get ontoの意味は?「取りかかる・連絡する・気づく」の使い方とget onとの違い

get ontoの意味と使い方を示すアイキャッチ画像

get ontoには、「乗る」「次の話題へ移る」「仕事に取りかかる」「人へ連絡する」「企みなどに気づく」といった複数の意味があります。

ばらばらに見えますが、ontoの「ある表面・対象の上へ移る」というイメージでつながっています。人や意識が新しい対象の射程へ入り、そこへ働きかけ始める表現です。

get ontoの意味を最初に整理

主な意味
get onto+乗り物・場所 〜に乗る・上がる get onto the bus
get onto+話題 〜の話に移る get onto the next topic
get onto+仕事 〜に取りかかる get onto the report
get onto+人 人へ連絡して対応を求める get onto the supplier
be onto+人・企み 〜の正体・企みに気づいている The police are onto him.

しゅみすけ(大山俊輔)

ontoはonとtoが合わさった語で、「ある対象の上へ向かって移動する」が基本です。物理的に乗るだけでなく、意識が話題や仕事へ移る感覚にも広がります。

get+ontoから意味の仕組みを理解する

  • get:移動して、ある状態や位置へ至る
  • onto:ある表面・対象の上へ向かう

人がバスの上へ移れば「乗る」、意識が次の課題へ移れば「取りかかる」、連絡先へ働きかければ「人へ連絡する」となります。

get ontoの乗る・取りかかる・連絡する・気づくの意味を示す解説イラスト

意味1|乗り物・台などに乗る

ontoは「上へ乗る動き」をはっきり示します。

  • We got onto the bus just before it left.
    出発直前にバスへ乗りました。
  • She got onto the train at Shinjuku.
    彼女は新宿で電車に乗りました。
  • He got onto the stage and introduced himself.
    彼はステージへ上がり、自己紹介をしました。

ただし、日常会話でバスや電車へ「乗る」と言うだけならget on the bus / trainのほうが一般的です。get ontoは移動方向や「上へ乗り込む」動きを強く意識するときに使われます。

意味2|次の話題へ移る

会議や会話で、意識の対象を新しい話題へ移す用法です。

  • Let’s get onto the next item on the agenda.
    議題の次の項目へ移りましょう。
  • We’ll get onto pricing in a moment.
    まもなく価格の話へ移ります。
  • How did we get onto this subject?
    どうしてこの話題になったのでしょう?

get onto the subject of …で「〜の話題へ移る」という形もよく使われます。

意味3|仕事・問題に取りかかる

特にイギリス英語では、仕事や問題に着手する意味で使われます。

  • I’ll get onto that report this afternoon.
    今日の午後、その報告書に取りかかります。
  • Can you get onto this problem right away?
    この問題にすぐ対応してもらえますか?
  • I need to get onto the emails I missed yesterday.
    昨日見逃したメールの処理に取りかからないといけません。

「今からその対象へ移り、作業を始める」というニュアンスです。米語ではget to work onstart working onのほうが分かりやすい場合があります。

意味4|人・会社へ連絡して対応を求める

get onto+人・組織は、主にイギリス英語で「人へ連絡する」「連絡して対応を促す」という意味になります。

  • I’ll get onto the supplier today.
    今日、仕入先へ連絡します。
  • Could you get onto IT about this issue?
    この問題についてIT担当へ連絡してもらえますか?
  • We need to get onto the airline immediately.
    すぐ航空会社へ連絡する必要があります。

単なる雑談目的の連絡よりも、質問、苦情、依頼、問題解決のために働きかける場面でよく合います。

意味5|企み・正体に気づく

この意味ではbe onto+人・somethingが特によく使われます。「何か怪しいと気づく」「相手の企みを見抜きかけている」という意味です。

  • I think she’s onto us.
    彼女は私たちの企みに気づいていると思います。
  • The police are onto him.
    警察は彼を怪しいと見て追っています。
  • He realized that his boss was onto his plan.
    彼は上司が自分の計画に気づいていると悟りました。

get ontoで「気づき始める・追跡の糸口をつかむ」、be ontoで「すでに気づいている」という違いが出ることがあります。

語順はget onto+対象|分離不可

ontoは後ろの名詞と結びつくため、基本的に途中へ目的語を入れません。

  • ○ get onto the next topic
  • ○ get onto it
  • ○ get onto the supplier
  • × get the supplier onto

