
「将来について苦悩する」「二つの選択肢の間で苦悩した」は、英語でどう言えばよいのでしょうか。辞書では agonize が見つかりますが、日常会話では be torn や struggle with a decision のほうが具体的で使いやすい場面もあります。
「苦悩する」は、単に心配するだけでなく、深く考え続けたり、決断できずに心が引き裂かれるように感じたりすることです。難しい表現が出てこなければ、I don’t know what to do.(どうすればよいか分かりません)でも、状況は十分伝わります。
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「苦悩する」は英語で?まず結論
- agonize over / about:一つの問題を長く深く思い悩む
- be torn between A and B:二つの選択肢の間で心が揺れる
- struggle with a decision:決断に苦しむ
- worry deeply about:あることを深く心配し続ける

agonize over:一つの問題を深く思い悩む
agonize over + 名詞 は、問題や決定について長い時間をかけて苦悩する表現です。苦痛を表す agony と同じ語源を持ち、単なる think about や worry より強い言葉です。
She agonized over the decision for weeks.
彼女はその決断について何週間も苦悩しました。
I’m agonizing over whether to change jobs.
転職すべきかどうか苦悩しています。
agonize は基本的に自動詞なので、「問題を苦悩する」と目的語を直接置かず、agonize over the problem または agonize about the problem とします。
be torn between A and B:二つの間で心が揺れる
be torn between A and B は、どちらにも魅力や理由があり、二つの選択肢の間で心が引き裂かれるように迷うことです。「苦悩する」の中でも、二者択一の場面にぴったりです。
I’m torn between staying here and moving abroad.
ここに残るか海外へ移るかで心が揺れています。
She was torn between her career and her family.
彼女は仕事と家族の間で苦悩していました。
「〜すべきかどうか」で迷うなら、be torn about whether to … も使えます。
He is torn about whether to accept the offer.
彼はその申し出を受けるべきかどうか迷っています。
struggle with a decision:決断に苦しむ
struggle with a decision は、決断を下すことが難しく、考え続けている状態です。agonize より平易で、仕事でも日常会話でも使いやすい表現です。
We’re struggling with a difficult decision.
私たちは難しい決断に苦しんでいます。
I struggled to decide what to do next.
次に何をすべきか決めるのに苦労しました。
worry deeply about:深く心配する
選択や決断ではなく、家族・健康・将来などを深く心配し続けているなら worry deeply about が自然です。日本語では「苦悩する」と訳せる場合もありますが、中心にあるのは迷いではなく心配です。
She worries deeply about her son’s future.
彼女は息子の将来について深く悩んでいます。
「悩む・迷う・苦悩する」の強さの違い
- think about:検討する・考える
- worry about:心配する
- be on the fence:どちらにするか決めかねる
- be torn:二つの間で強く心が揺れる
- agonize over:一つの問題について深く苦悩する
日常の小さな選択に agonize を使うと大げさになることがあります。ただし、わざと強調して I agonized over what to order.(何を注文するかものすごく悩んだ)のようにユーモラスに使うことはあります。
場面別:「苦悩する」の英語例文
将来について苦悩する
He is agonizing over his future.
彼は自分の将来について苦悩しています。
仕事を辞めるか苦悩する
I’m torn about whether to quit my job.
仕事を辞めるべきか苦悩しています。
難しい選択に苦悩した
They agonized over the difficult choice.
彼らはその難しい選択について苦悩しました。
簡単な英語で「苦悩」を伝える
agonize が出てこなくても、「分からない」「決められない」「考えるのをやめられない」と短い文に分ければ伝わります。
- I don’t know what to do.
どうすればよいか分かりません。 - I can’t decide.
決められません。 - I can’t stop thinking about it.
そのことを考えずにはいられません。 - Both choices are important to me.
どちらの選択も私には大切です。 - This is a very difficult decision for me.
これは私にとって非常に難しい決断です。 - I need more time to think.
もう少し考える時間が必要です。
よくある間違い
agonize the problemと言う
agonize の後ろに問題を直接置かず、agonize over the problem または agonize about the problem とします。
be torn with A and Bと言う
二つの選択肢の間で揺れるなら、前置詞は between です。I’m torn between A and B. と覚えましょう。
まとめ
一つの問題を深く思い悩むなら agonize over、二つの間で心が揺れるなら be torn between A and B、決断に苦しむなら struggle with a decision、深い心配なら worry deeply about です。難しい語が出てこなくても、I don’t know what to do. と言えば核心は伝わります。
「決めかねている」という軽めの迷いは、on the fenceの意味と使い方もあわせてご覧ください。
深刻に思い悩むほどではなく、行動の前でためらう場合は、「躊躇する」の英語表現も参考にしてください。










