go down in flamesの意味は?直訳から分かる「派手に失敗する」の使い方

go down in flamesの意味・使い方・ニュアンスを表すアイキャッチ

一生懸命準備した企画が、発表の場で完全に失敗してしまった。そんな「ただ失敗した」では足りない場面で使えるのが、go down in flames です。

直訳は「炎に包まれて落ちる」。そこから、計画や挑戦などが派手に失敗する・大失敗に終わるという比喩として使われます。この記事では、表現の成り立ち、自然な主語、過去形、例文、似た失敗表現との違いを解説します。

go down in flamesの意味

go down in flames は、「派手に失敗する」「完全な失敗に終わる」「惨敗する」という意味のイディオムです。

普通の fail より映像的で、失敗が大きい・劇的である・周囲にもはっきり分かるというニュアンスがあります。計画、企画、事業、選挙運動、プレゼン、試みなどによく使われます。

  • The plan went down in flames.
    その計画は大失敗に終わった。
  • Our presentation went down in flames.
    私たちのプレゼンは散々な結果に終わった。
  • His attempt to become team leader went down in flames.
    チームリーダーになろうとした彼の試みは、見事に失敗した。

しゅみすけ(大山俊輔)

小さなミスに使うと少し大げさです。「準備してきた計画が完全に崩れた」「大勢の前で企画が失敗した」など、失敗の大きさを印象的に伝えたいときに向いています。

直訳「炎に包まれて落ちる」からニュアンスをつかもう

go down には「下へ行く・倒れる・敗れる」、in flames には「炎に包まれて」という意味があります。文字どおりなら、何かが燃えながら落下する非常に劇的な光景です。

その強烈な映像が比喩になり、計画や挑戦が少しずつ悪くなるのではなく、目に見える形で大きく崩れ去る様子を表します。

go down in flamesの直訳「炎に包まれて落ちる」から実際のニュアンス「計画や挑戦が派手に失敗する」への変化

直訳のイメージ 実際のニュアンス
炎に包まれながら落ちる 計画や挑戦が劇的・完全に失敗する

日本語の「炎上する」と似て見えますが、意味は同じではありません。日本語の「炎上する」は、主にSNSなどで批判が殺到することです。一方、go down in flames の中心は大きく失敗することです。

よく使う形・時制・主語

現在形:go down in flames

これから起こり得る失敗や、一般的な見通しを述べる形です。

Without a clear budget, the project could go down in flames.
明確な予算がなければ、そのプロジェクトは大失敗に終わりかねない。

過去形:went down in flames

実際の会話では、すでに終わった失敗を振り返る went down in flames が特によく使われます。

My first business idea went down in flames.
私の最初の事業案は見事に失敗した。

完了形:has gone down in flames

失敗した結果が現在にも関係している場合は、完了形も使えます。

The deal has gone down in flames after months of negotiations.
何か月も交渉した末、その取引は完全に破談となった。

どんなものを主語にできる?

  • plan / project:計画・プロジェクト
  • idea / proposal:アイデア・提案
  • campaign:選挙運動・キャンペーン
  • business / career:事業・キャリア
  • attempt / effort:試み・取り組み

人を主語にして He went down in flames. と言うこともあります。この場合は、その人が勝負に惨敗したり、評価や立場を大きく失ったりした意味になります。文脈なしでは強く響くため、まずは計画や挑戦を主語にすると使いやすいでしょう。

場面別の自然な例文

仕事・プレゼン

The proposal went down in flames when the client questioned the costs.
クライアントが費用に疑問を呈すると、その提案は完全に失敗に終わった。

I thought my presentation would go down in flames, but the team loved it.
プレゼンは大失敗すると思っていたけれど、チームには好評だった。

事業・計画

The restaurant expansion went down in flames because they opened too many locations at once.
一度に多くの店舗を開いたため、レストランの拡大計画は大失敗に終わった。

Our travel plan went down in flames after all the trains were canceled.
列車がすべて運休になり、私たちの旅行計画は完全に崩れた。

学校・学習

Our science project went down in flames when the model stopped working.
模型が動かなくなり、私たちの科学プロジェクトは散々な結果に終わった。

His plan to study everything the night before the exam went down in flames.
試験前夜に全部勉強するという彼の計画は、見事に失敗した。

恋愛・人間関係

My plan for a surprise dinner went down in flames when she came home early.
彼女が早く帰宅したため、サプライズディナーの計画は台無しになった。

Their attempt to keep the argument secret went down in flames.
口論を秘密にしておこうとした二人の試みは、完全に失敗した。

会話ではどう使う?

