「思っていたのと違う」は英語で?It’s not what I expected.の使い方

「思っていたのと違う」は英語で?It’s not what I expected.の使い方

ネットで注文した商品が想像と違ったとき、ホテルの部屋が写真と違ったとき、仕事の仕上がりが自分のイメージと違ったとき。日本語ではどれも「思っていたのと違う」と言えます。

最も広く使える英語は、It’s not what I expected. です。

It’s not what I expected.
思っていたのと違います。/期待していたものと違います。

ただし、「期待」「頭の中のイメージ」「注文」「自分の意図」のどれが違ったのかによって、英語は少し変わります。まずは次の4つを押さえましょう。

言いたいこと 自然な英語
期待していたものと違う It’s not what I expected.
頭の中のイメージと違う It’s not what I had in mind.
注文したものと違う It’s not what I ordered.
そういう意味で言ったのではない That’s not what I meant.

しゅみすけ(大山俊輔)

b わたしの英会話創業者/英語系YouTuberしゅみすけ
初心者なら、これでOK!
まずは It’s different.(違います)でも伝わります。そこへ from the photofrom my order を足せば、難しい表現を思い出せなくても状況を説明できます。

It’s not what I expected.は「期待と違う」

expect は「こうなるだろうと予想する」「そうなることを期待する」という動詞です。what I expected は「私が予想・期待していたもの」を表します。

  • The room is not what I expected.
    その部屋は思っていたものと違います。
  • This isn’t what I expected from the photos.
    写真から想像していたものと違います。
  • The event was different from what I expected.
    イベントは思っていたものと違いました。
  • It wasn’t what I expected, but I enjoyed it.
    思っていたものとは違いましたが、楽しめました。

not what I expected は不満だけでなく、「予想外だった」という中立的な意味でも使えます。後ろに but it was good を続ければ、よい意味で意外だったことも表せます。

悪い意味とは限らない

  • It wasn’t what I expected—in a good way.
    思っていたのと違いました。よい意味で。
  • It was better than I expected.
    思っていたよりよかったです。
  • It was completely different, but I loved it.
    全然違いましたが、とても気に入りました。

逆に期待よりよくなかったなら、It wasn’t as good as I expected.(期待していたほどよくありませんでした)と言えます。

期待・イメージ・注文・意図が違う英語表現の比較

It’s not what I had in mind.は「イメージと違う」

have ~ in mind は「~を頭に思い描いている」という表現です。デザイン、色、企画、店選びなど、自分の中に具体的なイメージがあった場合に使います。

  • This isn’t quite what I had in mind.
    これは、私が思い描いていたものとは少し違います。
  • I had something simpler in mind.
    もっとシンプルなものを考えていました。
  • That’s closer to what I had in mind.
    そちらのほうが私のイメージに近いです。

quite を入れた not quite what I had in mind は、「完全に違う」と突き放さず、「少し方向が違う」とやわらかく伝える表現です。仕事で修正をお願いするときにも使いやすいでしょう。

This isn’t what I ordered.は「注文と違う」

レストランやオンラインショッピングで、届いたものが注文内容と違うなら、期待ではなく注文という事実を伝えます。

  • Excuse me, this isn’t what I ordered.
    すみません、これは私が注文したものではありません。
  • I ordered the chicken, not the fish.
    魚ではなく、チキンを注文しました。
  • I ordered this in blue.
    これは青色で注文しました。
  • Could you check my order?
    注文内容を確認していただけますか?

責める口調にしたくなければ、最初に Excuse me を置き、事実と希望を短く伝えましょう。

That’s not what I meant.は「そういう意味じゃない」

自分の発言や意図が誤解された場合は、mean(意味する・意図する)を使います。

  • That’s not what I meant.
    そういう意味で言ったのではありません。
  • I didn’t mean it that way.
    そういうつもりではありませんでした。
  • What I meant was that we need more time.
    私が言いたかったのは、もっと時間が必要だということです。
  • Sorry, I explained it badly.
    ごめんなさい、説明の仕方が悪かったです。

誤解を解くときは、否定だけで終えず、What I meant was … で本来の意図を続けると会話が前に進みます。

「写真と違う」「想像と違う」を具体的に伝える

状況 英語
写真と違って見える It looks different from the photo.
思ったより小さい It’s smaller than I expected.
色が想像と違う The color is different from what I imagined.
写真ほどよくない It doesn’t look as good as it did online.
実物のほうがよい It looks better in person.

反対に実物のほうがよかった場合は、「写真より実物のほうがいい」は英語で?で場面別の表現を紹介しています。

ホテル・旅行先で使う

  • The room looks different from the photos.
    部屋が写真と違って見えます。
  • I expected a room with a sea view.
    海の見える部屋だと思っていました。
  • This is not the room I booked.
    これは私が予約した部屋ではありません。
  • Could you check my reservation?
    予約内容を確認していただけますか?

「違う」だけでなく、写真、予約、部屋の条件など、確認してほしい対象を伝えると解決しやすくなります。

仕事でやわらかく伝える

相手の成果物に対して This is wrong.(これは間違っています)と言うと強く聞こえることがあります。方向性の違いとして伝えるなら、次の表現が使えます。

  • This is a little different from what I had in mind.
    これは私のイメージと少し違います。
  • I was expecting a shorter version.
    もっと短い版を想定していました。
  • Could we make the design a little simpler?
    デザインをもう少しシンプルにできますか?
  • We may need to clarify the goal.
    ゴールをもう一度明確にする必要がありそうです。

違いを指摘したあとに、具体的な希望を一つ添えるのがポイントです。

初心者向け・知っている単語だけで伝える

  • It’s different.
    違います。
  • This is not my order.
    これは私の注文ではありません。
  • I wanted the blue one.
    青いものが欲しかったです。
  • I thought it was bigger.
    もっと大きいと思っていました。
  • I meant something else.
    別の意味で言いました。
  • Can you check it?
    確認してもらえますか?

しゅみすけ(大山俊輔)

「思っていたのと違う」を一文で完璧に訳そうとしなくて大丈夫です。I thought it was bigger. のように、「自分はどう思っていたか」を中学英語で言えば、何が違うのかまで伝わります。

会話例:届いた商品が違ったとき

A: How can I help you?
どのようなご用件でしょうか?

B: This bag is different from what I expected.
このバッグは思っていたものと違います。

A: What seems to be different?
どの点が違うようですか?

B: I thought it would be larger, and the color looks different from the photo.
もっと大きいと思っていましたし、色も写真と違って見えます。

A: I see. Would you like to return it?
承知しました。返品をご希望ですか?

まとめ

「思っていたのと違う」の基本は It’s not what I expected. です。ただし、何が違ったのかを選ぶと、より自然で具体的になります。

  • not what I expected:期待と違う
  • not what I had in mind:頭の中のイメージと違う
  • not what I ordered:注文と違う
  • not what I meant:自分の意図と違う

表現が出てこないときは、It’s different. に続けて、大きさ・色・注文内容などを短く説明しましょう。違いの正体まで伝えることが、問題解決への近道です。

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この記事を書いた人
しゅみすけ(大山俊輔)

b わたしの英会話および英語コーチングGRIT/be:RIZE代表。米国MBA取得、外資系企業4社での勤務経験を持ち、これまで多くの大人の英語学習を支援。日本語と英語の処理構造の違いに着目した「英語OS」の考え方をもとに、独学で伸び悩む人の学び直しをサポートしています。

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