such … that構文の意味は?語順・使い方とso … thatとの違いを例文で解説

such ... thatの意味・語順・so ... thatとの違いを示すアイキャッチ画像

such … that構文は、「とても〜なので…」「…するほど、とても〜」という結果を表す英語表現です。

たとえば、It was such a beautiful café that I took many photos. は「とても素敵なカフェだったので、写真をたくさん撮りました」という意味です。

よく似た so … that との大きな違いは、suchの後ろには原則として名詞を含むまとまりが来ること。この記事では、基本の意味から語順、冠詞a / anの位置、so … thatとの使い分けまで、自然な例文で分かりやすく解説します。

such … thatの基本的な意味

such … thatは、ある人・物・出来事の程度が非常に大きく、その結果として後ろの内容が起きたことを表します。

such+名詞を含むまとまり+that+結果

  • It was such a busy day that I skipped lunch.
    とても忙しい一日だったので、昼食を抜きました。
  • She is such a kind person that everyone trusts her.
    彼女はとても親切な人なので、みんなから信頼されています。
  • We had such bad weather that our flight was canceled.
    天気があまりにも悪かったので、私たちの便は欠航になりました。

日本語では「とても〜なので…」と原因から訳しても、「…するほど、とても〜」と結果側から訳しても構いません。

しゅみすけ(大山俊輔)

suchの直後だけを見るのではなく、「such+名詞のまとまり」で覚えると、語順で迷いにくくなります。

such … thatの語順

数えられる単数名詞の場合

such+a / an+形容詞+単数名詞+thatの順番です。

  • It was such an interesting book that I finished it in one night.
    とても面白い本だったので、一晩で読み終えました。
  • He made such a good impression that they offered him the job.
    彼はとてもよい印象を与えたので、その仕事をオファーされました。

such a beautiful place のように、a / anはsuchの後ろに置きます。a such beautiful place とはしません。

複数名詞・数えられない名詞の場合

複数名詞や数えられない名詞にはa / anを付けません。

  • They asked such difficult questions that I needed time to think.
    とても難しい質問をされたので、考える時間が必要でした。
  • There was such heavy traffic that we missed the beginning of the show.
    ひどい渋滞だったので、ショーの冒頭を見逃しました。
  • She gave me such useful advice that I changed my plan.
    彼女がとても役立つ助言をくれたので、私は計画を変更しました。

such … thatとso … thatの違い

such ... thatとso ... thatの語順と強調する部分の違い

どちらも「とても〜なので…」という結果を表せますが、後ろに置くものが違います。

構文 強調する中心
such … that 名詞を含むまとまり such a good movie that …
so … that 形容詞・副詞 so good that …
  • It was such a good movie that I watched it twice.
    とてもよい映画だったので、2回観ました。
  • The movie was so good that I watched it twice.
    その映画はとてもよかったので、2回観ました。

意味はほぼ同じです。ただし、suchは「そんなにすごい映画」という名詞のまとまりを、soは映画が「そんなによい」という程度を前に出します。詳しくはso … that構文の意味と使い方もあわせて確認してください。

suchのニュアンスは「その種類・程度のもの」

suchには「そのような」「それほどの」という感覚があります。単にveryで形容詞を強めるだけでなく、その程度の人・物・出来事をひとまとまりとして指し示します。

It was such a surprise that I couldn’t say anything. なら、「それほど大きな驚きだった。その結果、何も言えなかった」という流れです。

なお、例を挙げる such as や「BのようなA」を表す形とは役割が異なります。こちらはsuch A as Bとsuch asの語順・使い方で詳しく解説しています。

日常会話で使えるsuch … thatの例文

日常・買い物

  • It was such a cute bag that I bought it immediately.
    とてもかわいいバッグだったので、すぐに買いました。
  • They had such a long line that we went somewhere else.
    とても長い列ができていたので、私たちは別の店へ行きました。

仕事

  • It was such an important meeting that everyone arrived early.
    とても重要な会議だったので、全員が早めに到着しました。
  • She gave such a clear explanation that the client agreed right away.
    彼女の説明がとても明快だったので、顧客はすぐに同意しました。

恋愛・人間関係

  • We had such a nice conversation that I lost track of time.
    とても楽しい会話だったので、時間を忘れてしまいました。
  • He sent me such a thoughtful message that I almost cried.
    彼がとても心のこもったメッセージをくれたので、泣きそうになりました。

海外旅行

  • It was such a beautiful view that we stayed there until sunset.
    とても美しい景色だったので、日が沈むまでそこにいました。
  • The hotel was in such a convenient location that we walked everywhere.
    ホテルがとても便利な場所にあったので、どこへ行くにも歩きました。

日本人が間違えやすいポイント

suchの直後に形容詞だけを置かない

It was such beautiful that … は不自然です。名詞を使うなら such a beautiful place that …、形容詞だけなら so beautiful that … とします。

a / anの位置に注意する

正しくは such a nice person です。a such nice person ではありません。

that以下には結果を置く

thatの後ろには、原則として主語と動詞を含む文が続きます。

  • It was such a good deal that I couldn’t pass it up.
    あまりにお得だったので、見逃せませんでした。

thatを省略することもある

くだけた会話ではthatが省略されることがあります。

It was such a great party, I didn’t want to leave.
すごく楽しいパーティーだったから、帰りたくなかった。

ただし、学習中はthatを入れた基本形で覚えるほうが構造をつかみやすいでしょう。

簡単な英語で言い換えるなら

such … thatがすぐに出てこないときは、2つの短い文に分ければ十分伝わります。

  • The café was very beautiful. I took many photos.
    そのカフェはとても素敵でした。写真をたくさん撮りました。
  • The traffic was really bad, so we were late.
    渋滞が本当にひどかったので、私たちは遅れました。

very / reallyso(だから)を使えば、同じ出来事を簡単に説明できます。

しゅみすけ(大山俊輔)

会話ではso … thatのほうが作りやすい場面もあります。such … thatが出てこなくても、まずは簡単な形で伝えれば大丈夫です。

まとめ

  • such … thatは「とても〜なので…」「…するほど、とても〜」を表す
  • 基本語順はsuch+(a / an)+形容詞+名詞+that+結果
  • suchは名詞を含むまとまり、soは形容詞・副詞を中心に強調する
  • 単数名詞では such a / an … の順番になる
  • 難しければ、very / reallyを使った短い2文でも伝えられる

他の定型表現も体系的に学びたい方は、英熟語・定型表現のまとめもご覧ください。

この記事を書いた人
しゅみすけ(大山俊輔)

b わたしの英会話および英語コーチングGRIT/be:RIZE代表。米国MBA取得、外資系企業4社での勤務経験を持ち、これまで多くの大人の英語学習を支援。日本語と英語の処理構造の違いに着目した「英語OS」の考え方をもとに、独学で伸び悩む人の学び直しをサポートしています。

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