
I’m on the fence. は、2つ以上の選択肢の間で「まだ決められない」「どちらにするか迷っている」と伝える自然な英語表現です。
直訳すると「フェンスの上にいる」。フェンスの右側にも左側にも降りていない姿から、立場や選択をまだ決めていない状態を表します。この記事では、on the fenceの意味と使い方、前置詞、undecided・can’t decide・torn betweenとの違いを例文と動画で解説します。
Contents
On the fenceの意味は「決めかねている」
be on the fence は、「どちらにするか迷っている」「態度を決めかねている」という意味の英語イディオムです。
A: Are you going to accept the job offer?
その仕事のオファーを受けるの?B: I’m still on the fence.
まだ決めかねているんだ。
単に迷っているだけでなく、選択肢のどちら側にもまだ立場を定めていないニュアンスがあります。買い物、旅行、転職、意見への賛否など、幅広い場面で使えます。
なぜフェンスの上で「迷っている」になる?
フェンスが2つの土地や立場を隔てている場面を想像してください。フェンスの上にいる人は、まだ右側にも左側にも降りていません。

このイメージから、「どちら側を選ぶか決めていない」「賛成か反対か態度を保留している」という意味になります。絵と一緒に覚えると、直訳に迷わなくなります。
動画でOn the fenceの使い方を確認
b わたしの英会話のレッスンパートナーIngridが、「どっちにしよう」と決めきれないときに使えるOn the fenceを27秒で紹介します。
YouTubeで「On the Fenceって知ってる?」を見る
On the fenceの基本的な使い方
I’m on the fence.「まだ迷っています」
何について話しているか明らかな場合は、これだけで使えます。
A: Which apartment do you prefer?
どちらの部屋がいい?B: I’m on the fence. They both have advantages.
迷ってる。どちらにも良いところがあるから。
I’m still on the fence.「まだ決めかねています」
stillを入れると、考えているが今も結論が出ていないことを強調できます。
I’m still on the fence about joining the course.
その講座に参加するか、まだ迷っています。
I’m on the fence about …「〜について迷っています」
迷っているテーマを続けるときは、一般にaboutを使います。
- I’m on the fence about buying a new laptop.
新しいノートパソコンを買うか迷っています。 - She’s on the fence about moving abroad.
彼女は海外へ移住するか決めかねています。 - We’re on the fence about the proposal.
私たちはその提案について態度を決めかねています。
選択肢を具体的に言うには?
on the fenceは「決めていない状態」を表すため、2択をそのまま続けるより、aboutを使って話題を示すのが自然です。
I’m on the fence about whether to stay or leave.
残るか去るか迷っています。
AとBの間で揺れていることを強調するなら、I’m torn between A and B.が便利です。
I’m torn between the red dress and the blue one.
赤いドレスと青いドレスのどちらにするか迷っています。
On the fenceと似た表現の違い
I’m undecided.「未決定です」
結論が出ていないことを客観的に伝えます。on the fenceより直接的で、やや中立的です。
I can’t decide.「決められない」
最も簡単で日常的な言い方です。迷っている理由や選択肢の数に関係なく使えます。
I can’t decide what to order.
何を注文するか決められない。
I’m torn between A and B.「AとBの間で揺れている」
両方に魅力があり、気持ちが引き裂かれるように迷っているニュアンスです。具体的な2択に向いています。
I’m weighing my options.「選択肢を比較検討中です」
感情的に迷うというより、それぞれの長所と短所を慎重に比べている表現です。仕事の場面にも合います。
On the fenceを使う会話例
買い物で
A: Are you going to buy that coat?
そのコートを買うの?B: I’m on the fence. It’s nice, but it’s expensive.
迷ってる。素敵だけど高いから。
旅行の予定で
We’re on the fence about traveling this winter.
この冬に旅行するか決めかねています。
仕事の提案で
Several team members are still on the fence about the new plan.
チームの数名は、新しい計画への態度をまだ決めかねています。
賛成・反対を聞かれて
A: Do you support the proposal?
その提案に賛成ですか?B: I’m on the fence. I need more information.
まだ決めかねています。もう少し情報が必要です。
On the fenceは失礼?仕事でも使える?
on the fenceは失礼な表現ではなく、日常会話にも仕事の会話にも使えます。ただし、いつまでも決断を避けているように聞こえることもあります。
仕事では、理由や次の行動を続けると前向きな印象になります。
I’m still on the fence, so I’d like to review the data once more.
まだ決めかねているので、データをもう一度確認したいです。
迷いを残しつつ同意するI guess so.は返答の表現、on the fenceはまだ選択や立場を決めていない状態を表します。この違いも押さえておきましょう。
On the fenceの意味と使い方まとめ
- be on the fenceは「決めかねている」「どちらにするか迷っている」
- フェンスのどちら側にも降りていないイメージ
- 基本形はI’m on the fence.
- 話題を続けるならI’m on the fence about …
- 具体的な2択ならI’m torn between A and B.も便利
On the fenceは、単にI don’t know.と言うよりも、選択肢を考えている途中だと自然に伝えられるフレーズです。Ingridの動画で発音を確認し、次に「どっちにしよう」と迷った場面で使ってみてください。
軽い迷いではなく、深く思い悩んだり二つの選択肢の間で心が揺れたりする場合は、「苦悩する」の英語とagonize over・be tornの違いも参考にしてください。










