ゴキブリは英語で?cockroachとroachの違い・発音・成長段階を解説

ゴキブリは英語で?cockroachとroachを解説するアイキャッチ

ゴキブリは英語で cockroach と言います。日常会話、特にアメリカ英語では、短く roach と呼ぶこともあります。

この記事では、cockroachの発音と複数形、roachとの違い、少し意外な語源、代表的な種類、成長段階、家で見つけたときに使える英語までまとめて解説します。

先に答え
ゴキブリ=cockroach
口語的な短縮形=roach(特にアメリカ英語)
複数形=cockroaches / roaches

ゴキブリは英語でcockroach

cockroach は、種類を限定せず「ゴキブリ」を表す標準的な英単語です。1匹なら a cockroach、2匹以上なら語尾に -es を付けて cockroaches とします。

  • a cockroach:1匹のゴキブリ
  • two cockroaches:2匹のゴキブリ
  • cockroach eggs:ゴキブリの卵
  • cockroach droppings:ゴキブリのふん

roach はcockroachを短くしたくだけた呼び方です。とくにアメリカの日常会話でよく聞かれます。イギリス英語でも通じますが、まずは標準形のcockroachを覚えておけば安心です。

しゅみすけ(大山俊輔)

会話では「I saw a roach.」のような短い言い方も自然です。ただし、学習の基本語はcockroachとして覚えておきましょう。

cockroachとroachの発音

cockroach の発音記号は、アメリカ英語で /ˈkɑːkroʊtʃ/、イギリス英語で /ˈkɒkrəʊtʃ/ が目安です。アクセントは最初の cock に置きます。

カタカナでは「カックロウチ」「コックロウチ」に近い音ですが、最後の -roach は「ローチ」と一音ずつ区切らず、二重母音を滑らかにつなげるのがコツです。

roach は /roʊtʃ/(米)、/rəʊtʃ/(英)。日本語の「ローチ」より、母音を「ロウ」のように動かして発音します。

cock+roach?名前の由来はスペイン語

cockroachは見た目こそ cock(雄鶏)+roach(魚の一種) に分けられそうですが、ゴキブリと雄鶏や魚に意味上の関係があるわけではありません。

語源はスペイン語の cucaracha(クカラーチャ) です。英語話者がその音を、知っている英単語のcockとroachに近い形へ作り替えたと考えられています。つまり、つづりの部品を直訳しても「ゴキブリ」の姿は見えてこない単語です。

代表的なゴキブリの英語名

日本語名 英語名 特徴・使い分け
チャバネゴキブリ German cockroach 小型で、建物内で問題になりやすい種類
ワモンゴキブリ American cockroach 大型。名称に反して原産地をそのまま示す名ではない
クロゴキブリ smokybrown cockroach 日本の家屋周辺でも見られる濃い褐色の種類
ヤマトゴキブリ Japanese cockroach 日本など東アジアに分布する種類

GermanやAmericanは生物の英語名の一部です。「ドイツの家にいる」「アメリカにしかいない」という意味ではありません。種類が分からない日常場面では、無理に種名を使わずcockroachで十分です。

ゴキブリは昆虫?成長段階を英語で

ゴキブリは昆虫です。体は頭・胸・腹の3つの部分からなり、脚は6本、長い触角があります。英語では insect、より広い日常語なら bug とも呼べます。

ゴキブリの不完全変態:卵鞘、幼虫、成虫(蛹なし)

ゴキブリは蝶のような蛹を経ません。成長は次の順番です。

  1. egg case / ootheca:卵鞘(らんしょう)。複数の卵が入ったケース
  2. nymph:幼虫。成虫に似ているが、通常は翅が未発達
  3. adult:成虫

この「蛹を経ない変態」は incomplete metamorphosis(不完全変態)と呼ばれます。これは、先に紹介したカメムシ(stink bug)にも共通する成長のしかたです。

ゴキブリに関する関連語

  • antenna / antennae:触角/触角(複数)
  • exoskeleton:外骨格
  • nocturnal:夜行性の
  • scavenger:腐食物などを食べる生物
  • pest:害虫
  • infestation:害虫が大量発生・定着している状態
  • pest control:害虫駆除・防除
  • exterminator:害虫駆除業者
  • roach trap:ゴキブリ用のわな

infestation は、たまたま1匹見たというより、建物内で増えて問題になっている状態に使う語です。「We may have an infestation.」なら「大量発生しているかもしれない」という深刻さがあります。

家でゴキブリを見つけたときの英語

「台所にゴキブリがいる」

There’s a cockroach in the kitchen.
台所にゴキブリがいる。

「さっきゴキブリを1匹見た」

I just saw a roach.
たった今ゴキブリを見た。

「害虫駆除業者に連絡したほうがいい」

We should call pest control.
害虫駆除業者に連絡したほうがいい。

「ゴキブリ用のわなを仕掛けた」

I set a roach trap under the sink.
流し台の下にゴキブリ用のわなを仕掛けた。

「隙間をふさいで」

Seal the cracks so cockroaches can’t get in.
ゴキブリが入れないように隙間をふさいで。

「食べ物は密閉容器に入れて」

Keep food in airtight containers.
食べ物は密閉容器に入れておいて。

しゅみすけ(大山俊輔)

1匹ならa cockroach、複数ならcockroachesです。「There’s」と「There are」も数に合わせて使い分けると、すぐ実践できます。

ゴキブリについて英語で話すときの注意点

すべてのゴキブリが家の中で害虫になるわけではありません。多くの種類は屋外で暮らし、生態系の中で有機物を分解する役割を担っています。また、翅がある種類でも、すべてが同じようによく飛ぶわけではありません。

なお、cockroachやroachを人に向けて使うと、強い侮辱や非人間化につながります。生き物を指す語として覚え、人を呼ぶ表現には使わないようにしましょう。

まとめ|ゴキブリはcockroach、口語ではroach

  • ゴキブリの標準的な英語名はcockroach
  • 特にアメリカ英語の口語ではroachもよく使う
  • 複数形はcockroaches / roaches
  • 語源はスペイン語のcucarachaで、cock+roachの直訳ではない
  • 成長はegg case → nymph → adultで、蛹を経ない
  • 家で使える基本文はThere’s a cockroach in the kitchen.

ほかの身近な虫の英語名は、「虫は英語で?身近な虫の英語一覧」でまとめて確認できます。

この記事を書いた人
しゅみすけ(大山俊輔)

b わたしの英会話および英語コーチングGRIT/be:RIZE代表。米国MBA取得、外資系企業4社での勤務経験を持ち、これまで多くの大人の英語学習を支援。日本語と英語の処理構造の違いに着目した「英語OS」の考え方をもとに、独学で伸び悩む人の学び直しをサポートしています。

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