on second thought(s)の意味は?「考え直して」の使い方・単数と複数の違い

on second thought(s)の意味・使い方・単数形と複数形の違い

「コーヒーだけにしよう。……やっぱりケーキもください」のように、一度決めたことを考え直して変更するとき、英語では on second thought または on second thoughts が使えます。

この記事では、「考え直してみると」「やっぱり」を表す使い方、単数形と複数形の違い、会話での自然な語順、actuallyafter allcome to think of it との違いまで例文で整理します。

on second thought(s)の基本的な意味

on second thought(s) は、最初の判断や発言をもう一度考え、別の結論に変えるときの「考え直してみると」「やっぱり」「いや、待てよ」に当たる表現です。

  • I’ll have tea. On second thought, I’ll have coffee.
    紅茶にします。やっぱり、コーヒーにします。
  • On second thoughts, let’s stay home tonight.
    考え直したけれど、今夜は家にいよう。
  • I was going to call him, but on second thought, I decided to wait.
    彼に電話するつもりでしたが、考え直して待つことにしました。

ポイントは、単に「よく考えた」というだけでなく、考え直した結果、予定・選択・意見を変えることです。

しゅみすけ(大山俊輔)

最初の決定を口にしたあと、別の選択へ切り替えるときに便利なひと言です。注文を変更する場面なら、On second thought, I’ll have … と続けるだけで使えます。

なぜ「2回目の考え」で「考え直して」になるの?

second thought は直訳すると「2回目の考え」です。最初の考えをそのまま採用せず、もう一度検討した結果として別の判断を選ぶイメージがあります。

日本語の「二度考えてみたら」「改めて考えると」に近く、second は厳密に2回だけ考えたという意味ではありません。最初の判断に再検討を加えたことを表しています。

on second thoughtとon second thoughtsの違い

どちらも意味は同じですが、地域によって好まれる形が異なります。

よく使われる地域 意味
on second thought 主にアメリカ英語 考え直してみると
on second thoughts 主にイギリス英語 考え直してみると

アメリカ英語では単数形、イギリス英語では複数形が一般的です。ただし、どちらを使っても意味は通じます。学習時には、自分が主に使う英語に合わせて一方を基本形として覚えれば十分です。

最初の決定をon second thought(s)で考え直し新しい決定へ変える流れ

会話での自然な使い方と語順

文頭で新しい決定を伝える

最も分かりやすい形は、On second thought(s), +新しい決定です。

  • On second thought, I’ll take the blue one.
    やっぱり、青いほうにします。
  • On second thoughts, we should book a table.
    考え直したけれど、席を予約したほうがいいね。
  • On second thought, maybe I shouldn’t send this email yet.
    考え直してみると、まだこのメールを送らないほうがいいかもしれません。

butと組み合わせる

最初の予定と新しい決定を一文で対比するときは、but on second thought(s) が便利です。

  • I wanted to go out, but on second thought, I’m too tired.
    出かけたかったけれど、考え直してみると疲れすぎています。
  • She almost accepted the offer, but on second thoughts, she declined.
    彼女はその提案を受け入れかけましたが、考え直して断りました。

短く言い直す

会話では、最初の発言のあとに少し間を置き、そのまま訂正できます。

  • Let’s meet at six. On second thought, make it seven.
    6時に会おう。いや、やっぱり7時にしよう。
  • I don’t need a receipt. On second thought, could I have one?
    レシートはいりません。やっぱり、もらえますか?

日常会話で使える例文

レストラン・買い物

  • I’ll order the salad. On second thought, I’ll get the pasta.
    サラダを注文します。やっぱり、パスタにします。
  • On second thought, I don’t need the larger size.
    考え直したけれど、大きいサイズは必要ありません。
  • I was going to return it, but on second thought, I’ll keep it.
    返品するつもりでしたが、やっぱり手元に置いておきます。

仕事

  • On second thought, let’s discuss this before we send the proposal.
    考え直したけれど、提案書を送る前に話し合いましょう。
  • I approved the schedule, but on second thought, Friday may be too soon.
    その予定を承認しましたが、考え直すと金曜日では早すぎるかもしれません。
  • On second thought, we should invite the design team too.
    やっぱり、デザインチームも招いたほうがいいですね。

