
「裏切る」は英語で betray が基本です。
She betrayed me.
彼女は私を裏切りました。
ただし、日本語の「裏切る」は幅が広く、秘密を漏らしたのか、約束を破ったのか、期待に応えなかったのかによって自然な英語は変わります。この記事では自然な表現を紹介しながら、betray が出てこないときに、知っている簡単な英語で何が起きたかを伝える方法も一緒に考えます。
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「裏切る」は英語でbetrayが基本
betray は、信頼していた人に背かれたり、秘密を漏らされたり、味方だと思っていた人が反対側についたりするような、深い信頼の破壊に使います。
- He betrayed his best friend.
彼は親友を裏切りました。 - I felt betrayed.
私は裏切られたと感じました。 - She betrayed my trust.
彼女は私の信頼を裏切りました。
人を目的語にして betray someone、信頼を目的語にして betray someone’s trust と言えます。
betrayの発音と過去形
betray の発音は /bɪˈtreɪ/。カタカナなら「ビトレイ」に近く、後ろの tray を強く読みます。
- 原形:betray
- 過去形:betrayed
- 過去分詞:betrayed
betrayed の語尾は「イド」と一音ずつ足さず、「ビトレイド」に近い感覚でつなげます。
なぜbetrayで「裏切る」になるの?
betray の中心にあるのは、信頼や忠誠に背くという感覚です。そのため、単に予定を変えた、少しがっかりさせたという場面よりも、人間関係の土台が傷つく場面に合います。
しゅみすけ(大山俊輔)
「裏切られた」は英語で?
出来事を客観的に言うなら、受け身の I was betrayed. が使えます。
一方、自分の感じ方を伝えるなら、I felt betrayed. が自然です。「相手が裏切った」と断定するより、「私は裏切られたように感じた」と気持ちに焦点を置けます。
- I was betrayed by someone I trusted.
信頼していた人に裏切られました。 - I felt betrayed when she told everyone my secret.
彼女が私の秘密をみんなに話したとき、裏切られたと感じました。
betray・let down・break someone’s trustの違い
betray:深い信頼に背く
He betrayed me.
彼は私を裏切りました。
秘密、忠誠、友情など、大切な信頼が壊れた場面です。三つの中では最も強く響きやすい表現です。
let someone down:期待に応えず、がっかりさせる
He let me down.
彼にはがっかりしました/彼は私の期待を裏切りました。
let down は「頼りにしていたのに来なかった」「期待した働きをしなかった」などにも使えます。必ずしも悪意や深い裏切りがあるとは限りません。
break someone’s trust:信頼を壊す
She broke my trust.
彼女は私の信頼を壊しました。
betray より説明的で、何が傷ついたのかが分かりやすい表現です。ただし、日常会話では I can’t trust her anymore.(もう彼女を信頼できません)のように結果を言うことも自然です。
日本語の「裏切る」と英語のズレ
日本語では「期待を裏切る」「予想を裏切る」のように、人間関係以外にも「裏切る」を使います。しかし、すべてを betray にすると不自然になることがあります。
- The movie was better than I expected.
その映画はいい意味で期待を裏切りました。 - The results were not what we expected.
結果は予想を裏切るものでした。 - He broke his promise.
彼は約束を破りました。 - She told everyone my secret.
彼女はみんなに私の秘密を話しました。
つまり、「裏切る」という日本語を英訳するより、結局何が起きたのかを英語にすると自然になります。
人間関係で使える例文
- I never thought she would betray me.
彼女が私を裏切るとは思いませんでした。 - He betrayed our trust.
彼は私たちの信頼を裏切りました。 - I don’t want to betray my friend.
友達を裏切りたくありません。 - She shared something I told her in confidence.
彼女は私が内緒で話したことを人に伝えました。 - It will take time to trust him again.
彼をもう一度信頼するには時間がかかります。
独り言・英語日記で使える表現
I felt betrayed today.
今日は裏切られたように感じました。
I trusted her, but she told someone my secret.
彼女を信頼していましたが、彼女は私の秘密を人に話しました。
I am still hurt, so I need some time.
まだ傷ついているので、少し時間が必要です。
この英語を知らなかったら?【しゅみすけ式】
betray や betrayed が出てこなくても大丈夫です。「裏切られた」を、実際に起きたことへ分けます。
誰を信頼していた?
↓
I trusted her.
私は彼女を信頼していました。
相手は何をした?
↓
She told my secret.
彼女は私の秘密を話しました。
自分はどう感じた?
↓
I was very hurt.
私はとても傷つきました。

I trusted her. She told my secret. I was very hurt.
私は彼女を信頼していました。彼女は私の秘密を話しました。私はとても傷つきました。
しゅみすけ(大山俊輔)
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まとめ
人や信頼を「裏切る」は betray が基本です。ただし、「期待に応えずがっかりさせる」なら let someone down、「約束を破る」なら break a promise のように、実際の出来事で表現は変わります。
betray を忘れても、I trusted her. She told my secret. I was very hurt. のように、「信頼していたこと」「相手がしたこと」「自分の気持ち」へ分ければ伝えられます。自然な表現を覚えながら、それが出てこないときも英語を止めずに話していきましょう。









