
and so onは、いくつか例を挙げたあとに「〜など」「そのほか同じようなもの」と続ける定型表現です。日本語の「などなど」に近く、特に会話でよく使われます。
ただし、何も例を挙げずに突然使ったり、人の名前を並べたあとに雑に付けたりすると、不自然または失礼に聞こえることがあります。この記事では、自然な語順とニュアンス、etc.やand the likeとの違いまで整理します。
Contents
and so onの基本的な意味
and so onは、直前までに挙げた例と同じ種類のものがまだ続くことを表します。
- I bought milk, eggs, bread, and so on.
牛乳、卵、パンなどを買いました。 - We talked about work, family, travel, and so on.
仕事や家族、旅行などについて話しました。
聞き手は、すでに挙げられた例から「この先にどんなものが続くか」を想像します。全部を言わなくても共通点が伝わるときに便利な表現です。
なぜ「など」という意味になるの?
soにはここで「そのように・同じ具合に」、onには「先へ続いて」という感覚があります。つまり、and so onは直訳的には「そして同じように先へ続く」。そこから「〜など、そのほか同様」という意味になります。
しゅみすけ(大山俊輔)
and so onの語順とよく使う形
名詞を並べた最後に置く
最も基本的なのは、複数の名詞や項目を挙げたあと、文末に置く形です。
- You’ll need a passport, a charger, comfortable shoes, and so on.
パスポート、充電器、歩きやすい靴などが必要です。 - She enjoys yoga, cooking, gardening, and so on.
彼女はヨガや料理、ガーデニングなどを楽しんでいます。
似た数量表現の使い分けは、a couple ofの意味と使い方やa fewの意味と使い方も参考になります。
行動や出来事の続きを省略する
名詞だけでなく、同じような行動が繰り返されることも表せます。
- He kept asking where I was, who I was with, what time I’d be home, and so on.
彼は、私がどこにいるのか、誰といるのか、何時に帰るのかなどを何度も聞きました。 - First, check the dates, compare the prices, read the reviews, and so on.
まず日付を確認し、価格を比べ、レビューを読む、といった具合です。
and so on and so forth
and so on and so forthは意味を強めた形で、「などなど」「そのほか延々と」という響きがあります。会話では少し大げさに聞こえることもあります。
- There were meetings, emails, reports, and so on and so forth.
会議、メール、報告書などなど、いろいろありました。
and so on・etc.・and the likeの違い

| 表現 | 主な場面 | ニュアンス |
|---|---|---|
| and so on | 会話・一般的な文章 | 同様の項目が続く |
| etc. | 文章・メモ・一覧 | 短く簡潔に省略する |
| and the like | やや硬めの文章 | 挙げたものと同類のもの |
| and so forth | やや硬め | and so onとほぼ同じ |
etc.はラテン語のet ceteraを省略した書き言葉です。通常、and etc.とはしません。etc.のet自体に「and」の意味があるためです。
- Bring pens, paper, folders, etc.
ペン、紙、フォルダーなどを持ってきてください。 - We sell handmade soaps, candles, and the like.
手作り石けんやキャンドルなど、同類の商品を販売しています。
しゅみすけ(大山俊輔)
日本人が間違えやすいポイント
and so onの前には具体例を置く
and so onだけでは、何と同じ種類のものが続くのか分かりません。原則として、先に2〜3個の例を挙げます。
不自然:We talked about and so on.
自然:We talked about work, relationships, future plans, and so on.
仕事や人間関係、将来の計画などについて話しました。
人を「その他大勢」のように扱わない
人名の列挙にand so onを付けると、残りの人を軽く扱っているように聞こえる場合があります。人についてはand othersのほうが無難です。
- Emma, Mia, and others joined us.
エマやミア、そのほかの人たちも参加しました。
文末ではカンマを置くことが多い
項目を並べる場合は、最後のand so onの前にカンマを置く書き方が一般的です。ただし、句読法の流儀によって細部は変わります。
すぐ出てこないときの簡単な言い換え
and so onを思い出せなくても、基本的な英語で十分に伝えられます。
- and other things(そのほかのもの)
- and more(そのほかにも)
- things like that(そのようなもの)
- and others(そのほかの人・もの)
- We need cups, plates, and other things.
カップや皿、そのほかのものが必要です。 - She likes cafés, bookstores, and places like that.
彼女はカフェや本屋など、そのような場所が好きです。
and so onを会話で使うコツ
自然に使うポイントは、聞き手が続きを予測できる例を並べることです。「coffee, tea, juice」のあとなら飲み物、「emails, meetings, reports」のあとなら仕事上の用事だと分かります。
反対に、共通点のないものを並べると、何を省略したのか伝わりません。まず具体例を2〜3個挙げ、最後に軽くand so onを添えると自然です。
まとめ
and so onは「〜など」「そのほか同様」を表し、具体例のリストが同じ方向へまだ続くことを示します。会話ではand so on、文章の短い一覧ではetc.、同類のものをやや硬く表すならand the likeが自然です。
英熟語を単なる日本語訳ではなく、語順やニュアンスまで体系的に学びたい方は、英熟語・定型表現のまとめもあわせてご覧ください。









