exempt A from Bの意味は?be exempt fromの語順・使い方とwaiveとの違い

exempt A from Bの意味・語順・使い方を解説するアイキャッチ画像

exempt A from Bは、「AをBから免除する」という意味です。税金・料金・義務・規則など、本来なら負うものを「Aには適用しない」と正式に扱うときに使います。

実際の英語では、能動態よりもA is exempt from B「AはBを免除されている」の形をよく見かけます。ホテルの料金案内、学校の規則、税金、職場の義務などで使われるため、海外生活や仕事でも知っておくと便利です。

この記事では、AとBの語順、なぜfromを使うのか、exemptexemptedの違い、waive・exclude・excuseとの使い分けまで、自然な例文で整理します。

exempt A from Bの意味と語順

基本の形は次のとおりです。

exempt+A(免除される人・もの)+from+B(義務・料金・規則など)

  • The school exempted Mia from the entrance fee.
    学校はミアの入学金を免除しました。
  • The doctor exempted him from physical training.
    医師は彼を体育訓練から免除しました。
  • This rule exempts small businesses from the requirement.
    この規則では、小規模企業はその要件を免除されます。
  • They exempted local residents from paying the fee.
    地元住民はその料金の支払いを免除されました。

Aには人・団体・商品など、免除を受ける対象を置きます。Bにはtax、fee、duty、requirement、rule、payment、doingなど、免除される負担や行為を置きます。

しゅみすけ(大山俊輔)

Aは「免除する側」ではなく「免除される側」です。exempt students from the feeなら、料金を払わなくてよいのはstudentsだと押さえましょう。

なぜfromを使う?

fromには、「出発点から離れる」「ある状態・原因から切り離す」という感覚があります。exemptでは、人を義務や料金の適用範囲から外すと考えると分かりやすいでしょう。

A ──離す── Bという義務・負担

同じfromでも、escape fromは場所・危険から逃れる、protect A from BはAをBから守るという形です。exempt A from Bでは、AをBという義務から解放します。

よく使うbe exempt fromの意味

exempt A from Bとbe exempt fromのA・Bの語順を説明する解説イラスト

会話・案内・規則では、免除を受ける側を主語にしたA be exempt from Bが特によく使われます。

A+be exempt from+B=AはBを免除されている

  • Students are exempt from the fee.
    学生はその料金を免除されています。
  • Children under six are exempt from admission charges.
    6歳未満の子どもは入場料がかかりません。
  • This item is exempt from tax.
    この商品は非課税です。
  • She is exempt from working night shifts.
    彼女は夜勤を免除されています。
  • Am I exempt from filling out this form?
    私はこの用紙への記入を免除されていますか。

fromの後ろには名詞だけでなく、動名詞も置けます。

  • exempt from paying tax:納税を免除されて
  • exempt from taking the test:試験を受けることを免除されて
  • exempt from wearing a uniform:制服着用を免除されて

exemptとexemptedの違い

exemptは、動詞だけでなく「免除されている」という形容詞としても使われます。そのため、状態を伝える一般的な形はbe exempt fromです。

  • Employees are exempt from this rule.
    従業員はこの規則の適用を免除されています。

一方、be exempted fromは動詞exemptの受動態で、「誰かの決定によって免除された」という出来事に焦点を当てます。

  • He was exempted from military service for medical reasons.
    彼は健康上の理由で兵役を免除されました。
焦点 日本語の感覚
be exempt from 現在の資格・状態 免除対象である
be exempted from 免除された決定・出来事 免除してもらった

多くの日常的な案内では、短く自然なbe exempt fromを選べば問題ありません。

場面別の自然な例文

料金・買い物

  • Members are exempt from the delivery fee.
    会員は配送料が無料です。
  • Do seniors qualify to be exempt from the charge?
    高齢者はその料金の免除対象になりますか。
  • Food is exempt from sales tax in this state.
    この州では食品は売上税の対象外です。

学校・学習

  • Native speakers may be exempt from the language test.
    母語話者はその語学試験を免除される場合があります。
  • A medical certificate can exempt you from PE.
    診断書があれば体育を免除されることがあります。
  • No student is exempt from submitting the assignment.
    課題の提出を免除される学生はいません。

仕事

  • Managers are not exempt from following the safety rules.
    管理職も安全規則を守る義務を免れるわけではありません。
  • Pregnant employees can be exempted from heavy lifting.
    妊娠中の従業員は重量物を持つ作業を免除してもらえます。
  • Working remotely doesn’t exempt us from attending the meeting.
    在宅勤務でも会議への参加が免除されるわけではありません。