代名詞もget onto it / him / themの順です。ただし、get someone onto somethingなら「人を何かへ参加・接続させる」という別構造になるため、意味を分けて考えましょう。

get ontoの自然な例文

仕事・会議

  • I’ll get onto it first thing tomorrow morning.
    明日の朝一番に取りかかります。
  • Before we get onto the budget, I have one question.
    予算の話へ移る前に、質問が一つあります。
  • I’ve already got onto the support team about the error.
    そのエラーについて、すでにサポートチームへ連絡しました。
  • Let me finish this task, and then I’ll get onto yours.
    この作業を終えたら、あなたの依頼に取りかかります。

旅行・日常

  • We got onto the wrong bus.
    私たちは間違ったバスに乗りました。
  • Be careful when you get onto the boat.
    ボートに乗るときは気をつけてください。
  • How did we get onto the subject of old relationships?
    どうして昔の恋愛の話になったの?

get onto・get on・get intoの違い

表現 基本イメージ 代表例
get onto 対象の上へ移る get onto a bus / a topic / a task
get on 上に乗る・進む・うまくやる get on the train / get on well
get into 内部へ入る get into a car / trouble / music
  • get on / onto a bus:バスに乗る
  • get into a car:車に乗り込む
  • get onto the next topic:次の話題へ移る

大型で中を歩ける公共交通機関にはon、車やタクシーのように体を内部へ入れる乗り物にはinが基本です。

get onto・move on to・start working onの違い

  • get onto:対象へ移って取りかかる。会話的で、英国英語に多い用法もある
  • move on to:次の話題・段階へ進むことを明示する
  • start working on:作業を始めることを具体的に述べる

国際的な職場で誤解なく伝えたいなら、move on to the next topicやstart working on the reportも使いやすい表現です。

日本人が間違えやすいポイント

1.ontoとon toを混同しない

ontoは一語の前置詞です。一方、hold on toのように、動詞とonが結びつき、その後ろにtoが続く表現もあります。get ontoは通常一語です。

2.人の後ろへontoを置かない

「担当者へ連絡する」はget the manager ontoではなく、get onto the managerです。

3.be onto someoneは「人の上にいる」ではない

文脈によって「その人の怪しい行動に気づいている・追っている」という比喩的な意味になります。

しゅみすけ(大山俊輔)

意味が多くてget ontoが出てこないときは、「次に何をするか」「誰へ連絡するか」「何に気づいたか」を普通の動詞で直接言えば大丈夫です。

get ontoが出てこなかったら?簡単な英語で言い換える

  • Let’s talk about the next topic.
    次の話題について話しましょう。
  • I’ll start working on the report this afternoon.
    今日の午後、報告書の作業を始めます。
  • I’ll call the supplier today.
    今日、仕入先へ電話します。
  • I think she knows what we’re doing.
    彼女は私たちがしていることに気づいていると思います。
  • We took the bus at Shibuya.
    私たちは渋谷でバスに乗りました。

複数の意味を一つの難しい表現で言おうとせず、talk about、start、call、know、takeなどの基本語へ分解すると安全です。

関連表現

まとめ

get onto+対象は、「対象の上・射程へ移る」というイメージから、複数の意味に広がります。

  • 乗り物・台に乗る
  • 次の話題へ移る
  • 仕事・問題に取りかかる
  • 人・組織へ連絡して対応を求める
  • be ontoで、企みや正体に気づいている

語順は分離せずget onto+対象。出てこないときは、talk about、start working on、call、knowなどで意味ごとに言い換えましょう。

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getを使った句動詞をまとめて比較したい方は、getを使った句動詞一覧もご覧ください。

この記事を書いた人
しゅみすけ(大山俊輔)

b わたしの英会話および英語コーチングGRIT/be:RIZE代表。米国MBA取得、外資系企業4社での勤務経験を持ち、これまで多くの大人の英語学習を支援。日本語と英語の処理構造の違いに着目した「英語OS」の考え方をもとに、独学で伸び悩む人の学び直しをサポートしています。

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