You’re on.の意味は?「その話、乗った・受けて立つ」の使い方

You’re on.の意味・使い方・返し方を解説するアイキャッチ画像

英語で勝負や提案を持ちかけられたとき、「その話、乗った!」「受けて立つよ」と返したいなら、短く You’re on. と言えます。

直訳すると「あなたは~の上にいる」のように見えますが、会話では相手が出した挑戦・賭け・条件を受け入れる返事です。この記事では、意味の成り立ち、自然な使い方、返し方、似た I’m in.Deal. との違いを例文で解説します。

You’re on.の意味は「その話、乗った」「受けて立つ」

You’re on. は、相手から挑戦や条件を提示されたときに「よし、やろう」「その勝負を受ける」と応じるカジュアルな表現です。競争だけでなく、軽い賭けや条件付きの約束にも使えます。

  • 挑戦を受ける:「受けて立つ」
  • 賭けに応じる:「その話、乗った」
  • 条件を受ける:「いいよ、それでやろう」

A: I bet I can finish this puzzle before you.
(君より先にこのパズルを終えられると思うよ。)
B: You’re on!
(受けて立つよ!)

A: If I cook dinner, you do the dishes.
(私が夕食を作ったら、あなたが皿洗いね。)
B: You’re on.
(いいよ、その条件で。)

しゅみすけ(大山俊輔)

You’re on. は対立的な言葉とは限りません。笑顔や明るい声で言えば、友達同士の楽しい勝負や軽い約束にぴったりです。

なぜYou’re on.で「受けて立つ」になる?

ここでの on は、「ある活動・話・予定が進行中である」という感覚を持ちます。たとえば The game is on. は「試合は行われる」、It’s on! は文脈により「いよいよ始まるぞ」です。

You’re on. では、相手の挑戦や申し出に対して「あなたの提示した話は成立した」「その条件で始めよう」という気持ちを短く表します。単語を一語ずつ直訳するより、相手のボールを受け取って勝負を成立させる返事とイメージすると覚えやすいでしょう。

You’re on.の自然な使い方と例文

1.友達との勝負

A: First one to the station gets free coffee.
(先に駅に着いた方がコーヒーをおごってもらえることにしよう。)
B: You’re on!
(その勝負、乗った!)

2.仕事での前向きな競争

A: Let’s see who can get five replies by Friday.
(金曜までにどちらが5件返信をもらえるか競おう。)
B: You’re on.
(受けて立ちます。)

同僚同士の親しい会話なら自然ですが、目上の人や緊張感のある場では Sounds good.I accept the challenge. の方が意図を明確にできます。

3.家庭での条件付きの約束

A: You clean the kitchen, and I’ll clean the bathroom.
(あなたがキッチン、私が浴室を掃除するのはどう?)
B: You’re on.
(いいね、それでいこう。)

4.旅行中の遊び心ある提案

A: Whoever finds the best souvenir wins.
(一番いいお土産を見つけた人の勝ちね。)
B: You’re on!
(よし、やろう!)

You’re on.への返し方

You’re on. 自体が申し出への返事なので、その後は短く応じれば十分です。

  • Great. Let’s do it.(よし、やろう。)
  • Deal.(決まり。)
  • May the best person win.(正々堂々、勝負しよう。)
  • See you at the finish line.(ゴールで会おう。)

A: You’re on!
(その勝負、乗った!)
B: Great. No excuses tomorrow.
(よし。明日は言い訳なしね。)

You’re on.・I’m in.・Deal.の違い

You’re on.とI’m in.とDeal.のニュアンスの違いを比較したイラスト

  • You’re on.:相手が出した挑戦・賭け・条件を受ける
  • I’m in.:計画やグループへの参加を表明する
  • Deal.:条件への合意を簡潔に示す

A: We’re going camping this weekend. Want to join?
(週末にキャンプへ行くけど、参加する?)
B: I’m in.
(参加するよ。)

この場面は勝負ではなく計画への参加なので、通常は You’re on. より I’m in. が自然です。一方、「私がテントを持っていくから、あなたは食べ物をお願い」と条件を決めるなら Deal. がよく合います。

Bring it on.との違い

Bring it on. も「受けて立つ」ですが、「何でも来い」「かかってこい」という強めで挑発的な響きがあります。You’re on. の方が、日常の軽い競争や取り決めに使いやすい表現です。

A: This quiz will be much harder than the last one.
(今回のクイズは前回よりずっと難しいよ。)
B: Bring it on.
(望むところだ。)

しゅみすけ(大山俊輔)

参加なら I’m in.、条件への合意なら Deal.、勝負や挑戦を受けるなら You’re on. と整理すると、会話で選びやすくなります。

日本人が間違えやすいポイント

You are on duty.などとは別の使い方

You’re on duty tonight.(今夜はあなたが当番です)や You’re on next.(次はあなたの出番です)の on は、担当・状態を示します。単独の You’re on. が挑戦への返事として使われる場合とは、文脈が異なります。

深刻な契約の同意には使わない

You’re on. は口語的です。金銭や法的責任が関わる重要な合意では、条件を具体的に確認し、I agree to these terms.(この条件に同意します)のように明確に伝えましょう。

声の調子で印象が変わる

笑顔で言えば楽しい挑戦ですが、低く強い声では敵対的に聞こえることがあります。親しい相手との軽い勝負では、明るい調子で使うのが安心です。

すぐ出てこないときの簡単な言い換え

  • Okay, let’s do it.(よし、やろう。)
  • I accept the challenge.(その挑戦を受けます。)
  • Sounds good.(いいね。)
  • Deal.(それで決まり。)

熟語が思い出せなくても、Okay, let’s do it. なら中学英語で気持ちを十分伝えられます。

まとめ

You’re on. は、相手が出した挑戦・賭け・条件を受けて「その話、乗った」「受けて立つ」と返すカジュアルな表現です。計画への参加は I’m in.、条件への合意は Deal.、より強い挑発なら Bring it on. と使い分けましょう。

まずは友達とのゲームや軽い競争で、明るく You’re on! と言ってみてください。ほかの表現も学びたい方は、英熟語・定型表現のまとめも参考にしてください。

この記事を書いた人
しゅみすけ(大山俊輔)

b わたしの英会話および英語コーチングGRIT/be:RIZE代表。米国MBA取得、外資系企業4社での勤務経験を持ち、これまで多くの大人の英語学習を支援。日本語と英語の処理構造の違いに着目した「英語OS」の考え方をもとに、独学で伸び悩む人の学び直しをサポートしています。

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