guess what? は話の続きを強調する形です。
職場で同僚に話す
Guess what? The client approved our proposal.
聞いて。クライアントが私たちの提案を承認してくれたよ。
同僚との気軽な会話なら仕事でも使えます。ただし、上司への正式な報告や顧客向けメールにはカジュアルすぎることがあります。
Guess what?とYou know what?の違い
| 表現 | 中心的な働き | よくある場面 |
|---|---|---|
| Guess what? | 意外な情報を予告する | ニュース・出来事を伝える |
| You know what? | 注意を引いて考えや決定を切り出す | 気づき・意見・方針変更 |
Guess what? I won two tickets.
聞いて。チケットが2枚当たったの。
You know what? Let’s stay home tonight.
ねえ、今夜は家にいようよ。
You know what? も「ねえ、聞いて」と訳せることがありますが、驚きのニュースに限りません。話し手が今思いついたこと、決めたこと、言い直したいことを切り出すときにもよく使います。
Guess what?とCan you guess?の違い
Guess what? は会話の決まり文句で、話し手がすぐ答えを伝えることがよくあります。
Can you guess? は「推測できますか?」という文字どおりの質問で、実際に相手から答えを聞きたい場面に向いています。
Can you guess how old this building is?
この建物が築何年か分かりますか?
Can you guess what? だけでは、何を推測するのかが曖昧で不自然になりやすいため、what happened、what I bought など具体的な内容を続けます。
Guess who・Guess where・Guess whyも使える
驚きの中心に合わせて、what以外の疑問詞も使えます。
- Guess who I ran into today!
今日、誰に偶然会ったと思う? - Guess where we’re going this weekend.
今週末、私たちがどこへ行くと思う? - Guess why she called me.
彼女がなぜ私に電話してきたと思う?
この形では、疑問詞以下は間接疑問文なので、who I ran into、where we’re going のように通常の文の語順になります。
日本人が間違えやすいポイント
1.I don’t knowだけで会話を止めない
I don’t know. と答えても文法的には問題ありません。ただし、声の調子によっては「知らないよ」と興味がないように聞こえることがあります。
I don’t know. What?
分からない。なになに?
What? や Tell me! を添えると、続きを聞きたい気持ちが伝わります。
2.フォーマルな報告では使い分ける
Guess what! は友人・家族・親しい同僚との会話向けです。正式な報告なら、次のように内容を直接伝えるほうが自然です。
I have some good news. Our proposal was approved.
良いお知らせがあります。私たちの提案が承認されました。
3.驚く内容がないと不自然になる
Guess what! と大きく期待させたあとに、ごく普通の情報だけを伝えると肩透かしになります。相手にとって新しいこと、意外なこと、感情を共有したいことがある場面で使いましょう。
簡単な英語での言い換え
Guess what! が出てこないときは、次の表現でも自然に話を始められます。
- Listen!
聞いて! - I have some news.
知らせがあるんだ。 - Something amazing happened.
すごいことがあったんだ。 - Do you want to hear something funny?
面白い話を聞きたい?
良い知らせなら I have some good news.、悪い知らせなら I have some bad news. と言えば、内容の方向も先に伝えられます。
関連する会話表現
まとめ
Guess what! は、驚く話や知らせの前に使う「ねえ、聞いて!」というカジュアルな会話表現です。本当に正解を当ててもらうことより、相手の注意と興味を本題へ向ける働きが中心です。
- 最も簡単な返し方は What?
- 良い知らせ・悪い知らせ・呆れた話に使える
- You know what? は意見や決定の切り出しにも使う
- 正式な報告では I have some news. が安全
まずは Guess what! I … の後ろに、最近自分に起きた小さなニュースを続けて練習してみましょう。








