
海外旅行中に、好きなアーティストのライブや現地のコンサートへ行ってみたい。でも「入口が分からなかったら?」「電子チケットが表示できなかったら?」「座席やクロークはどう聞く?」と考えると、少し緊張しますよね。
ライブ会場で必要な英語は、実は長い会話ではありません。入場、座席、荷物、物販など、場面ごとの短いひと言を用意しておけば十分です。この記事では、海外のライブ・コンサートでそのまま使える英語を、会場に着いてから帰るまでの順番で紹介します。
Contents
まず覚えたい「これだけ英語」7フレーズ
英語初心者の方は、まず次の7つだけスクリーンショットしておきましょう。
- Where is the entrance?
入口はどこですか? - Is this the right line?
この列で合っていますか? - Here’s my ticket.
チケットはこちらです。 - Where is my seat?
私の席はどこですか? - Is there a cloakroom?
クロークはありますか? - Can I pay by card?
カードで払えますか? - Where is the nearest exit?
一番近い出口はどこですか?
しゅみすけ(大山俊輔)
会場に着いたときの英語:入口と列を確認する
大きな会場では、一般入場、VIP、当日券、荷物検査などで入口や列が分かれていることがあります。列の最後に並ぶ前に、スタッフへ確認すると安心です。
- Where is the entrance for tonight’s concert?
今夜のコンサートの入口はどこですか? - Is this the line for general admission?
これは一般入場の列ですか? - Where does the line start?
列の最後はどこですか? - Which entrance should I use?
どの入口を使えばいいですか? - What time do the doors open?
開場は何時ですか?
doors open は「開場」、show starts は「開演」です。たとえば “Doors open at 7, and the show starts at 8.” なら「7時開場、8時開演」という意味です。
入場・電子チケットで使う英語
スマートフォンの電子チケットは、画面の明るさ不足や通信状態で読み取れないこともあります。QRコードを事前に表示し、充電も確認しておきましょう。
- Here’s my mobile ticket.
電子チケットはこちらです。 - Do you need to see my ID?
身分証明書も必要ですか? - The QR code isn’t loading.
QRコードが表示されません。 - It won’t scan. What should I do?
読み取れません。どうすればいいですか? - Can you look up my booking by name?
名前で予約を確認できますか? - My friend has the other ticket.
もう1枚のチケットは友人が持っています。
本人確認がある公演では、チケット上の名前とパスポートなどのIDが必要な場合があります。主催者から届いた案内も事前に確認しておくと安心です。
手荷物検査・持ち込み禁止品を確認する
海外の会場では、バッグの大きさや飲み物、カメラの持ち込み規定が細かく決められていることがあります。
- Is this bag allowed inside?
このバッグは中に持ち込めますか? - Do I need to open my bag?
バッグを開ける必要がありますか? - Can I bring this water bottle in?
この水筒は持ち込めますか? - Are cameras allowed?
カメラは許可されていますか? - Where can I leave this?
これはどこに預けられますか?
allowed は「許可されている」という意味です。禁止と言われたら、無理に説明せず “Okay. Where can I leave it?” と預け場所を聞くのがスムーズです。

座席・スタンディングエリアで使う英語
指定席ならチケットの section(区画)、row(列)、seat(席番号) を確認します。スタンディング公演では general admission / GA と書かれることがよくあります。
- Could you show me where this section is?
このセクションがどこか教えていただけますか? - Which way is Section B?
セクションBはどちらですか? - I think this is my seat.
ここは私の席だと思います。 - Excuse me, may I get past?
すみません、前を通ってもいいですか? - Is this area standing only?
このエリアは立ち見だけですか? - Can I leave and come back?
一度出て戻れますか?
誰かが自分の席に座っていても、いきなり “You’re in my seat.” と断定するより、チケットを見せながら “Excuse me, I think this is my seat.” と言うと柔らかく伝えられます。
クローク・ロッカーで荷物を預ける
英国などでは荷物預かりを cloakroom、米国では coat check と呼ぶことがあります。どちらか一方が通じなければ “Where can I leave my bag?” が万能です。
- Is there a cloakroom or coat check?
