海外で強盗・ひったくりに遭ったときの英語|robbed・mugged・snatchedの違いと緊急フレーズ

海外で強盗やひったくりに遭い、安全な場所で警察官へ説明する旅行者

海外で脅されて財布やバッグを奪われた、路上でバッグをひったくられた――。そんなときは、まず人のいる安全な場所へ移動し、必要なら現地の緊急通報番号へ連絡します。

「強盗に遭いました」はI was robbed.、「路上で襲われて物を奪われました」はI was mugged.が基本です。バッグを素早くひったくられたなら、Someone snatched my bag.と説明できます。

しゅみすけ(大山俊輔)

危険が続いているときは説明より安全確保が先です。「Help!」「Call the police!」「I’m hurt.」のような短い英語で周囲へ助けを求めましょう。

「強盗・ひったくりに遭った」は英語で?

英語 意味・ニュアンス
I was robbed. 強盗に遭い、物を奪われました
I was mugged. 路上などで襲われ、金品を奪われました
Someone snatched my bag. 誰かにバッグをひったくられました
Someone grabbed my purse and ran away. 誰かがバッグをつかんで逃げました
Someone threatened me and took my wallet. 脅されて財布を奪われました
I was pickpocketed. すりに遭いました

rob・steal・mug・snatchの違い

単語 中心となる意味 例文
rob 人や場所から奪う They robbed me.
steal 物を盗む They stole my wallet.
mug 公共の場所で人を襲い金品を奪う I was mugged.
snatch 素早くひったくる Someone snatched my bag.
pickpocket 気づかれないよう、すりをする I was pickpocketed.

robの目的語は被害に遭った人や場所です。They robbed me.とは言えますが、「財布を盗んだ」はThey stole my wallet.が自然です。反対にThey robbed my wallet.とは通常言いません。

強盗・ひったくり後の4ステップ

安全確保・けがの確認・警察への連絡・カード等停止の4ステップ

  1. 安全な場所へ移動する:店、ホテル、駅、警備員のいる場所などへ移動する
  2. けがを確認する:出血、頭部への衝撃、強い痛みなどがあれば救急を要請する
  3. 警察へ連絡する:事件の場所・時刻・相手の特徴・奪われた物を伝える
  4. カード等を停止する:カード、スマホ、パスポートなどの停止・保護手続きを進める

犯人を追いかけたり、端末の位置情報だけを頼りに自分で取り返しに行ったりするのは危険です。まず安全を確保し、現地警察や施設の警備担当者の指示に従いましょう。

その場で助けを求める短い英語

  • Help!
    助けて!
  • Call the police!
    警察を呼んでください!
  • I was robbed.
    強盗に遭いました。
  • That person took my bag.
    あの人が私のバッグを取りました。
  • They ran that way.
    あちらへ逃げました。
  • I’m hurt.
    けがをしています。
  • I need an ambulance.
    救急車が必要です。
  • Please stay with me.
    そばにいてください。

安全な場所で状況を説明する英語

  • I was robbed near the station.
    駅の近くで強盗に遭いました。
  • Someone grabbed my bag from behind.
    後ろから誰かにバッグをつかまれました。
  • They pushed me and took my wallet.
    押されて財布を奪われました。
  • I was threatened, but I didn’t see a weapon.
    脅されましたが、武器は見ていません。
  • It happened about ten minutes ago.
    10分ほど前に起きました。
  • I’m safe now, but I’m very shaken.
    今は安全ですが、とても動揺しています。

はっきり覚えていないことを推測で断定する必要はありません。I’m not sure.(分かりません)、I don’t remember clearly.(はっきり覚えていません)と伝えて大丈夫です。

けがの状態を伝える英語

  • I fell and hit my head.
    転んで頭を打ちました。
  • My arm hurts.
    腕が痛いです。
  • I’m bleeding.
    出血しています。
  • I feel dizzy.
    めまいがします。
  • I can’t move my shoulder.
    肩を動かせません。
  • I need medical attention.
    診察が必要です。
  • Could you call an ambulance?
    救急車を呼んでいただけますか?

