
大学などで「単位を取る」は、英語で earn credits と言うのが基本です。
I need to earn 20 more credits to graduate.
卒業するには、あと20単位取る必要があります。
特定の授業について「その科目の単位を取った」と言うなら get credit for a course、「その科目に合格した」ことを中心に言うなら pass a course も使えます。
この記事では自然な表現に加えて、earn credits が会話中に出てこないとき、知っている簡単な英語でどう伝えるかも一緒に考えます。
Contents
「単位を取る」は英語で earn credits
earn credits は、授業への出席、課題、試験などの条件を満たして、大学・学校の単位を取得することです。
- I earned 15 credits last semester.
前の学期に15単位取りました。 - You can earn three credits for this course.
この科目では3単位取得できます。 - She needs more credits to graduate.
彼女は卒業するために、さらに単位が必要です。 - I earned enough credits to move on to the next year.
進級に必要な単位を取りました。
単位数を言うときは、通常 one credit、three credits のように数えます。単位制度は国や学校によって異なりますが、「履修の成果として単位を得る」という中心は同じです。
発音のポイント
earn は、カタカナの「アーン」に完全に置き換えず、舌先をどこにも強くつけずに母音から /r/ へつなげます。アメリカ英語では最後の /r/ まで響かせます。
credits は最初の cred にアクセントがあります。「クレディッツ」のような流れで、最後の ts を短くまとめます。
なぜ earn を使うの?
earn は、努力や働きによって、何かを得る資格を作るという動詞です。
- earn money — 働いてお金を稼ぐ
- earn respect — 行動によって尊敬を得る
- earn a certificate — 条件を満たして資格・証明書を取得する
- earn credits — 学習条件を満たして単位を取得する
単位は、ただ受け取るものではなく、授業・課題・試験などの条件を満たして得るものです。そのため earn が自然に使われます。

earn credits・get credit・pass a course の違い
| 表現 | 中心となる意味 | 使う場面 |
|---|---|---|
| earn credits | 必要な条件を満たして単位を取得する | 単位数や卒業要件を話す |
| get credit for a course | 特定の科目が単位として認められる | その授業の単位が付くかを話す |
| pass a course | 科目に合格する | 合格・不合格という結果を話す |
get credit for a course
get credit for … は、「~について単位として認められる」「~の単位をもらう」という言い方です。会話では分かりやすい表現ですが、単位数全体を話すなら earn credits のほうが明確です。
- Will I get credit for this course?
この科目は単位になりますか? - I got credit for my internship.
インターンシップが単位として認められました。 - You can get college credit for the program.
そのプログラムで大学の単位を取得できます。
pass a course
pass a course は「その科目に合格する」という意味です。多くの場合、合格すれば単位を取得できますが、表現の中心はあくまで合格という結果です。
- I passed all my courses.
すべての科目に合格しました。 - I need to pass this course to graduate.
卒業するにはこの科目に合格する必要があります。 - She passed the course with a good grade.
彼女は良い成績でその科目に合格しました。
日本語の「単位を取る」は二つの結果をまとめている
日本語の「単位を取る」には、主に次の二つが含まれています。
- その科目に合格する
- 卒業などに必要な単位数へ加算される
英語では、どちらを中心に伝えるかで表現を選びます。
- 合格したことが大事 → I passed the course.
- 単位数が増えたことが大事 → I earned three credits.
- その活動が単位として認められた → I got credit for it.
「取る」に対応する英単語を探すより、合格したのか、単位数を得たのか、単位として認められたのかを考えると自然な英語になります。
しゅみすけ(大山俊輔)
日本語の「単位を取る」につられて take credits と直訳しないのがポイントです。何が起きたかを考えて、単位を取得したなら earn、科目に合格したなら pass を選びましょう。
take a course は「単位を取る」ではない
take a course は「科目を履修する・授業を受ける」という意味です。履修を始めただけでは、まだ単位を取得したとは限りません。
- I’m taking a biology course.
生物学の科目を履修しています。 - I passed the course.
その科目に合格しました。 - I earned three credits.
3単位取得しました。
流れで見ると、take a course → pass the course → earn credits です。「授業を受ける」の詳しい使い分けは、「授業を受ける」は英語で?take a class・attend classの違いも参考にしてください。
「単位を落とす」は英語で?
「単位を落とす」は、通常 fail a course または not get credit for a course と言えます。
- I failed one course last semester.
前の学期に一科目、単位を落としました。 - I didn’t get credit for the course.
その科目の単位を取れませんでした。 - If I fail this course, I can’t graduate this year.
この科目の単位を落とすと、今年卒業できません。
lose credits は、すでに持っていた単位を制度変更などで失うような意味になりやすく、普通の「科目に不合格になって単位を落とす」の直訳には向きません。
「あと何単位必要?」を英語で言う
- How many more credits do you need?
あと何単位必要ですか? - I need ten more credits.
あと10単位必要です。 - How many credits is this course worth?
この科目は何単位ですか? - This course is worth three credits.
この科目は3単位です。 - I have enough credits to graduate.
卒業に必要な単位を取れています。
be worth+数字+credits で「~単位分である」と表せます。
独り言・英語日記ですぐ使える例文
- I earned all the credits I needed.
必要な単位をすべて取りました。 - I passed three courses this semester.
今学期は三つの科目に合格しました。 - I didn’t get credit for one class.
一つの授業で単位を取れませんでした。 - I need more credits before I can graduate.
卒業する前に、さらに単位が必要です。 - This course is worth two credits.
この科目は2単位です。 - I was worried, but I passed.
心配でしたが、合格しました。
この英語を知らなかったら?【しゅみすけ式】
earn credits が出てこなくても、「単位」という日本語を無理に訳す必要はありません。実際に起きたことへ分けます。
何をした?
授業を最後まで終えた
↓
結果は?
合格した
すると、基本語だけで次のように言えます。
I finished the class and passed.
授業を終えて、合格しました。
必要な授業を全部終えたことを言うなら、次の文でも伝わります。
I finished all the classes I needed.
必要な授業をすべて終えました。
卒業できることまで言えば、さらに状況が分かりやすくなります。
I passed all my classes, so I can graduate.
すべての授業に合格したので、卒業できます。
しゅみすけ(大山俊輔)
credit が出てこなければ、無理に「単位」を訳さなくて大丈夫です。I finished the class and passed. と言えば、「授業を終えて必要な結果を得た」ことは十分に伝わります。
関連する学校・大学の英語
授業への出席や履修を言いたい場合は、「授業を受ける」は英語で?へつなげて覚えると整理しやすくなります。
授業を意図的に休む場合と、事情があって欠席する場合の違いは、「授業をサボる」は英語で?skip class・miss classの違いで解説しています。
- take a course — 科目を履修する
- pass a course — 科目に合格する
- earn credits — 単位を取得する
- fail a course — 科目に不合格になる・単位を落とす
- graduate — 卒業する
まとめ
「単位を取る」の基本表現は earn credits です。特定の科目が単位として認められるなら get credit for a course、科目に合格したことを言うなら pass a course を使います。
表現が出てこなければ、I finished the class and passed. のように、「授業を終えた」「合格した」という二つの事実へ分ければ大丈夫です。ぴったりの単語を知らなくても、知っている英語で状況は伝えられます。









