
ネットで注文した商品が想像と違ったとき、ホテルの部屋が写真と違ったとき、仕事の仕上がりが自分のイメージと違ったとき。日本語ではどれも「思っていたのと違う」と言えます。
最も広く使える英語は、It’s not what I expected. です。
It’s not what I expected.
思っていたのと違います。/期待していたものと違います。
ただし、「期待」「頭の中のイメージ」「注文」「自分の意図」のどれが違ったのかによって、英語は少し変わります。まずは次の4つを押さえましょう。
| 言いたいこと | 自然な英語 |
|---|---|
| 期待していたものと違う | It’s not what I expected. |
| 頭の中のイメージと違う | It’s not what I had in mind. |
| 注文したものと違う | It’s not what I ordered. |
| そういう意味で言ったのではない | That’s not what I meant. |
しゅみすけ(大山俊輔)
初心者なら、これでOK!
まずは It’s different.(違います)でも伝わります。そこへ from the photo や from my order を足せば、難しい表現を思い出せなくても状況を説明できます。
Contents
It’s not what I expected.は「期待と違う」
expect は「こうなるだろうと予想する」「そうなることを期待する」という動詞です。what I expected は「私が予想・期待していたもの」を表します。
- The room is not what I expected.
その部屋は思っていたものと違います。 - This isn’t what I expected from the photos.
写真から想像していたものと違います。 - The event was different from what I expected.
イベントは思っていたものと違いました。 - It wasn’t what I expected, but I enjoyed it.
思っていたものとは違いましたが、楽しめました。
not what I expected は不満だけでなく、「予想外だった」という中立的な意味でも使えます。後ろに but it was good を続ければ、よい意味で意外だったことも表せます。
悪い意味とは限らない
- It wasn’t what I expected—in a good way.
思っていたのと違いました。よい意味で。 - It was better than I expected.
思っていたよりよかったです。 - It was completely different, but I loved it.
全然違いましたが、とても気に入りました。
逆に期待よりよくなかったなら、It wasn’t as good as I expected.(期待していたほどよくありませんでした)と言えます。

It’s not what I had in mind.は「イメージと違う」
have ~ in mind は「~を頭に思い描いている」という表現です。デザイン、色、企画、店選びなど、自分の中に具体的なイメージがあった場合に使います。
- This isn’t quite what I had in mind.
これは、私が思い描いていたものとは少し違います。 - I had something simpler in mind.
もっとシンプルなものを考えていました。 - That’s closer to what I had in mind.
そちらのほうが私のイメージに近いです。
quite を入れた not quite what I had in mind は、「完全に違う」と突き放さず、「少し方向が違う」とやわらかく伝える表現です。仕事で修正をお願いするときにも使いやすいでしょう。
This isn’t what I ordered.は「注文と違う」
レストランやオンラインショッピングで、届いたものが注文内容と違うなら、期待ではなく注文という事実を伝えます。
- Excuse me, this isn’t what I ordered.
すみません、これは私が注文したものではありません。 - I ordered the chicken, not the fish.
魚ではなく、チキンを注文しました。 - I ordered this in blue.
これは青色で注文しました。 - Could you check my order?
注文内容を確認していただけますか?
責める口調にしたくなければ、最初に Excuse me を置き、事実と希望を短く伝えましょう。
That’s not what I meant.は「そういう意味じゃない」
自分の発言や意図が誤解された場合は、mean(意味する・意図する)を使います。
- That’s not what I meant.
そういう意味で言ったのではありません。 - I didn’t mean it that way.
そういうつもりではありませんでした。 - What I meant was that we need more time.
私が言いたかったのは、もっと時間が必要だということです。 - Sorry, I explained it badly.
ごめんなさい、説明の仕方が悪かったです。
誤解を解くときは、否定だけで終えず、What I meant was … で本来の意図を続けると会話が前に進みます。
「写真と違う」「想像と違う」を具体的に伝える
| 状況 | 英語 |
|---|---|
| 写真と違って見える | It looks different from the photo. |
| 思ったより小さい | It’s smaller than I expected. |
| 色が想像と違う | The color is different from what I imagined. |
| 写真ほどよくない | It doesn’t look as good as it did online. |
| 実物のほうがよい | It looks better in person. |
反対に実物のほうがよかった場合は、「写真より実物のほうがいい」は英語で?で場面別の表現を紹介しています。
ホテル・旅行先で使う
- The room looks different from the photos.
部屋が写真と違って見えます。 - I expected a room with a sea view.
海の見える部屋だと思っていました。 - This is not the room I booked.
これは私が予約した部屋ではありません。 - Could you check my reservation?
予約内容を確認していただけますか?
「違う」だけでなく、写真、予約、部屋の条件など、確認してほしい対象を伝えると解決しやすくなります。
仕事でやわらかく伝える
相手の成果物に対して This is wrong.(これは間違っています)と言うと強く聞こえることがあります。方向性の違いとして伝えるなら、次の表現が使えます。
- This is a little different from what I had in mind.
これは私のイメージと少し違います。 - I was expecting a shorter version.
もっと短い版を想定していました。 - Could we make the design a little simpler?
デザインをもう少しシンプルにできますか? - We may need to clarify the goal.
ゴールをもう一度明確にする必要がありそうです。
違いを指摘したあとに、具体的な希望を一つ添えるのがポイントです。
初心者向け・知っている単語だけで伝える
- It’s different.
違います。 - This is not my order.
これは私の注文ではありません。 - I wanted the blue one.
青いものが欲しかったです。 - I thought it was bigger.
もっと大きいと思っていました。 - I meant something else.
別の意味で言いました。 - Can you check it?
確認してもらえますか?
しゅみすけ(大山俊輔)
会話例:届いた商品が違ったとき
A: How can I help you?
どのようなご用件でしょうか?
B: This bag is different from what I expected.
このバッグは思っていたものと違います。
A: What seems to be different?
どの点が違うようですか?
B: I thought it would be larger, and the color looks different from the photo.
もっと大きいと思っていましたし、色も写真と違って見えます。
A: I see. Would you like to return it?
承知しました。返品をご希望ですか?
まとめ
「思っていたのと違う」の基本は It’s not what I expected. です。ただし、何が違ったのかを選ぶと、より自然で具体的になります。
- not what I expected:期待と違う
- not what I had in mind:頭の中のイメージと違う
- not what I ordered:注文と違う
- not what I meant:自分の意図と違う
表現が出てこないときは、It’s different. に続けて、大きさ・色・注文内容などを短く説明しましょう。違いの正体まで伝えることが、問題解決への近道です。