旅行・暮らし

  • Transit passengers may be exempt from the visa requirement.
    乗り継ぎ客はビザ要件を免除される場合があります。
  • Guests under twelve are exempt from the resort fee.
    12歳未満の宿泊客にはリゾート料金がかかりません。
  • Does this pass exempt me from paying the entrance fee?
    このパスがあれば入場料を払わなくてよいですか。

exemptとwaiveの違い

どちらも料金や義務がなくなる場面で使いますが、文の組み立て方が異なります。

表現 焦点 語順
exempt A from B 人・ものを免除対象にする AをBから免除する
waive B 料金・権利・条件そのものを放棄する Bを免除・撤回する
  • The hotel exempted children from the breakfast fee.
    ホテルは子どもの朝食料金を免除しました。
  • The hotel waived the breakfast fee for children.
    ホテルは子どもの朝食料金を免除しました。

exemptでは免除される人childrenが目的語、waiveでは免除する料金the breakfast feeが目的語です。

exclude・excuseとの違い

exclude A from B:AをBから除外する

excludeは参加者・候補・範囲などから外す表現です。exemptのように「本来の義務を免除する」とは限りません。

  • They excluded him from the discussion.
    彼らは彼を話し合いから外しました。
  • He was exempt from the registration fee.
    彼は登録料を免除されていました。

可能性を検討から外す表現は、rule outの意味とexcludeとの違いも参考になります。

excuse A from B:AにBをしなくてよいと許可する

excuse A from Bは、授業・会議・当番などから個別に外すときに使います。exemptよりも、その場での許可という感じが出やすい表現です。

  • The teacher excused Anna from class.
    先生はアンナに授業を欠席してよいと許可しました。
  • Anna was exempt from the final exam.
    アンナは期末試験の免除対象でした。

情報や人を「入れない・省く」場合は、leave outの意味・語順とexcludeとの違いも確認してみてください。

しゅみすけ(大山俊輔)

人を主語にするならbe exempt from、料金を主語にして「免除された」と言うならThe fee was waived.が自然です。何を文の中心にするかで選び分けましょう。

日本人が間違えやすいポイント

fromをtoにしない

  • 誤:Students are exempt to the fee.
  • 正:Students are exempt from the fee.

義務から離すため、前置詞はfromです。

fromの後ろに動詞の原形を置かない

  • 誤:She is exempt from pay the fee.
  • 正:She is exempt from paying the fee.

fromは前置詞なので、動作を続ける場合は動名詞にします。

「例外」をすべてexemptで表さない

exemptは義務・料金などの免除です。「一人を除いて」はexcept、「候補から除外する」はexcludeを使います。

  • Everyone came except Ken.
    ケンを除いて全員が来ました。
  • Ken was exempt from the fee.
    ケンはその料金を免除されました。

簡単な英語で言い換えるなら

exemptがすぐ出てこないときは、「しなくてよい」「払わなくてよい」と直接伝えれば十分です。

  • A doesn’t have to pay B.:AはBを払わなくてよい
  • A doesn’t have to do B.:AはBをしなくてよい
  • A is not required to do B.:AはBをする必要がない
  • B does not apply to A.:BはAに適用されない
  • Children don’t have to pay the fee.
    子どもはその料金を払わなくてかまいません。
  • You are not required to take this test.
    この試験を受ける必要はありません。
  • This rule doesn’t apply to part-time staff.
    この規則はパートタイム職員には適用されません。

まとめ

exempt A from Bは、「AをBという義務・料金・規則から免除する」という意味です。

  • Aは免除を受ける人・もの、Bは免除される義務・料金
  • 状態を表すA is exempt from Bがよく使われる
  • 免除された出来事を強調するときはwas exempted fromも使える
  • waiveは料金・権利そのもの、excludeは範囲からの除外に焦点がある
  • fromの後ろに動作を置く場合は動名詞にする

まずはStudents are exempt from the fee.を一つの型として覚え、人と料金を入れ替えて練習してみましょう。関連表現は英熟語・定型表現の一覧でも確認できます。

この記事を書いた人
しゅみすけ(大山俊輔)

b わたしの英会話および英語コーチングGRIT/be:RIZE代表。米国MBA取得、外資系企業4社での勤務経験を持ち、これまで多くの大人の英語学習を支援。日本語と英語の処理構造の違いに着目した「英語OS」の考え方をもとに、独学で伸び悩む人の学び直しをサポートしています。

ご相談専門お電話番号

※『すぐに体験してみたい!』派のあなたには、<無料体験レッスン>WEB見た、で特典あり。

無料体験レッスン

※『すぐに体験してみたい!』派のあなたには、<無料体験レッスン>WEB見た、で特典あり。

無料体験レッスン

前置詞を使った英熟語の一覧