round the clockの意味は?「24時間ずっと」の使い方と24/7・all dayとの違い

round the clockの意味・使い方・ニュアンスを示す昼夜のアイキャッチ画像

round the clockは、「24時間ずっと」「昼夜を問わず」「休みなく」という意味です。単に長時間続くのではなく、時計の針が一周しても止まらないように、昼から夜、夜から朝へと途切れず続く感覚があります。

病院の看護、システム監視、災害対応、工場の操業など、「誰か・何かが交代しながらでも、活動そのものは止まらない」場面でよく使われます。この記事では、意味の成り立ち、自然な語順、all day24/7との違い、会話で使える例文まで整理します。

round the clockの基本的な意味

round the clock = 24時間ずっと/昼夜を問わず/休みなく

多くの場合、副詞句として動詞の後ろに置き、「いつその行動をするのか」を説明します。

  • The nurses monitored him round the clock.
    看護師たちは24時間体制で彼を見守りました。
  • Our support team works round the clock.
    私たちのサポートチームは昼夜を問わず対応しています。
  • The factory operates round the clock.
    その工場は24時間稼働しています。

日本語では文脈に合わせて「24時間体制で」「不眠不休で」「昼夜を問わず」と訳し分けると自然です。

しゅみすけ(大山俊輔)

人が24時間眠らずに働く、という意味に限りません。担当者が交代しても、サービスや活動が止まらず続いているなら round the clock が使えます。

なぜ「時計の周り」で24時間になるの?

roundには「〜の周りをぐるりと」という感覚があり、the clockは時計です。時計の文字盤をぐるりと一周するイメージから、「時計が一周する間ずっと」つまり「昼も夜も途切れずに」という意味になります。

round the clockが昼も夜も24時間途切れず続くことを示す解説イラスト

大切なのは、一人がずっと続けることではなく、活動が止まらないことです。たとえば病院ではスタッフが交代しても、患者へのケアは続きます。そのような連続性を表せるのが round the clock です。

round the clockの語順とよく使う形

1.動詞+round the clock

最も基本的な形です。workoperatemonitorprovideなどとよく組み合わせます。

  • Engineers are working round the clock to fix the problem.
    技術者たちは問題を解決するため、昼夜を問わず作業しています。
  • Security cameras monitor the entrance round the clock.
    防犯カメラが入口を24時間監視しています。
  • The shelter provides care round the clock.
    その保護施設では24時間体制でケアを提供しています。

2.work round the clock to do

work round the clock to+動詞で、「〜するために昼夜を問わず働く」という形も頻出です。

  • Crews worked round the clock to restore power.
    作業員たちは電力を復旧させるため、不眠不休で作業しました。
  • We’re working round the clock to process all the orders.
    すべての注文を処理するため、私たちは24時間体制で作業しています。

3.round-the-clock+名詞

名詞の前では通常、ハイフンを入れてround-the-clockと書きます。「24時間体制の〜」という形容詞の働きです。

  • round-the-clock care:24時間体制の介護・看護
  • round-the-clock support:24時間対応のサポート
  • round-the-clock security:24時間体制の警備
  • round-the-clock service:24時間サービス
  • My father needs round-the-clock care.
    父には24時間体制の介護が必要です。
  • The hotel offers round-the-clock room service.
    そのホテルではルームサービスを24時間利用できます。

動詞を説明するときは work round the clock、名詞の前に置くときは round-the-clock service。この違いを押さえると書きやすくなります。

日常・仕事で使える自然な例文

仕事・トラブル対応

  • The IT team has been working round the clock since the system went down.
    システムが停止して以来、ITチームは昼夜を問わず復旧作業を続けています。
  • We can’t work round the clock forever.
    いつまでも休みなく働き続けることはできません。
  • Customer support is available round the clock.
    カスタマーサポートは24時間利用できます。

病院・介護

  • She needs to be watched round the clock.
    彼女には24時間の見守りが必要です。
  • Doctors monitored the baby round the clock.
    医師たちは赤ちゃんを24時間体制で観察しました。

ニュース・災害

  • Rescue teams searched round the clock for the missing hikers.
    救助隊は行方不明の登山者を昼夜を問わず捜索しました。
  • Volunteers worked round the clock after the storm.
    嵐のあと、ボランティアたちは休みなく活動しました。

家庭・暮らし

  • The baby seemed to cry round the clock.
    赤ちゃんは一日中ずっと泣いているように感じました。
  • That construction noise has been going on round the clock.
    あの工事の音は昼夜を問わず続いています。