A: How did the product pitch go?
A:商品のプレゼン、どうだった?

B: Honestly, it went down in flames.
B:正直、散々だったよ。

A: What happened?
A:何があったの?

B: The demo froze, and we couldn’t answer their questions.
B:デモが固まって、質問にも答えられなかったんだ。

Honestly, it went down in flames. のように、まず結果を印象的に伝え、後から具体的な失敗を説明すると自然です。

似た表現との違い

表現 中心となる意味 ニュアンス
go down in flames 派手に失敗する 失敗の大きさ・劇的さを強調
fail 失敗する 最も一般的で中立的
fall through 計画・取引が実現しなくなる 成立直前まで進んだものが取りやめになる
backfire 裏目に出る 意図したことと反対の悪い結果を招く
fizzle out 尻すぼみに終わる 勢いや関心が徐々に弱くなって終わる

go down in flames が劇的な崩壊を描くのに対し、fizzle out は勢いが静かに消えていく表現です。詳しくは、fizzle outの意味・使い方も参考にしてください。

また、行動が期待とは反対の結果を生む場合は backfire が合います。backfireを使う場面と簡単な言い換えで確認できます。

日本人が間違えやすいポイント

小さな失敗に使いすぎない

コーヒーを少しこぼした、単語を一つ言い間違えた、といった小さなミスなら I made a mistake. が自然です。go down in flames は、結果全体が大きく崩れたときに使います。

日本語の「炎上」と同じ意味だと思わない

SNSで強い批判を浴びたことを直接言うなら、face a backlashbe heavily criticized online のほうが明確です。批判によって企画やキャリアまで大きく失敗したのであれば、結果について go down in flames と表現できます。

前置詞はwithではなくin

  • The plan went down in flames.
  • × The plan went down with flames.

in flames で「炎に包まれた状態」を表すひとかたまりとして覚えましょう。

しゅみすけ(大山俊輔)

この表現がすぐに出てこなければ、無理に劇的な言い方を探さなくても大丈夫です。It failed badly. のように、基本語で失敗の大きさを足せば十分に伝わります。

しゅみすけ式:簡単な英語で言い換えるなら

  • It failed badly.
    それはひどく失敗しました。
  • The plan did not work at all.
    その計画はまったくうまくいきませんでした。
  • Everything went wrong.
    すべてがうまくいきませんでした。
  • It was a complete failure.
    完全な失敗でした。

go down in flames を忘れても、failwork という基本語に badly / at all / complete を加えれば、意味を簡単に組み立てられます。

まとめ

go down in flames は、計画や挑戦が「派手に失敗する・大失敗に終わる」ことを表します。

  • 直訳は「炎に包まれて落ちる」
  • 単なる失敗ではなく、大きく劇的な失敗を強調する
  • 過去の結果には went down in flames がよく使われる
  • fall through は不成立、backfire は裏目、fizzle out は尻すぼみ
  • 簡単に言うなら It failed badly. でも伝わる

まずは、失敗した計画を振り返る The plan went down in flames. から練習してみましょう。

ほかの会話で役立つイディオムは、英熟語・定型表現のまとめから確認できます。

この記事を書いた人
しゅみすけ(大山俊輔)

b わたしの英会話および英語コーチングGRIT/be:RIZE代表。米国MBA取得、外資系企業4社での勤務経験を持ち、これまで多くの大人の英語学習を支援。日本語と英語の処理構造の違いに着目した「英語OS」の考え方をもとに、独学で伸び悩む人の学び直しをサポートしています。

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