be likely toの意味は?probably・tend to・be sure toとの違いと使い方

be likely toの意味・使い方・ニュアンスを解説するアイキャッチ画像

be likely to は、「〜しそうだ」「〜する可能性が高い」と、根拠のある見込みを伝える表現です。天気、予定、仕事の結果、人の行動など、これから起こりそうなことを話すときに幅広く使えます。

ただし、日本語の「〜しそう」をいつでもそのまま置き換えられるわけではありません。この記事では、基本の語順、否定文・疑問文、probablytend tobe sure to との違いまで、会話で使える例文とともに整理します。

be likely toの意味を最初に確認

主語 + be likely to + 動詞の原形 で、「主語が〜する可能性が高い」「〜しそうだ」という意味です。

  • It is likely to rain tonight.
    今夜は雨が降りそうです。
  • She is likely to accept the offer.
    彼女はその申し出を受ける可能性が高いです。
  • Prices are likely to rise again.
    物価は再び上がりそうです。

likely はここでは形容詞です。「ありそうな・起こりそうな」という評価を、主語について述べています。そのため、主語や時制に合わせて beis / are / was / were などに変えます。

しゅみすけ(大山俊輔)

likelyだけで覚えるより、「主語 + be likely to + 動詞」をひとかたまりにすると、会話で語順に迷いにくくなります。

ネイティブが感じるニュアンス

be likely to が表すのは、単なる想像よりも状況や情報から見て十分にあり得る見込みです。ただし、「必ずそうなる」という断定ではありません。

たとえば空が暗くなり、天気予報も雨を示しているなら、It’s likely to rain. が自然です。チームの売上や過去の傾向を根拠に、We’re likely to meet our target. と予測することもできます。

日本語では「たぶん」と訳したくなる場面もありますが、英語では文の形が違います。likely は主語の状況を「起こりそう」と評価し、probably は話し手が文全体に「たぶん」という判断を加える副詞です。

語順とよく使う形

肯定文:be likely to do

We are likely to finish by Friday.
私たちは金曜日までに終えられそうです。

過去の見込みなら、be動詞を過去形にします。

I thought he was likely to call.
彼は電話してきそうだと思っていました。

否定文:be unlikely to do

be not likely to do も使えますが、書き言葉や簡潔な表現では be unlikely to do がよく使われます。

  • The store is unlikely to reopen this month.
    その店が今月中に再開する可能性は低そうです。
  • He isn’t likely to change his mind.
    彼が考えを変えることはなさそうです。

疑問文:Is A likely to do?

Is the train likely to be crowded?
その電車は混みそうですか。

Who is most likely to lead the project?
そのプロジェクトを率いる可能性が最も高いのは誰ですか。

It is likely that …

It is likely that + 文 でも同じような見込みを表せます。少し硬めで、説明文や報告で使いやすい形です。

It is likely that the meeting will run late.
会議は長引く可能性が高いです。

会話では、The meeting is likely to run late. のほうが短く自然に聞こえる場面も多くあります。

日常会話・仕事で使える自然な例文

  • You’re likely to need a jacket tonight.
    今夜は上着が必要になりそうだよ。
  • She’s likely to be home after seven.
    彼女は7時以降なら家にいると思います。
  • This restaurant is likely to be busy on Friday.
    このレストランは金曜日には混みそうです。
  • We’re likely to hear back from the client tomorrow.
    明日、顧客から返事が来そうです。
  • The new schedule is likely to cause some confusion.
    新しい日程は多少の混乱を招きそうです。
  • Are they likely to approve the budget?
    彼らは予算を承認しそうですか。
  • If you keep skipping breakfast, you’re likely to feel tired by noon.
    朝食を抜き続けると、昼までに疲れを感じやすいですよ。

be likely to・probably・be sure toの文型とニュアンスの違いを示すイラスト

probably・tend to・be sure toとの違い

be likely toとprobably

She is likely to come.She will probably come. は、どちらも「彼女はたぶん来る」という場面で使えます。大きな違いは語順と焦点です。

  • be likely to:主語について「〜しそうだ」と述べる
  • probably:文全体に「たぶん」という判断を加える

likelyprobably の確率に普遍的な境界線があるわけではなく、文脈や話し手によって重なります。

be likely toとtend to

be likely to は特定の状況で起こりそうなことにも使えます。一方、tend to は習慣・一般的傾向として「〜しがちだ」と述べます。

  • He is likely to be late today.
    彼は今日、遅れそうです。
  • He tends to be late.
    彼は遅れがちです。

習慣的な傾向は、tend toの意味・使い方で詳しく解説しています。

be likely toとbe sure to・be bound to

be sure tobe bound to は、一般に be likely to より強い確信を示します。

  • It is likely to work.
    うまくいきそうです。
  • It is sure to work.
    きっとうまくいきます。
  • It is bound to work.
    どう考えてもうまくいくはずです。

強い予測の違いは、be certain to・be sure to・be likely toの違いや、be bound toの意味・使い方も参考にしてください。

日本人が間違えやすいポイント

likelyの後ろに動詞を直接置かない

× She likely come. とはしません。形容詞として使う基本形ではbe動詞とtoが必要です。

○ She is likely to come.

なお、アメリカ英語では She will likely come. のように likely を副詞的に使う形もあります。ただし、学習段階ではまず be likely towill probably を使い分けると安全です。

人の希望を表す表現ではない

She is likely to join us. は「彼女は参加したがっている」ではなく、「状況から見て参加しそうだ」です。本人の希望なら She wants to join us. を使います。

「見た目が今にも〜しそう」は別表現になることがある

目の前の様子から「今にも泣きそう」なら、She looks like she’s about to cry.She looks as if she might cry. が自然です。be likely to は、やや客観的な見込みを述べる響きがあります。

しゅみすけ(大山俊輔)

「起こりそうな見込み」なら be likely to、「いつもの傾向」なら tend to、「本人の希望」なら want to と整理すると使い分けやすくなります。

表現が出てこないときの簡単な言い換え

be likely to を思い出せないときは、基本語で直接伝えれば問題ありません。

  • I think it will rain.
    雨が降ると思います。
  • Maybe she’ll come.
    彼女は来るかもしれません。
  • He will probably be late.
    彼はたぶん遅れます。
  • There’s a good chance we’ll win.
    私たちが勝つ可能性はかなりあります。

「可能性が高い」を一語で変換しようとせず、I think …Maybe … で自分の見込みをそのまま伝えるのが、会話では実用的です。

まとめ

be likely to + 動詞の原形 は、「〜しそうだ」「〜する可能性が高い」と根拠のある見込みを伝える表現です。

  • 基本語順は 主語 + be likely to + 動詞
  • 可能性が低い場合は be unlikely to
  • probably は文全体を修飾する副詞
  • tend to は習慣・一般的な傾向
  • be sure to / be bound to はより強い確信

ほかの重要表現も、英熟語・定型表現の一覧から確認できます。

この記事を書いた人
しゅみすけ(大山俊輔)

b わたしの英会話および英語コーチングGRIT/be:RIZE代表。米国MBA取得、外資系企業4社での勤務経験を持ち、これまで多くの大人の英語学習を支援。日本語と英語の処理構造の違いに着目した「英語OS」の考え方をもとに、独学で伸び悩む人の学び直しをサポートしています。

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