最後の2例のように、話し手が「本当に24時間」を厳密に計測しているとは限りません。会話では「ほとんど絶え間なく」という強調にも使われます。

round the clock・all day・24/7の違い

round the clock:昼夜を通して活動が止まらない

連続性や24時間体制を強く感じさせます。医療、警備、サポート、災害対応などで自然です。

The hotline is staffed round the clock.
その相談窓口には24時間スタッフが配置されています。

all day:その日の朝から晩まで

all dayは基本的に「一日中」で、夜中まで続くとは限りません。

I studied all day.
私は一日中勉強しました。

「今日は朝から夕方まで勉強した」なら all day が自然です。詳しくはall day・all day long・every dayの違いも参考にしてください。

24/7:24時間・週7日、いつでも

24/7(twenty-four seven)も「年中無休で」「いつでも」という意味です。round the clock より短くカジュアルで、広告や日常会話でもよく使われます。

  • Our website is available 24/7.
    当社のウェブサイトは24時間いつでも利用できます。
  • Technicians are monitoring the network round the clock.
    技術者がネットワークを24時間体制で監視しています。

24/7は「利用可能な時間」を端的に示し、round the clockは「活動が途切れず続く様子」を描きやすい表現です。

day and night:昼も夜も

day and nightも長時間続けることを表しますが、24時間体制という制度的な響きより、「昼も夜も懸命に」という強調で使われやすい表現です。

She studied day and night for the exam.
彼女は試験に向けて昼夜を問わず勉強しました。

day in, day out:来る日も来る日も

day in, day outは、同じことが毎日繰り返される感覚です。「1日の中で途切れない」round the clock とは時間の見方が違います。詳しくはday in, day outの意味と使い方で解説しています。

日本人が間違えやすいポイント

「丸い時計」と直訳しない

ここでの round は時計の形を説明する形容詞ではありません。「時計をぐるりと一周して」という副詞的なイメージです。

名詞の前ではハイフンを入れる

  • They work round the clock.
  • They provide round-the-clock support.

名詞の前でひとかたまりの形容詞になる場合は、round-the-clockとハイフンでつなぐのが一般的です。

every dayとの違いに注意する

every dayは「毎日」であり、各日の中で24時間続くという意味ではありません。

  • The store opens every day.
    その店は毎日営業しています。
  • The store is open round the clock.
    その店は24時間営業しています。

round the clockが出てこないときの簡単な言い換え

この表現を思い出せなくても、基本語で十分伝えられます。

  • Someone is always there.
    いつも誰かがそこにいます。
  • We work all day and all night.
    私たちは昼も夜も働きます。
  • The service never stops.
    そのサービスは止まりません。
  • You can call us at any time.
    いつでも電話できます。
  • It is open 24 hours a day.
    1日24時間営業しています。

しゅみすけ(大山俊輔)

round the clock が出てこなければ、The service never stops. や You can call us at any time. のように、「止まらない」「いつでもできる」と直接説明すれば十分に伝わります。

会話で使ってみよう

A: Is someone monitoring the system at night?
A:夜も誰かがシステムを監視しているの?

B: Yes. Our team monitors it round the clock.
B:はい。チームで24時間体制の監視をしています。

A: That must be exhausting.
A:それは大変そうだね。

B: We work in shifts, so no one works all night every night.
B:交代制なので、誰かが毎晩徹夜するわけではありません。

この会話からも、「個人が眠らない」のではなく、交代しながら活動を継続する表現だと分かります。

まとめ

round the clockは、「24時間ずっと」「昼夜を問わず」「休みなく」という意味です。時計が一周しても活動が止まらないイメージを持つと理解しやすくなります。

  • 動詞の後ろ:work round the clock
  • 名詞の前:round-the-clock support
  • all dayは朝から晩まで、24/7はより短くカジュアル
  • 人が交代しても、サービスや活動が続いていれば使える
  • 簡単に言うなら The service never stops.

ほかの実用的な表現も、英熟語・定型表現の一覧から確認できます。

この記事を書いた人
しゅみすけ(大山俊輔)

b わたしの英会話および英語コーチングGRIT/be:RIZE代表。米国MBA取得、外資系企業4社での勤務経験を持ち、これまで多くの大人の英語学習を支援。日本語と英語の処理構造の違いに着目した「英語OS」の考え方をもとに、独学で伸び悩む人の学び直しをサポートしています。

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