クロークや手荷物預かりはありますか? - How much is it to check a bag?
バッグを預けるのはいくらですか? - Can I leave my coat here?
コートをここに預けられますか? - What time does the cloakroom close?
クロークは何時に閉まりますか? - I lost my claim ticket.
引換券をなくしました。
受け取った番号札や引換券は、写真を撮っておくと紛失時の説明に役立ちます。
物販・グッズ売り場で使う英語
ライブグッズは英語で merch(merchandise の略)と呼ばれます。“Where is the merch stand?” で「物販はどこですか?」です。
- Where is the merch stand?
グッズ売り場はどこですか? - Do you have this T-shirt in a medium?
このTシャツのMサイズはありますか? - Can I see the back?
裏側を見せてもらえますか? - Is this the last one?
これが最後の1点ですか? - Can I pay by card?
カードで払えますか? - Could I have a bag, please?
袋をいただけますか?
海外サイズは日本より大きめの場合があります。“Does it run large?”(大きめの作りですか?)や “Can I exchange it if it doesn’t fit?”(合わなければ交換できますか?)も便利です。
会場内の設備・トラブルで使う英語
- Where is the restroom?
トイレはどこですか? - Is there a water station?
給水場所はありますか? - I don’t feel well.
気分がよくありません。 - Where is the first-aid station?
救護所はどこですか? - I got separated from my friend.
友人とはぐれました。 - I lost my phone.
携帯電話をなくしました。 - Where is lost and found?
遺失物取扱所はどこですか?
体調が悪いときは無理をせず、近くのスタッフへ “I need help.” と伝えましょう。耳を守るためのイヤープラグもあると安心です。
終演後・帰り道で使う英語
終演直後は出口や駅が混雑します。帰りの交通手段と最終時刻は、公演前に確認しておきましょう。
- Which exit is closest to the station?
駅に一番近い出口はどれですか? - Is the subway still running?
地下鉄はまだ動いていますか? - Where is the taxi stand?
タクシー乗り場はどこですか? - That was an amazing show!
すごいライブでしたね! - Who was the opening act?
前座は誰でしたか? - Did you enjoy the concert?
コンサートを楽しみましたか?
隣の観客とのひと言には “That was amazing!” が自然です。そこから “What was your favorite song?”(どの曲が一番好きでしたか?)と続けると、旅先ならではの会話にもつながります。雑談をもう少し楽しみたい方は、海外旅行中の雑談で使う英語フレーズも参考にしてください。
聞き取れないときの切り返し
- Could you say that again, please?
もう一度言っていただけますか? - Could you speak more slowly?
もう少しゆっくり話していただけますか? - Could you point it out on the map?
地図で示していただけますか? - Do you mean this entrance?
この入口という意味ですか? - Let me make sure I understood.
理解できているか確認させてください。
会場は音が大きいため、聞き取れないのは英語力だけが原因ではありません。スマートフォンのメモに質問を書いて見せる方法も有効です。
海外ライブ前日のチェックリスト
- 電子チケットをオフラインでも表示できるようにする
- パスポートなど指定されたIDを用意する
- バッグ、飲食物、カメラの規定を確認する
- 開場時刻と開演時刻の違いを確認する
- 会場までの行き方と帰りの最終交通を調べる
- モバイルバッテリーとイヤープラグを持つ
- 必要な英語フレーズをスクリーンショットする
まとめ:短い確認フレーズで海外ライブを楽しもう
海外のライブ・コンサートでは、難しい英語より Where is …?、Is this …?、Can I …? の3つの型が役立ちます。入口、列、座席、クローク、物販で困ったら、見せる・指す・短く確認することを意識してみてください。
旅行中の場面別フレーズをまとめて準備したい方は、親記事の海外旅行で役立つ英会話・英語表現まとめもあわせてどうぞ。観光施設やチケット購入については、観光・チケット・現地ツアーで使う英語に整理しています。










