get through withの意味は?「最後まで終える・片付ける」の使い方とget through・over withとの違い

get through withの意味|最後まで終える・片付ける

get through withは、仕事・手続き・本などを「最後まで終える」「片付ける」という表現です。特にアメリカ英語の会話で使われます。よく似たget throughget it over withbe through withとは語順もニュアンスも異なります。

まず結論:get through withの意味

基本形はget through with+物事。「途中を一つずつ通り抜け、最後まで終える」という感覚です。

  • When will you get through with the report?
    その報告書はいつ終わりますか。
  • I finally got through with all the paperwork.
    ようやくすべての書類仕事を片付けました。
  • Let me know when you get through with the book.
    その本を読み終えたら教えてください。

しゅみすけ(大山俊輔)

throughは「入口から出口まで通り抜ける」感覚です。仕事の工程を最後まで通過して、完了するイメージで捉えましょう。

get+through+withから意味の仕組みを理解しよう

getは「ある状態へ達する」、throughは「中を端から端まで通り抜ける」、withは「その対象に関して」という感覚です。つまり、対象の工程を最後まで通り抜けることを表します。

get through with・get it over with・be through withの違い

語順:withの後ろに終える対象を置く

  • get through with the work
  • get through with the formalities
  • get through with it

目的語はwithの後ろです。get it through withとはしません。ここがget it over withとの大きな違いです。

表現 語順
get through with get through with+目的語
get it over with get+目的語+over with

しゅみすけ(大山俊輔)

get through with itは「それを最後まで終える」。get it over withは「嫌なそれを早く済ませる」。itの位置と話し手の気持ちが違います。

ネイティブが感じるニュアンス

get through withは、ある程度の量・工程があるものを最後まで進める響きがあります。単に一瞬で終わる動作より、書類、仕事、本、手続き、質問などに自然です。

  • I have three more forms before I get through with the application.
    申請を終えるまでに、あと3枚の書類があります。
  • She stayed late to get through with the monthly accounts.
    彼女は月次会計を終えるために残業しました。

ただし、日常的にはfinishget throughだけでも十分な場面が多く、get through withはやや米語的です。

よく使う組み合わせ

  • get through with the work:仕事を終える
  • get through with the paperwork:書類仕事を片付ける
  • get through with the formalities:手続きを済ませる
  • get through with the book:本を読み終える
  • get through with the questions:質問を終える
  • get through with the meeting:会議を終える

活用形と文型

  • 現在形:get / gets through with
  • 過去形:got through with
  • 現在完了:have gotten through with(米)/have got through with(英)
  • 進行形:be getting through with
  • When you get through with …:〜を終えたら
  • finally get through with …:ようやく〜を終える
  • need to get through with …:〜を終える必要がある

仕事・日常で使える例文

仕事

  • I need another hour to get through with these emails.
    これらのメールを処理し終えるのに、あと1時間必要です。
  • Once we get through with the audit, we can focus on sales.
    監査を終えたら、営業に集中できます。
  • Have you gotten through with the client’s revisions?
    クライアントの修正作業は終わりましたか。

日常・学習

  • I’ll call you when I get through with my homework.
    宿題を終えたら電話します。
  • It took me all weekend to get through with the book.
    その本を読み終えるのに週末いっぱいかかりました。
  • Can I use the laptop when you get through with it?
    使い終わったら、そのノートパソコンを使ってもいいですか。

get through・get it over with・be through withとの違い

表現 中心的な意味 ニュアンス
get through with+物事 最後まで終える 工程を完了する
get through+物事 切り抜ける・終える 困難や量を通過する
get+物事+over with 嫌なことを早く済ませる 早く解放されたい
be through with+物・人 もう終わりにする 今後関わらない決意
  • I got through the exam.
    試験を切り抜けました。
  • I got through with the paperwork.
    書類仕事を最後まで片付けました。
  • I got the interview over with.
    気の重い面接を早く済ませました。
  • I’m through with this job.
    この仕事とはもう終わりです。

日本人が間違えやすいポイント

  1. 目的語の位置を間違えない:get through with it。
  2. get it over withと混同しない:こちらは目的語がgetの直後。
  3. I’m through with him.を「彼との用事が終わった」だけだと思わない:関係を断つ強い意味になり得る。
  4. finishで十分な場面に無理に使わない:get through withは会話的で、特に米語で使われる。

この句動詞が出てこなかったら?しゅみすけ式の簡単な言い換え

  • I finished all the work.
    すべての仕事を終えました。
  • I completed the paperwork.
    書類仕事を完了しました。
  • I read the whole book.
    その本を全部読みました。
  • Tell me when you are finished.
    終わったら教えてください。

関連表現

中心となるget throughの意味・使い方では、困難を切り抜ける・電話がつながるなどの意味も解説しています。「嫌なことを早く済ませる」ならget it over withの語順・使い方も確認してください。

まとめ

get through with+物事は、仕事・手続き・本などを最後まで終える表現です。目的語はwithの後ろに置きます。get it over withは目的語の位置が異なり、「嫌なことを早く済ませたい」という気持ちが加わる点を区別しましょう。

\n\n

getを使った句動詞をまとめて比較したい方は、getを使った句動詞一覧もご覧ください。

この記事を書いた人
しゅみすけ(大山俊輔)

b わたしの英会話および英語コーチングGRIT/be:RIZE代表。米国MBA取得、外資系企業4社での勤務経験を持ち、これまで多くの大人の英語学習を支援。日本語と英語の処理構造の違いに着目した「英語OS」の考え方をもとに、独学で伸び悩む人の学び直しをサポートしています。

ご相談専門お電話番号

※『すぐに体験してみたい!』派のあなたには、<無料体験レッスン>WEB見た、で特典あり。

無料体験レッスン

※『すぐに体験してみたい!』派のあなたには、<無料体験レッスン>WEB見た、で特典あり。

無料体験レッスン

前置詞を使った英熟語の一覧