意識を失った、頭を強く打った、息苦しい、大量に出血しているなど緊急性が高い場合は、現地の緊急通報番号へ連絡してください。事故や大けがの基本表現は、海外の事故・救急で使う英語でも詳しく解説しています。

警察へ通報・届け出をする英語

  • I need to report a robbery.
    強盗事件を届け出る必要があります。
  • I’d like to file a police report.
    警察へ被害届を出したいです。
  • It happened on this street at around 8 p.m.
    午後8時ごろ、この通りで起きました。
  • There was one person.
    相手は1人でした。
  • I can describe the person.
    その人物の特徴を説明できます。
  • I didn’t see their face clearly.
    顔ははっきり見えませんでした。
  • My wallet, phone, and passport were taken.
    財布、スマホ、パスポートを奪われました。
  • Could I get the report number and a copy?
    届出番号と控えをいただけますか?

人物・逃げた方向を説明する

  • They were wearing a dark jacket.
    暗い色の上着を着ていました。
  • They were carrying a backpack.
    リュックを持っていました。
  • They ran toward the station.
    駅の方向へ走っていきました。
  • They left on a motorcycle.
    バイクで立ち去りました。
  • I can show you the exact location on the map.
    地図で正確な場所をお見せできます。

奪われた物を説明する英語

  • My shoulder bag was taken.
    ショルダーバッグを奪われました。
  • There was cash and two credit cards inside.
    中には現金とクレジットカード2枚が入っていました。
  • My hotel key was also in the bag.
    ホテルの鍵もバッグに入っていました。
  • My phone is still showing its location.
    スマホはまだ位置情報を表示しています。
  • I have a photo of the bag.
    バッグの写真があります。

財布やカードを奪われた場合は、海外で財布・カードを盗まれたときの英語、スマホなら海外でスマホを盗まれたときの英語、パスポートなら海外でパスポートを紛失・盗難されたときの英語へ進むと、停止・再発行まで確認できます。

ホテル・カード会社・保険会社へ連絡する英語

  • My room key was stolen. Please deactivate it.
    部屋の鍵を盗まれました。無効にしてください。
  • Please block my credit cards immediately.
    クレジットカードをすぐ停止してください。
  • I’d like to report unauthorized transactions.
    身に覚えのない取引を報告したいです。
  • I’d like to make an insurance claim.
    保険請求をしたいです。
  • Is robbery covered by my policy?
    強盗被害は私の保険で補償されますか?
  • I have the police report and medical records.
    警察の届出書と診療記録があります。

保険の補償範囲や必要書類は契約ごとに異なります。保険請求の表現は、「保険を請求する」は英語で?でも確認できます。

初心者は「これだけ英語」で乗り切れる

  • I was robbed. 強盗に遭いました。
  • My bag is gone. バッグがありません。
  • That person took it. あの人が取りました。
  • I’m hurt. けがをしています。
  • Call the police, please. 警察を呼んでください。
  • I need a doctor. 医師が必要です。

しゅみすけ(大山俊輔)

muggedやsnatchedが出てこなくても、「Someone took my bag.」「I’m hurt.」「Police, please.」で必要なことは伝わります。短く区切り、指さしや地図も使いましょう。

まとめ

強盗に遭ったならI was robbed.、路上で襲われて金品を奪われたならI was mugged.、バッグをひったくられたならSomeone snatched my bag.が使えます。

ただし、事件直後は英語より安全確保が最優先です。人のいる場所へ移動し、けがを確認してから、警察への連絡とカード・スマホ・パスポートなどの保護を進めましょう。言葉が出なければ、Help. I was robbed. Call the police.だけでも十分です。

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この記事を書いた人
しゅみすけ(大山俊輔)

b わたしの英会話および英語コーチングGRIT/be:RIZE代表。米国MBA取得、外資系企業4社での勤務経験を持ち、これまで多くの大人の英語学習を支援。日本語と英語の処理構造の違いに着目した「英語OS」の考え方をもとに、独学で伸び悩む人の学び直しをサポートしています。

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