恋愛・人間関係

  • I was going to text him, but on second thought, I’ll wait.
    彼にメッセージを送るつもりでしたが、考え直して待つことにします。
  • On second thoughts, maybe I judged her too quickly.
    考え直してみると、彼女を早く決めつけすぎたかもしれません。

旅行・予定

  • On second thought, let’s take the train instead of driving.
    やっぱり、車ではなく電車で行こう。
  • We planned to leave today, but on second thoughts, we stayed another night.
    今日出発する予定でしたが、考え直してもう一泊しました。

actuallyとの違い

actually は「実は」「というか」「やっぱり」と訂正を切り出すときにも使えます。ただし、on second thought(s)のように考え直した過程を必ずしも表しません。

  • Actually, I ordered the chicken, not the fish.
    すみません、注文したのは魚ではなくチキンです。
  • On second thought, I’ll order the chicken instead of the fish.
    考え直して、魚ではなくチキンを注文します。

事実を訂正するならactually、今の判断を再検討して選択を変えるならon second thought(s)が自然です。

after allとの違い

after all には「結局」「やっぱり」という意味がありますが、on second thought(s)とは焦点が違います。

表現 中心となる意味
on second thought(s) 再検討して決定を変える On second thought, I’ll stay.
after all 予想や迷いを経た最終結果 I decided to stay after all.
  • I thought I would leave, but I stayed after all.
    帰ろうと思っていましたが、結局残りました。
  • On second thought, I’ll stay.
    考え直して、残ることにします。

after allの用法を詳しく知りたい方は、after allの意味と「結局・やっぱり・だって」の使い分けもご覧ください。

come to think of itとの違い

come to think of it は「そういえば」「考えてみれば」で、新しい事実や関連情報を思い出したときに使います。必ずしも決定を変更するわけではありません。

  • Come to think of it, I haven’t seen Mia today.
    そういえば、今日はミアを見ていません。
  • On second thought, I’ll ask Mia tomorrow.
    考え直して、明日ミアに聞くことにします。

思い出した情報を付け加えるならcome to think of it、最初の選択を変えるならon second thought(s)です。

しゅみすけ(大山俊輔)

日本語ではどれも「やっぱり」と訳せることがあります。決定を変えたならon second thought(s)、最終結果ならafter all、事実の訂正ならactuallyと、何が変わったかで選びましょう。

簡単な英語で言い換えるなら

on second thought(s)がすぐに出てこない場合は、次の基本表現で十分伝えられます。

  • I changed my mind.
    気が変わりました。
  • After thinking about it, …
    考えてみた結果、……。
  • I thought about it again.
    もう一度考えました。
  • Actually, I’ll choose this one.
    やっぱり、こちらを選びます。

たとえば注文を変えるなら、I changed my mind. I’ll have the pasta. だけでも自然に通じます。

日本人が間違えやすいポイント

  • 米語では主にon second thought、英語では主にon second thoughts
  • in second thoughtではなく前置詞はon
  • 最初から迷っているだけでなく、一度出した判断を再検討する場面に使う
  • 単なる事実訂正ならactuallyのほうが自然な場合がある
  • 「最終的には」の意味だけならafter allが合う場合がある

定型表現をさらに探したい方は、英熟語・定型表現の親記事も活用してください。

まとめ

on second thought(s) は、最初の判断をもう一度考え、別の決定へ変える「考え直してみると」「やっぱり」を表します。アメリカ英語では単数形、イギリス英語では複数形が一般的です。

まずは買い物や注文で、On second thought, I’ll take this one.(やっぱり、こちらにします)の形から使ってみましょう。

この記事を書いた人
しゅみすけ(大山俊輔)

b わたしの英会話および英語コーチングGRIT/be:RIZE代表。米国MBA取得、外資系企業4社での勤務経験を持ち、これまで多くの大人の英語学習を支援。日本語と英語の処理構造の違いに着目した「英語OS」の考え方をもとに、独学で伸び悩む人の学び直しをサポートしています。

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