
「副業する」は英語で、いちばん広く言いやすいのが have a side job です。ただし、副業の形によって do freelance work、run a side business、have a side hustle なども使います。
この記事では「副業する」の自然な英語表現を紹介します。でも、本当の目的は表現を一つ暗記することだけではありません。ぴったりの言い方を会話中に忘れても、I have another job. のような知っている英語で伝える方法も一緒に考えてみましょう。
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「副業する」は英語で?まずは結論
会社員などが本業とは別の仕事を持っているなら、まずは次の表現が使えます。
- have a side job:副業を持っている
- work a side job:副業で働く
- do freelance work:フリーランスの仕事をする
- run a side business:副業として事業を営む
- have a side hustle:副収入を得る活動をしている(くだけた表現)
- moonlight:本業のほかにも働く
迷ったら、仕事内容を限定しすぎない I have a side job. が使いやすい答えです。
I have a side job.
副業をしています。
I work a side job on weekends.
週末に副業をしています。
しゅみすけ(大山俊輔)
一番自然で使いやすいのは have a side job
side には「横」という意味のほかに、「主なものに付随する」という感覚があります。side job は、主な仕事とは別に持っている仕事です。
have を使うと「副業という仕事を持っている」という状態を表せます。
I have a side job as an English tutor.
英語講師の副業をしています。
She has a side job at a café.
彼女はカフェで副業をしています。
働く行為に焦点を当てるなら work a side job も使えます。
He works a side job at night.
彼は夜に副業をしています。
「副業として〜する」は on the side
副業の内容を具体的に言いたいときは、on the side が便利です。「本業とは別に」「副業として」という意味になります。
I translate documents on the side.
副業で書類の翻訳をしています。
She teaches yoga on the side.
彼女は副業でヨガを教えています。
I sell handmade accessories on the side.
副業でハンドメイドのアクセサリーを売っています。
I work as a web designer on the side.
副業でウェブデザイナーをしています。
「副業する」を一語に置き換えるのではなく、実際に何をしているか+on the side と考えると、自然で具体的な英文になります。
副業の形による表現の違い
do freelance work:個人で仕事を請ける
会社に雇用される副業ではなく、案件ごとに個人で仕事を請けるなら do freelance work が自然です。
I do freelance design work on weekends.
週末にフリーランスのデザイン業をしています。
She does some freelance writing after work.
彼女は仕事のあとにフリーランスで記事を書いています。
freelance だけで「副業」を意味するわけではありません。フリーランスが本業の人もいるため、副業だと明確にしたければ on the side や after my main job を足します。
run a side business:自分で小さな事業をする
ネットショップや教室など、自分で事業を運営しているなら run a side business が合います。run はここでは「走る」ではなく「運営する」です。
He runs a small online shop as a side business.
彼は副業として小さなオンラインショップを運営しています。
I started a side business last year.
昨年、副業の事業を始めました。
have a side hustle:今っぽいカジュアルな表現
side hustle は、副収入を得るための仕事や活動を表すカジュアルな言い方です。小さなビジネス、配達、動画制作、オンライン販売など幅広く使われます。
I have a side hustle to earn extra money.
副収入を得るための仕事をしています。
My side hustle is making videos for local shops.
私の副業は地元のお店の動画を作ることです。
日常会話やSNSではよく合いますが、会社の正式な規程などでは secondary employment や outside employment のような硬い表現が使われることもあります。
moonlight:本業以外にも働く
moonlight は動詞で「本業のほかに働く」という意味です。もともと夜に別の仕事をするイメージがあります。
He moonlights as a bartender.
彼は副業でバーテンダーをしています。
ただし、文脈によっては「会社に知られないように別の仕事をする」という含みが出ることがあります。単に中立的に副業を伝えたい初心者は、まず have a side job を使えば十分です。
発音のポイント
side job は「サイド・ジョブ」と一語ずつ区切りすぎず、side の最後の音と job をなめらかにつなげます。
freelance は前半の free をはっきり言います。「フリーランス」と日本語の母音を全部強く出すより、英語では FREE-lance のように最初が強めです。
hustle は「ハッスル」に近いものの、最後は「ル」を強く発音せず、舌を上あごの近くに置いて軽く終えます。
moonlight は moon と light が合わさった語で、最初の moon をやや強く発音します。
日本語の「副業」と英語のズレ
日本語では、会社員が本業以外で収入を得る活動をまとめて「副業」と呼べます。しかし英語では、その活動の形に注目して言い分けることが多くあります。
- 別の勤務先でも働く → a side job
- 個人で案件を受ける → freelance work
- 自分で商売を運営する → a side business
- 副収入のための活動をカジュアルに言う → a side hustle
また、part-time job は「勤務時間が短い仕事」という意味であり、必ずしも副業ではありません。学生にとってのアルバイトは part-time job でも、それがその人の唯一の仕事なら「副業」ではないからです。
反対に、勤務時間が短くなくても、本業とは別の仕事なら side job と呼べます。
会社で使える「副業」の例文
Does your company allow employees to have side jobs?
あなたの会社は社員の副業を認めていますか。
My company allows side jobs with prior approval.
私の会社は事前承認があれば副業を認めています。
I need to check my company’s policy on outside employment.
社外での就業に関する会社の規程を確認する必要があります。
My side job does not conflict with my main job.
私の副業は本業と競合しません。
I keep my main job and freelance on weekends.
本業を続けながら、週末にフリーランスの仕事をしています。
独り言・英語日記で使える例文
I started a side job this month.
今月、副業を始めました。
I worked on my side business after dinner.
夕食後、副業の作業をしました。
I spent two hours on freelance work tonight.
今夜はフリーランスの仕事に2時間使いました。
My side job is busy this week.
今週は副業が忙しいです。
I want to use my English skills in a side job.
副業で英語力を生かしたいです。
I am saving the money from my side job.
副業で得たお金を貯金しています。
この英語を知らなかったら?【しゅみすけ式】
have a side job が出てこなくても、英語を止める必要はありません。「副業」という日本語を英単語一つに変えようとせず、起きていることを分けます。
仕事はいくつある?
↓
本業のほかに、もう一つ仕事がある
↓
I have another job.
いつ働く?
↓
週末に働く
↓
I work there on weekends.
なぜする?
↓
もっとお金を得たい
↓
I want to make more money.
つなげれば、これだけで十分伝わります。
I have another job. I work there on weekends.
もう一つ仕事があり、週末にそこで働いています。
I work for one company on weekdays. I do another job on weekends.
平日は一つの会社で働き、週末は別の仕事をしています。
I make things at home and sell them online.
家でものを作り、オンラインで売っています。
最後の文には「副業」に相当する単語が一つもありません。それでも、何をしているのかははっきり伝わります。

しゅみすけ(大山俊輔)
まとめ|まずは I have a side job. でOK
「副業をしています」と広く伝えるなら、I have a side job. がわかりやすく自然です。仕事内容を言うなら on the side、個人で案件を受けるなら do freelance work、自分で事業をするなら run a side business が使えます。
そして、どれも出てこなければ I have another job. と言えば大丈夫です。自然な表現は覚えつつ、忘れたときは「結局、何をしている?」を知っている単語で説明してみましょう。
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