ファンタジー映画から学ぶ英会話:英会話初心者に役立つ無料の英語学習コンテンツ



2015年公開の実写映画『シンデレラ』(Cinderella)は、ディズニーの名作をケネス・ブラナー監督が映像化したファンタジー映画です。
物語を知っている人が多く、発音も比較的明瞭なので、英語字幕に挑戦したい初級~中級者にも向いています。この記事では長い台詞を転載せず、作品のテーマと結びつく短い表現や、日常会話に応用できる英語を解説します。

Contents
裕福な家庭で愛情を受けて育ったエラは、母から「勇気と優しさを忘れないで」と教えられます。母を亡くした後、父はトレメイン夫人と再婚。しかし父も旅先で亡くなり、エラは継母と義姉たちから召使いのように扱われるようになります。
つらい暮らしのなか、エラは森でキットと名乗る青年に出会います。彼が王子だとは知らないまま心を通わせますが、舞踏会への参加を継母に阻まれてしまいます。そこへフェアリー・ゴッドマザーが現れ、エラに魔法をかけます。

実写版を象徴する短い言葉が、Have courage and be kind. です。
「勇気を持ち、優しくありなさい」と訳せます。
courage は「勇気」。数えられない名詞なので、通常は a courage とはしません。kind はここでは「親切な・思いやりのある」という形容詞です。
Have courage. は少し格調のある励ましです。普段の会話なら Be brave. や You can do it. も自然に使えます。

no matter how+形容詞・副詞 は「どんなに~でも」を表します。
元記事にあった No matter how you are changing は、「どれほど変化しているか」という不自然な意味になりやすい文です。「あなたがどんなに変わっても」なら No matter how much you change が自然です。
なお、No matter how your heart is grieving … で始まる一節は2015年実写版の台詞ではなく、1950年のアニメ版で使われた楽曲に由来します。作品を混同しないようにしましょう。
take time は「時間がかかる」「時間をかける」という意味です。時間を具体的に言うときは、It takes+時間+to do の形が便利です。
「急がなくていい」は There’s no rush. です。元記事にあった There is no lush. の lush は「青々とした」「ぜいたくな」などを表す別の単語なので、rush と区別しましょう。

主人公の本名は Ella(エラ) です。暖炉のそばで眠り、顔に灰がついたエラを義姉たちがからかって Cinder-Ella と呼びます。
cinder は、燃えた木や石炭の「燃え殻・灰」を指す単語です。映画では cinder と Ella をつないだ意地悪な呼び名として描かれています。
名前そのものの歴史をたどると、英語の Cinderella はフランス語の Cendrillon に由来します。単純に「cinder+Ellaから生まれた英単語」と説明するより、映画内の言葉遊びとして理解するのが正確です。
cinder は燃え残った塊、ash は燃えた後に残る細かな灰、という違いがあります。

物語の流れをすでに知っていれば、知らない単語があっても場面から意味を推測できます。また、宮廷を舞台にした丁寧なイギリス英語と、家族の間で交わされる比較的短い会話の両方を聞けます。
最初は日本語字幕で内容を確認し、次に英語字幕で courage、kind、cinder などを探してみましょう。最後に短い一文を音読すると、語彙と音を結びつけやすくなります。
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実写版『シンデレラ』では、作品の核となる Have courage and be kind. をはじめ、no matter how、take time、There’s no rush. などを学べます。
よく知る物語だからこそ、次は英語音声と英語字幕で、登場人物の言葉やイギリス英語の響きを楽しんでみてください。
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